ちょっと気になるいい事、言葉、最新技術

書籍、映画、旅、最新技術から選んだ心に残るもの。速読者向けは、青文字表示。内容は小学生でも理解できる表現使用

「見る、診る、観る、看る、覧る、廻る、視る」を知る

2018-01-31 09:16:03 | 人生を「生かす」には

@人間の情報収集は80%が視覚からである。「見る、診る、観る、看る、覧る、廻る、視る等」の本質を知ることは重要だということだ。人は本能的に「ミル」をビジュアル化し、記憶し、言葉に変化する。ここで言いたいのは「ミル」をどのように言葉に変換し、相手に伝えているかである。同じ物を見てもそのときの地域・場所環境により、全く違う表現が派生する場合がある。言葉の表現の重要性はテキスト文化(メッセージ)している現代に最も重要で大切だと感じる。最近富に見苦しいのが「食のレポート」TV番組などでレポーターが言う一言に最初から失望感が出てしまう。「うまい」は多分当たり前だがそれをどのように表現してTVを見ている人に伝えるかの努力が足りないと思うからである。

話が戻るが、特に気にしないで見るのが「見る」と「視る」、「視る」は「見る」より少々長めで何かを知りたいとか判断したいときのモード。「診る」と「看る」は医者と看病する人を主に指すなど日本語には外国人にも理解しにくい難しさ(発音は皆同じ)が多く隠されている。因みに孔子の人物の見抜き方の「ミル」は「視・観・察」である。「人の行動を視る、次に動機を観え、さらに何に満足しているか察すること」とある。 日本語の表現はいたって多種多様で外国語の語数の域を遥かに超えている。日本語は敬語、謙譲語、擬音語、擬態語など表現力を敏感に伝える美しい言語だと思うが、うまく使いきれていないのが残念だ。例として、「しとやか」「さらさら」とか「わびさび」などいろいろな表現ができる日本語はとても素晴らしいと思う、なのでもっとこういった言葉を使うように心がけたい。

  • 「見方」を変えるだけで記憶力・想像力が劇的に上がる「見る技術」
  • 人の入手する情報の80%は視覚から得る
  • 5つの知覚(見ることの重要性)
  •             端部の知覚
  •             空間の知覚
  •             相互関係の知覚
  •             明部と暗部の知覚
  •             全体の知覚
  • 左脳が言語モードを理解し、右脳が視覚モードを理解する
  • 言語モードとは
  •             逐次処理・言語的・分析的・象徴的・抽象的・時間的・理性的・計数的・論理的・直線的
  •             言語モードで気づいたことはビジュアルに変換する
  • 視覚モードとは
  •             並行処理・非言語・具体的・類推的・非時間的・感情的・空間的・直感的・全体論的
  •             視覚モードで気づいたことは言葉に変換する
  • 言語モードの限界
  •             例として「螺旋階段」を説明する→「見た方が早い」となる
  • 人は「見るだけ」でも能力が向上する(脳が動きだす)
  • 人は「見ること」で記憶力を上げることができる(脳でビジュアル化)
  • 人は「思い込み」をする、それは周囲の環境からデータの本質を見間違えるからだ(環境を常に意識していれば間違いは起こらない)
  • 見るスピードを速くする方法は「慌てて情報を見ないこと、ゆっくりと見る」(映像を紙の上に書く場合、映像を見て紙を見ないで書く)
  •             逆さにして映像を描くことで先入観をなくし的確な映像として捉えることが可能
  • マジックは「物の見方」を逆手に取っている(無い物を見せる)
  • 「禅的思考」=無をみることの発想
  •             日本的な間「床の間・間が悪い・隙間など」
  •             「無い部分(間)」を作る
  • 「俯瞰的思考」=全体を一度に見る
  •             マッピング(全体を一枚の紙に表す)
  •             森を見て木をみる思考(メモをいつでも用意しておく)
  • 「思考形態は一つでは無い」
  •             見続ける(錯覚にだまされず・固定概念を取り外す)
  •             不思議だと思い見る、何か足ら無いと見る       
  •             だた見つめる、何かを創造する、よく見る
  •             目を閉じる→新たな発想