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「力」が守り抜く唯一の行動『Let Him Go』⭐️5

2021-05-06 17:03:08 | 映画から見える世の中の動き
孫との生活を夢見ていた夫婦が見たのは卑劣な夫のDV(虐待)との遭遇だった。唯一血のつながりのある孫が何も言わず突然引っ越してしまう。そこは卑劣で冷淡な夫で、孫を守りたいが一心で身を投げ出す老夫婦のサスペンス映画だ。 
法的に解決できること、そうでない事が世間には数多くある。最悪、条理に反し解決できない様、「力」関係が判断を鈍らせ不条理な判決となる場合だ。日本も法の下に働く者ほどその道理を知っている筈だが弱者を守る傾向が一向に変わる気配もない
『Let him go』
息子を亡くした老夫婦、引退した保安官ジョージ(ケビンコスナー)と妻マーガレット(ダイアンレイン)は、突然何も言わず引っ越しをした孫と嫁、その新たな暴力的な夫を探しに出かける。ようやく見つけたその夫の家族は、異様な雰囲気で冷たく、マーガレットに対しても孫を近づけない様にした。ジョージとマーガレットは嫁と孫を連れ戻そうとするが、逆に相手の家族から攻撃を受け斧で指を切り落とされる。地元の警官は単なる事故だと何もせず、ジョージは決心してその家族の元に乗り込む。

上司として対局を見極める冷静さの必然性『誉れの競べ矢』

2021-05-06 11:43:16 | 経営・リーダーシップに必要な事
@「誉れの競べ矢」上司たるもの見るべき所、判断すべき所を間違えてはならない。上に立つものは、決断する前に対局を冷静に見極め何を優先するべきなのかを判断する事である。 現代も然り、リーダーシップの判断材料を疎かにするのは、数少ない材料(情報)から対局を冷静に見極める力が足らないからだ。そこには経験値も必要だがこの冷静さの重要だということを忘れてはならない。それは時として「時間」もあるということ。
『何かを捨てないと前に進めない』スティーブ・ジョブズ -
『山本周五郎作品集13』山本周五郎
・「誉れの競べ矢」
兵学を重じていた武将は競べ矢を辞退しようとしたが伊達政宗は頑として譲らず競わせた。その結果矢は的を外れ「歳の所為だ」と言われその武将は城下を去った。ある日その武将の娘が鷹を傷もつけず仕留めたことで、またしても競べ矢を命じると娘は的の仕掛けを見抜き上告すると名手と言われた武将は逐電してしまう。政宗は娘の父にお詫びすると「一矢を射るも一人を倒すのみ、兵学は一指揮万人を動かして、全軍の勝敗を決する重き任で、それとこれとをケジメもつかぬような暗愚の殿には、帰参せいとあっても手前の方よりお断り申す」と進言した。(対局を見極める・大事な事を優先する事)
・「梅雨の出来事」
牢獄人が脱走し、武家の仲間を切り捨てる事件があった。それは奉行氏に務める夫の仕業で、仕業を見破ったのは妻だった。夫は競合する奉行所の仲間の手柄を嫌って、牢獄人を逃亡させ本人を上方に逃亡させ、殺害を図ったのは夫自身であった。仕業がバレたのはほの字がつく文が実は牢獄人からのもので無事脱獄、貰った金銭で上方で落ち着いたとの知らせだった事だ。
・「美少女一番乗り」
高山の山中に数百年前から住み着いた落人侍たちが村を守っていたが村の中から謀反を企てるものが現れた。それは当主と山の古い地図を引き換えに金銭と侍大将への褒美を狙ったものだった。だが、謀反者は敵の館の寸前で当主の娘にやられてしまう。

時代遅れの世代に必要な心構え『Senior Moment』⭐️5

2021-05-06 07:52:14 | 映画から見える世の中の動き
老後をクラッシックカーで楽しむことを趣味としていた男が若者に感化され災難が襲いかかる。免停に車の盗難、だが周りの支援者に支えられる、ユニークロマンス映画だ。古い車に凝るのもいいが、最新の車で安全運転が年寄りには一番、古いものだからこそ新しいもので若返ることがいいかもしれない。デジタルの社会は日々進化し続ける、常に追い続けるのは無理だがデジタル音痴なる前に最新型を手にした方が良いかもしれない。特に携帯電話と車。  それと老いると何でも早合点しがちで過ちを犯しやすい。それはいい意味での豊富な経験値と先入観が邪魔する、のだ。
『Senior Moment』
ビクター(ウイリアム・シャトナー)は、元NASAのテストパイロットだった。だが、危険運転者として裁判所から運転禁止を受け、公共交通機関を利用することを余儀なくされた。年老いたが、若い娘には目がないビクターは、乗合バスの社内でキャロライン(ジーン・スマート)と出会い一目惚れ。その後年代物の愛車ポルシェが盗まれたことで心臓麻痺で緊急入院、恋したキャロラインに失望し災難が続いたが、運転の再試験で見事合格。再びキャロラインのカフェを訪ねると自分の誤解が解ける、それはキャロラインの恋人と思った男性は実はLGBTだった。