@映画『We have always lived in the castle』 2019
メリカット(Merricat)は姉のコンスタンス(Constance)と車椅子の叔父ジュリアン(Julian)と大きな屋敷に3人で同居していた。3人は、5年前に家族をヒ素中毒殺された生存者で、当時、コンスタンスとメリカットはたまたまその食事ときに席を外しており助かったが、村人からは人殺しと罵られ、嫌われていた。亡くなった資産家の父親は銀行嫌いで全てのお金を自宅の金庫に入れ、コンスタンスが保管していた。ある時、従兄弟のチャールズ(Charles)が訪問し、家を手伝う振りをし、家族の財政を狙い、尋ねる。いつの間にかコンスタンスはチャールズに魅了されるが、メリカットとジュリアンはチャールズがこの屋敷に滞在することに反対し口論となる。チャールズのタバコの火で屋敷が火事となりチャールズは一目散に逃げる。鎮火後、再び訪れて何とかコンスタンスを抱き込もうとする。だが・・・**貪欲な人物は、いつかその正体を見せる。その正体をメリカットとジュリアンは見抜いていた。人の表裏は一見、良さそうに見える人物が実は恐ろしい事もある。客観的に、冷静に考え、観る目を持つことは大切だ。