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「片付け」は疲労感を減らし生産性も高くなる

2024-01-26 12:19:21 | 世界の常識(平均値など)
「片付けと整理のしかたを学べば、疲労感を減らし、職場での生産性が上がり、生活の質を大幅に向上させることができます」と、米デポール大学の心理学教授ジョゼフ・フェラーリ氏は言う。整理されていない部屋はまた、集中力と判断力を低下させ、散らかった環境で仕事をすると、すぐに疲労感が引き起こされる可能性があり、定量化しにくい生産性の低下をもたらす、と言う。片付けが上手な人たちは時間の管理が得意だという点も理由の一つ
整理された空間を手に入れたらどれほど気持ちがいいかを想像し、作業を始めるモチベーションにすることを提案する。「その空間を別の目的に活用できたら、どんなふうに暮らしがよくなり、もっと生産性が上がるだろうかと考えてみてください」と氏は言う。「1日に5分を整理整頓に費やすだけで、数週間のうちに多くのことが片付き、整理された状態を保つ習慣が身につきます」

「情状酌量」仮保釈になる理由『虚ろな十字架』

2024-01-26 07:35:58 | ミステリー小説から見えるもの
@情状酌量とは。家族を失った悲しみは犯人に対して「動機なんか関係無い、どんな理由であれ遺族は救われない、だからやはり自分達は死刑を望む」は遺族の立場で当然に思える。だが、現実殺人事件の加害者は裁判で死刑求刑されても、無期懲役が求刑されても情状酌量で数十年、もしくは数年で仮釈放となり、その処置は遺族には伝えないと言う。一方、家族、親族の中に犯罪を犯したものがいる側に立つと、世間の見方は冷たく全く異なるが、たとえどんな酷い事件でも償いに関して減刑酌量を望む。本文で「仮釈放」など発令する理由は、刑務所のキャパ次第でもあるという、説には驚きだ
『虚ろな十字架』東野圭吾
「概要」中原道正・小夜子夫妻は一人娘を殺害した犯人に死刑判決が出た後、離婚した。数年後、今度は小夜子が刺殺されるが、すぐに犯人・町村が出頭する。中原は、死刑を望む小夜子の両親の相談に乗るうち、彼女が犯罪被害者遺族の立場から死刑廃止反対を訴えていたと知る。一方、町村の娘婿である仁科史也は、離婚して町村たちと縁を切るよう母親から迫られていた―。