ちょっと気になるいい事、言葉、最新技術

書籍、映画、旅、最新技術から選んだ心に残るもの。速読者向けは、青文字表示。内容は小学生でも理解できる表現使用

またしても莫大な予備費 使いたい放題

2024-01-16 12:05:11 |  社会の歪みと偏見
『政府、来年度予備費1兆円に倍増へ 能登地震の復旧・復興=報道』ロイター記事。またしても莫大な「予備費」(使いたい時に使いたいだけ閣議で決める) コロナ禍でもそうだが、こんな莫大な予算を勝手に使える権限を閣議だけで決定できることが危険だ。これこそ企業との機密経費(内容明細不明)と政治家個人の裏金として使われそうだ。



電気で食物の育成?

2024-01-16 07:46:34 | 最新技術(IT)で変わる事
『植物の根に電気刺激を与えると成長が促進されることが判明』記事。人間でも電気刺激によるマッサージで、心臓、肩こり、頭痛などを回復させているが食物には「再生・成育」があることで肥料改革から分野が広がりそうだ。今で言う「人口農場」(ビル内でも育成)に良い方向に影響しそうだ。




「他人の幸せの為」の行い『市松師匠幕末ロマン黒髪』

2024-01-15 11:57:27 | 人生を「生かす」には
人の為、世の為、自分を犠牲にして他人を助けたい気持ちで師匠市松が動く。自分の幸せよりも他人の幸せを、自分にできなかった夫婦の幸せを復活させたい気持ちが行動に出る。現代、そんな政治家はいるだろうか、誰もが「保身」「自己主義」ばかりに見える日本の政治はこのままでは続かない。
『市松師匠幕末ロマン黒髪』坂井希久子
「概要」駕籠屋「瓢屋」の三女であるおりんには三味線で身を立てるという密かな夢があった。そのために師事する市松師匠は腕前はもちろん、その名の通り人形のように白く整った顔をした絶世の美女で、おりんの憧れの的。だが、ある日の稽古帰り、忘れ物を取りに稽古場へ戻ったおりんは想像だにしない事態を目にする……。
師匠市松は三味線の師匠であり、肌の美しい女体のような人。だがある日、習い事を学ぶ瓢屋のおりんに市松の正体(陰間)がばれる。ところがおりんは三味線が上手くなりたいがために沈黙し他人には話さないと約束する。それは、おりんの姉が嫁いだが出戻りとなったことだ。
ー市松がその理由を探索、解決しようと姉の嫁いだ旦那の遊びの店に芸妓なりすまし動きだす。すると「本店を乗っ取る」というその旦那にあい、懲らしめる行動に出る


実用化レベルの新技術

2024-01-14 12:47:00 | 最新技術(IT)で変わる事
実用化レベルの新技術
基本的には現在ある技術がもっと効率的に、安価で、使いやすいものが世に出てくることだが、私が気になっている技術は特に、「電池技術」「エネルギー技術」「セキュリティー技術」と「食物培養技術」だ。少子化、高齢化、労働者不足、IT化低迷、資源の無い日本での独特の技術が今後発表され、実用化されていくことを期待したい。 本書で得た技術一覧(一部抜粋)
五感センサー、蓄電池含めた電池技術(ナトリウムイオン電池・ペロブスカイト太陽電池)、AR/VRバーチャル技術、遠隔/オンライン技術(医療・教育・介護)、ハイブリッドロボット、省エネ技術(カーボンリサイクル・水素・人口光合成)、セキュリティー暗号技術(SOAR)・医療技術(MR・認知診断・血糖値/糖尿病・脳モニタリング)、宇宙ゴミ除去、人工肉(培養肉・食物由来肉)
世界を変える100の技術
日経BP2024年1月
「概要」すべての技術に、1200人超のビジネスパーソンへのアンケートによる「2030年の期待度」も記載。2030年をつくる新技術の内容やその期待度がよくわかります。
・マテリアル&フード
ひび割れを自分で治すコンクリート/バイオプリンティング/バイオプラスチック/培養肉/セメントを用いず砂同士を接着
・ヘルスケア
食べられるロボット/mRNAワクチン/AI医療/Muse 細胞/腸活センシング/血液1滴でアレルギー検査/転んだときだけ柔らかくなる床
・IT
AI音声合成サービス/量子インターネット/AIチップ/3次元都市モデル/ローカル5G
・エネルギー
二酸化炭素直接空気回収/人工光合成/水素の大量輸送/ポストLiイオン電池
・ライフ&ワーク
NFT/民間デジタル通貨/ハッピーテック/スマートロック
・セキュリティー
脱PPAP/ゼロトラストネットワーク/コンフィデンシャルコンピューティング
・トランスポーテーション
自動運転レベル3/アップルカー/宇宙データセンター/合成開口レーダー


