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生きる喜びを求めて『生きることの意味』

2020-08-26 07:54:25 | 歴史から学ぶ
人間の生きる喜びとはソクラテスの言う「何か生きがいを求めること」であると、それに人間としての教養を身につけ美的感覚の感受性を養い、日頃から「何をなすべきか」を考えることが人間らしく生きる事に繋がるのではないだろうか。 贅沢から幸福は容易ではない、は刺激される。 ソクラテスの「生きる十七の教訓」がここにある
・「哲学」
    哲学はただの生活の目的のためには、すぐには役に立たないかもしれない。哲学は無用なものであり、不必要なものであると言われても、それに違いないような気がすることが多い。しかし哲学というものは、そういう無用、有用の区別の元になる、低い目的性を問題にするところから始まるのである。ソクラテスの、「人はただ生きるために生きているのではなく、何か生きがいのあるものを求めて生きているのである」そこに哲学が生きるのである
・「ヒューマニズム」 
    人間性は教養によって形作られる
・「幸福について」 
    幸福な生活とは「生きていていいなあ」と思い、「人生は美しい」と感じさせられる生活
    「知足」不幸は不足の感じから生まれる 「足ことを知ること」
    我慢する生活が唯一の美徳で不幸を感じない
    贅沢から幸福を作ることは想像するほど容易ではない
・「美について」
    一番近い美というものは、人間の美なのである(肉体の美しさ)
    美は外のみに見られるのではなく自己自信を美しくすること(自愛)
・「ペシミズムについて」
    人々はなぜ厭世的な言葉を好むのか(もっと不幸な人がいることを考える)
・「教養について」
    教養は専門家を作るものではなく、一般的な意味において人間を作るものだと考えられる
    人間らしさを形成するもの、人間的な美しさを養うこと
    自分を美しく飾ろうとする意欲には人間の共通のより良くしようとする願いが含まれる
・「考える葦」
    「何をなすべきか」を考えること
    生活を一歩でも前進させ、より良くするためには、現状に安んせず、思想を先に掲げて、行動と生活をこれに追随させるように努力しなければならない


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