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就職への悩み「会社に頼れない時代の「資格」の教科書

2019-06-20 15:34:34 | 人生を「生かす」には

@人生に於いて就職は一代イベントである。特に日本の就職者、学生は海外の学生と比較して就職に悩む人が多い。それは日本の教育が、誰もが一定基準を満たすように平等・均等教育されていることで、特別な技能教育をほとんど受けていないことである。なので最初の就職先での扱いは新入社員=資格未経験・技能不足者・社会知識不足者として雇われる。 それと日本の試験は特に机上の勉強・記憶力が抜群の人だけが関門を突破できる仕組みになっており、入学すれば人生の半分は過ぎたかの如く評価する人が多い。 私の経験からこれからの世は同じ人間を同じように作り出す教育制度より、何かに長けた才能・能力を十分伸ばせる教育を施すシステムに変更することが社会・経済の貢献に役立つ人材になると確信している。 時代にあった人材育成はまさに今からでも進めなければ将来の日本に希望の社会を望めないと思っている。 それと日本の資格試験等は国家試験は別としても世界で通用する「資格」を得ることの方が重要だと思う、それにはもっと積極的に海外に留学(遊学でも)し学び、将来の人脈を広げることだと思う。

『会社に頼れない時代の「資格」の教科書

  • もはや「一生、一つの企業で勤め上げる」と言うキャリアが期待できない時代。自分で自分のキャリアを切り開くために「資格」は強い武器となる。ただ、世の中には無数の資格があり、どれを選んだら良いのかわからない。各界の「資格プロ」たちを徹底取材、そこから見えてきた、資格をキャリアに生かす方法、および「本当にとるべき資格」とはを探る
  • 就職・職業の「武器」としての「資格」
  •             経営陣を未座主なら「中小企業診断士」
  •                         「経営学検定」「リテールマーケティング検定」
  •                         「ビジネス実務法務検定」「知的財産管理技能検定」
  •                         「ビジネスコンプライアンス検定」
  •                         「モチベーション・マネジャー」「ビジネス心理検定」
  •                         「メンタルヘルス・マネジメント検定」
  •                         「秘書検定」「産業カウンセラー」
  •             新分野でのプロは「ドローン検定」2015年スタートの検定
  •             数字のプロ「日商簿記」
  •                         保険業界「アクチュアリー」
  •                         銀行業界「銀行業務検定」
  •             何かの国家資格なら「宅地建物取引士」
  •                         「弁護士」「司法・行政書士」「税理士・公認会計士」
  •                         「社会保険労務士」「キャリアコンサルタント」
  •                         「衛生管理者」
  •             ITコンプレックスであるなら「ITパスポート」
  •             ビッグデータの波 に乗るなら「統計検定」
  •             次の外国語を狙うなら「HSK」(中国・アジア系言語)
  • 注目の資格
  •             「3Dプリンター活用技術検定」「IoT検定」
  •             「ファイナンシャルプランナー」
  •             「情報セキュリティマネジメント」
  •             「プロジェクトマネジメント」「ITストラテジスト」
  •             「社会福祉士」「ケアマネジャー」「介護福祉士」
  •             「保育士」「管理栄養士」
  •             「観光ガイド検定・東京・京都」
  • 「資格勉強のステップ」
  •             外部分析(市場環境)・自己分析・戦略から戦術
  •             達成できそうな明確な目標を設定
  •             フィードバックがあること(満足度を図る)
  •             自己統制感覚があること(集中力を高める)
  •             アウトプット・イメージしながら記憶に残す
  •             キーワードを思い出し書き出す

最新モノを採用する勇気『雷神の筒』

2019-06-20 08:31:43 | 歴史から学ぶ

@最新技術を駆逐したものが世界を制覇する、現代のIT/GAFA群。 織田信長も最新モノ「銃」を採用することで戦国武士の頂点・覇者になることが出来たのである。それを知らしめたのがここにある橋下一巴であり、雑賀孫一である。兵士二百人分の人足に相当した高額な「銃」を採用し、一気に数千挺もの銃を購入した決断には想像を絶する。 現代で言うならば中小企業がスーパーコンピュータを購入し、最新の分野に進出するようなものだろうか。誰もが疑問視するような投資に決断できる経営者の姿勢には唖然とする。だが、現実GAFA企業群に似た多くの企業はそうしている。理論武装し、市場分析も明快なモノは既に世の中に出回っているからこそ、これからは意外性を持った開発・市場を作り出すことが必要なのだ。そこには大切な「人材」(信頼できる優秀な)も必要なことを忘れてはならない。

『雷神の筒』山本賢一

  • 織田信長はなぜ覇者になれたのか。若き日の信長に鉄砲を指南し、最強の鉄砲衆を創り上げた男の存在抜きには語れない。橋下一巴。始めは民を守るために鉄砲の改良と応用に打ち込んだ。塩硝のルートを求めて種子島に飛び、好敵手・雑賀孫市と出会う。主君が覇道を邁進する一方、悩みを深めた。疎まれつつも仕え続けた一巴の生涯を通じ、信長の天下布武への道を艶やかに描いた斬新な長篇戦国絵巻。
  • 種子島に伝わった最初の銃は30g、口径17ミリの筒で堺の鍛冶屋が作った銃は37.5g光景18ミリだった。最初は信長軍に2百挺。不足ぎみだったのが塩硝で国内でも作り出す。銀一貫目で塩硝10斤、1斤の塩硝に硫黄と炭の粉を加えれば750gの玉薬ができた。種子島に本能寺の末寺があり信長は本能寺に多くを寄進した。硫黄は硫黄島の小島にあり明国へ売りさばいていた。それは岐阜の五箇所村。土や草、蚕の糞を混ぜ4年から7年で塩硝を作った。孫市は銃の他に塩硝を鉄の容器に詰めこんだ爆裂弾を作ったとされる。
  • 織田信長では「織田の塀となれば、出自によらず出頭できる。織田のために働けば稼ぎ放題」と触れ回った。長男ではなく、次男三男を多く集めた兵を募理、尾張の油と灰、米を京都に運ばせ商売をさせた。岐阜の城下では、領国土往来の自由とぜい、諸役が免除、さらに市場外で借りた銭や米の債務まで免除した。武田信玄・勝頼軍は農民から米を3割り増しで米を買い取り農民の賛同を得た。
  • 清洲城を手に入れたのは清洲城下に尾張守護斯波義統と守護代織田信友の二人にお互いに疑心暗技にさせる噂を流説させた。信長が京都に上洛したのは26歳の春である。
  • 橋下一巴と雑賀孫市の砲術・鉄砲は戦国の世を大きく変え特に織田信長の戦術には必ず鉄砲が先取として勝利をもたらした。二人は共に競争相手であり、敵となり、最後には二人だけの一騎討ちで勝負をすることになる。