@人は生まれながらの家系と人生での人との出会いは様々な選択に出くわす。そこからいかなる道を選び行動に移すかで偉人となるか平凡な人として生きていくかである。生まれた環境に恵まれた者、そうでない者、それぞれ一長一短あるが一番の分岐点と成功は何に興味を持ち、どこまで探し続けれる(やり遂げる)かと言う好奇心の継続かもしれない。
『Stay hungry. Stay foolish. ハングリーであれ。愚か者であれ』スティーブ・ジョブズ -
『語り継ぎたい日本人』モラロジー研究所
・この書籍の目的は「歴史に学ぼう、先人に学ぼう」と江戸時代から昭和に生きてきた人物(裏方)を描いたものである
「尾高惇忠」深谷市「藍香塾」創設・富岡製紙工場初代場長
「仁とはすなわち道徳である。自分に対しては識、すなわち理性を持ってのぞみ、他に対しては恕、すなわち思いやりの心を忘れてはならぬ。しかも、人が何かをしてくれるのを待たず、自らが率先して人のために為すことが肝要だ」
「地位を得ようとか認めてもらことでなく、それに値する行動をしようと努めること」
「東井義雄」教育者 「命の教育」=自分の在り方、生き方を主体的に考えさせる教育
うさぎと亀の話を「あの話はどんなにつまらない兎にもなれないが、日本一の亀にはなれると言う話ではないか。そうすると僕も、日本一のビリっ子になれるではないか」(一番より尊いビリ)
「人間には屑はない。誰でもどこかに値打ちを持っているもの」
「培其根」=見えない「根」に育てる力があるー見えないところで、見えないものが、見えるところを支え、生かし、養い、あらしめている
「昭憲皇后」明治天皇の皇后 赤十字社設立 道徳教育を重んじ女子教育を支えた
「時代がどのように変化しようとも奥ゆかしさの中に知性あふれる日本女性であることを希われ」女子師範学校(お茶の水女子大学)、華族女学校(女子学習院)を設立
「慈悲がなければ人の心は動かせない」(内助の功・感化力)
英国公使は「日本の皇后のように風格が高いお方を見たことがない。皇后は実に慈悲と権威を有する天使である」
「濱崎太平次」幕末薩摩豪商・指宿
薩摩の御用船を建造したのが23歳、全獄長者番付トップになったのが32歳
貿易商から密貿易まで(幕府が黙認した理由は莫大な費用を太平次が拠出したこと)
薩摩藩調所笑左衛門は負債5百万両を踏倒、財政的な成功を収めた裏には太平次がいた
私利私欲を捨て国家のために貢献(財政支援)明治維新を勃興させる切り札人材だった
「相沢忠洋」岩宿遺跡発見者 日本の考古学最大の発見(3万5千年~1万5千年前)
小豆売りの丁稚が独学で勉強、地方を歩くことで見つけた土器が最大の発見となる
「一家団欒」の経験がない身よりもないことで勉強も不十な生活状態だった
「青木昆陽」さつまいもで飢餓を救った立役者・儒学者
江戸時代の飢餓を救った救世主「蕃藷考」(さつまいも研究書)
さつまいも:乾燥した土地でも育ち食物繊維が豊富