@映画『Can you ever forgive me』 2018
Lee Israel(メリッサマッカーシー)ジャーナリストは、1970年代から80年代に著名な伝記作家(猫愛好家)だった。 だが今は落ちぶれ、無職となり、借金を抱えていた。持っている本を販売しようとするが売れず、ふと壁にあった著名なサイン入り手紙が言い値で売れた。ある日、図書館である古書から著者の手紙を発見、これが思った以上の値段で買い取ってもらえ、驚嘆する。 そこで仲のいい友人Jack(リチャード・E・グラント)とともに、古い芸術小説の遺物を盗作詐欺をしようと思い立つ。次々と古書を求めその著者の手紙を偽装し販売する。だが、エスカレートしたことで偽装がバレ、ジャックは何者かに暴行、Leeは逮捕される。保釈後、ジャーナリストとして再出発する事を決意し、古書店のウインドウで一枚の手紙を発見する。それは過去、栄光の日々を送っていた自分の手紙が販売されていた。**人を騙すのは罪悪感がある、だが生活苦には変えられない。窮地に追い込まれると人は周りが見えなくなる。楽に稼いで一生を駄目にするか、苦しいがそれでも一生懸命努力するか。楽に稼ぐ商売・話・噂、人生の分かれ道には「表と裏」・「善と悪」がある、選ぶのは自分だ。