加齢の炎症を減らすことで病気をなくす

2024-01-14 07:40:20 | 世界の常識(平均値など)
加齢に伴う炎症「炎症老化(inflammaging)」を抑えることは、体の痛みと炎症と病気(がん、糖尿病、心臓病、アルツハイマー病)とに関連していると言う、ナショナルジオグラフィック記事。ストレスがかかった細胞は機能を失うと、体内に炎症が多く病気になるリスクが高い、と言う。解消方法は、定期的な運動(1日15分の運動)は、DNAの修復を促し、ミトコンドリアの機能を高め、老化の制御に関わるとされるタンパク質「サーチュイン」を活性化させる。もう一つの炎症老化は食生活によっても改善できる。それらは全粒穀物、野菜、果物、ナッツ類、魚を中心とする地中海食だ、と言う。


フェイク動画の始まり

2024-01-13 12:52:29 |  社会の歪みと偏見
生成AIを使って作成された著名人などの偽動画ディープフェイクを用いた詐欺的広告動画が、YouTube上で横行。ディープフェイクを作成された著名人にはジョー・ローガン、テイラー・スウィフト、アンドリュー・テイト、スティーブ・ハーベイ、ドウェイン・ジョンソン、オプラ・ウィンフリーなどが名を連ねており、ディープフェイク広告動画はYouTube上で合計1億9500万回以上再生、と言う記事はまだ始まりに過ぎない。今後日本でもサイト閲覧数獲得の為に起こる出来事だ。



自由に生きる術がない社会『レッド・スパロー』⭐️4.0

2024-01-13 07:42:03 | 映画から見える世の中の動き
工作員としての任務、それはプライドを捨て、恥も捨てた身で行動できる事。その訓練を受ける裏では已に止まれない理由があり、多くは国家に牛耳られ身動きできない身である事だ。他人より才能がある分、国家に利用され、成功しても、失敗してもその行く末は同じことになることが分かっていてもやめることができない。世界の社会主義、共産主義などで生まれながらの決められた人生は日本の自由の中で育った者には理解が難しい
『レッド・スパロー』2017年作
ロシアの工作員となった元バレリーナがロシアの情報を漏らしているスパイを探し出すサスペンス映画だ。 ロシアの工作員としての訓練から始まるこの映画はスパイとしての人間性(プライド・恥を捨てることから)を無視したもので厳しい。ストーリーは米国のスパイへのアプローチから展開し、同国のスパイを暴く展開となる。


正しい日本語とその意味を理解『文章がうまい』

2024-01-12 12:51:17 | 人生を「生かす」には
日本語文章・単語が最近富に略語形式で表現するようになった。それはスマホで短略的な文章をやり取りする若者の流行りでもある、だが、言い回し方が変わる(呼応表現)のは良いとしても意味がまるっきり逆語になるのは解せない。例「全く~」「全然~」などである。時代とともに変化するのも良しとしなければ時代についていけないのは寂しいが思いが逆になるのは悲しい
『文章がうまい』山口拓郎
ーサラッと使えば出来る人
・なぜなら・確かに、しかし・一方(で・では)・簡単に言うと(言えば)・前者は~、後者は~・繰り返しになりますが・言い換えれば・もさることながら・とは限らない・強いて言うならば・に他ならない・にみならず・~にしても、~にしても・裏を返せば・~と同時に
ーセンスのある4字熟語
・異彩を放つ・身につまされる・功を奏する・類まれな・得手不得手・知る由もない・に堪えない・得てして
理路整然・首尾一貫・言語道断・言行一致・出処進退・初志貫徹・一気呵成・付和雷同・針小棒大・慇懃無礼・馬耳東風・呉越同舟・四面楚歌・八面六臂・一蓮托生・有象無象・紆余曲折・当意即妙・異口同音・曖昧模糊・多士済々・我田引水・一意専心・試行錯誤
ーレベルアップフレーズ
・遅ればせながら・折を見て・むしろ・かえって・はと言うと・に反して・に引き換え・あまりの~に・だけに・につき・あるまいし・後学のために・それだけに・あまり・と言っても・にも関わらず・をおいて・ないし・なおのこと・および・ならびに・なおかつ・はたまた・~としたら・たとえ~ても・を抜きにしては・とあれば・にせよ・つまり・要するに・なにしろ・と言うものは・際に・まるで~のようだ・はじめとして・そもそも・に従って・につれて・に伴って・よく言えば・悪く言えば・それ以上でもそれ以下でもない・控えめに言って・に応じて・をものともせず・をよそに・多かれ少なかれ・少なからず・極まりない・限りなく・総じて・先んじて・つまるところ・より他ない・に越したことはない・然り・ましてや・この上ない・に足りる・ベクも無い・あわよくば・言わずもがな・図らずも・思いのほか
呼応表現
なぜなら~から・したのは~から・~は~こと・おそらく~だろう、はずだ、と思う・多分・きっと・やがて・そのうち・もしかしたら・少しも~ない
・滅多に・全く・それほど・断じて・まるで・到底~ない・必ずしも・絶対に・間違いなく・まさか・よもや・決して~ない


