@男女関係と社会環境がここ数十年で微妙に変化している。それは、閉じこもり、恋人・交際無し、セックスレス、少子化、結婚しない、離婚する熟年夫婦など。そして孤独を楽しむ。とあるがこの先どうなるのか、一人寂しく食事、室内で余暇を楽しみ、病気をしても誰も介護する家族も無く、誰も知らず一人寂しく死ぬ、ということになるのか。現実この世界に今日本が突入したばかりである。少子化問題、超高齢化社会などなど、ここにある幼い時の人との触れ合い、情を知り、感受性を高め、知を学ぶが逆転しており、世間体を気にする過敏症候群的な社会になりつつある。だから人との接触を避け、人を思う心が欠け始めている。昨今の奇妙で惨殺な包丁殺傷事件、元官僚の息子殺害事件など要因の一つではないだろうか。 まずは何と言っても「教育」、家庭での教育からだろう。
『知より情だよ』渡辺淳一
- 「今一番欠けているのは、熱い恋するエネルギー」「人間、少し馬鹿目がいい」「何事も気持ちがいいことは全て体にいいのである」—尤もらしい理屈に縛られえるより、自ら欲するところに幸あり。人と人とが接する事でしか体得できない、人間学の重要さを説いた。
- 男性の更年期障害の治療は、元の世界・仕事に戻ること。
- 高脂血症・高血圧・高血糖は中高年の5割がなる
- フランス語の語彙の豊富さ
- 女性の秘所語彙は178もある
- 愛の園・秘密の淵・薔薇・睡蓮・小さな花瓶・子猫・鳩など
- 人間は意外に結婚など望んでいない・独身者(女性)の急増
- 社会的倫理とか規範が崩れると、どこまでも自由で楽しいようで少し不気味になる
- 知より情だよ(世間の事件から)
- 教育において喜怒哀楽を素直に感じ、自然に表現できる情操教育が必要、まず情を教え、そこで豊かな感受性を養った上で、知を教え、さらに人と接して、人間を知って行く。
- 高齢者の再雇用
- アメリカ、イギリスを超えてすでに日本は世界最高基準にある。
- 死亡欄で知りたいところは死因と場所
- 「心不全」は死ぬ直前のこと、知りたいのは死因、病名
- なぜ魚の切り身は皮を表に出すのか
- 魚の種類を確かめるための江戸時代からの料理作法
- 現代セックスレス(夫婦喧嘩)
- 「妻が先に怒りだす」が43%と男の37%より多い
- 「先に謝るのは夫」が先の30%で妻は13%
- 社会地位が変化しており経済力のある女性が増えたこと
- 別れた夫婦で夫・男は「未練深い」元に戻りたいが強い
- なぜ、討ち入りの日は雪なのか
- 太陰暦と太陽暦。日本は明治6年から太陽暦採用
- 太陽暦で12月は太陰暦では1月だから
- 討ち入りは太陽暦だと12月14日となる
- 鈍さは才能(鈍感力)
- 人間関係において日本人はあまりにも敏感すぎる
- 原因は人との接点が少なく、過保護に育った環境、閉じこもり
- 屁理屈だけを知って人間を知らない人々が増えた
- 敏感でなるのは超過敏、人間鈍感になるのも才能
- 美の基準
- 1対1.618と言われるバランス
- テレビに出て思ったこと
- ヤラセ番組・製作者側の安易さ・若手の製作者とのギャップ(TV視聴者は高齢者が多くなっている)