家庭で利用のAIロボットが登場『BALLIE』

2024-01-11 12:04:49 | 世界の動きから見えるもの
韓国サムスンは AI ボット「Ballie」を発表(黄色いロボットはボウリングのボールくらいの大きさ)。ユーザーは音声コマンドやテキストメッセージで制御でき、1、手招きで呼び寄せる、2、他のスマートデバイスと対話する(例: スイッチのオン/オフが可能)、3、写真やビデオを壁に投影する、などが出来るという。いよいよ家庭でのロボットが登場し、今後各社も参入する競争激化の年となるだろう
もう一点は、LGが発表した歩行・おしゃべりロボット(下記写真)


「権力」の差は忖度される『朽ちないサクラ』

2024-01-11 07:46:07 | ミステリー小説から見えるもの
社会の矛盾、理不尽さを感じる人間社会は複雑だ。この小説では警察と公安での立場の違いから「守る」立場が違い、国民一人一人に対して国家的概念の違いが犠牲を招いてもそのまま葬ることになる。未解決の事件事故などその両者が絡むものは「地位」「権力」における格差は見た目以上に深く、巨大なもので、無已やにされているのも多いのではないかと疑問を持たせる
『朽ちないサクラ』柚木裕子
「概要」警察のあきれた怠慢のせいでストーカー被害者は殺された!? 警察不祥事のスクープ記事。新聞記者の親友に裏切られた……口止めした泉(いずみ)は愕然とする。情報漏洩の犯人探しで県警内部が揺れる中、親友が遺体で発見された。警察広報職員の泉は、警察学校の同期・磯川刑事と独自に調査を始める。次第に核心に迫る二人の前にちらつく新たな不審の影。事件には思いも寄らぬ醜い闇が潜んでいた。


窮地で何を、誰を信頼するか、その重要さを知らされる『カンダハルを突破せよ』⭐️3.5

2024-01-10 13:16:31 | 映画から見える世の中の動き
異国での信頼は現地語の言葉がわかる人物と昔からの友人のみだ。 無法地帯であれば尚更に「信頼」とは何なのか知らされる。唯一通訳の現地情報を元に敵の網を潜り抜ける映画だ。現代ビジネスでも信頼できるのは「金」だけと言う慣しがあるが、昔からの友人、仲間でない限り人を単に信頼するのは極まりない、特にアジア諸国では
『カンダハルを突破せよ』2023年作
米国国防省からの機密工作でイランに入ったCIA工作員トム・ハリス(ジェラルド・バスラー)は内部告発で正体がバレ、カンダハルからの脱出する。 だが正体がわからないものから狙われ始めた。同行するのは通訳として来た者だ。


読書でストレス解消・死亡リスク減・長寿と言う調査

2024-01-10 07:55:49 | 世界の常識(平均値など)
@『たった6分でストレスを68%も削減する…音楽鑑賞、散歩、コーヒー、ゲームよりも効果的なストレス解消法』プレジデントオンライン記事。東京大学特任研究員の安川新一郎さんは「読書量は、年収、長寿、ストレス軽減との相関がある。米イェール大学の調査によると、週に3.5時間まで読書をするグループは、向こう12年で約17%死亡リスクが低く、平均して2年ほど長生きしている」という。