世田谷区議会議員・田中優子の活動日誌

「区議会議員って何をしているの?」がわかるブログです。議会報告、議員活動、趣味・日常・プライベートもアップ!

補正予算案に組み換え動議を出します

2020年09月18日 | 議会報告

昨日(9/17)の本会議は、宍戸三郎議員の

一般質問「区長の区政運営の手法について

がわかりやすくてとても良かったです。

 

保坂区長が打ち出した「PCR世田谷モデル

社会的検査?」(←もはや存在しないも同

然?)の、一連の騒動の問題点が明らかに

なりました。  

 

 

世田谷区議会インターネット議会中継

「速報版」がアップされています。

ぜひ、ご覧いただければと思います

http://www.setagaya-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=5114

 

要するに、保坂区長が行政組織も議会

も無視して、独断で勝手にマスコミに

「世田谷モデル」を(財政の裏打ちも

ないのに)と喧伝した、という大問題

が指摘された、ということです。

 

今議会で明らかになったのは、区長の

言う「世田谷モデル」は、修正に修正

を重ね、もはや原型を留めておらず、

最初から私たちが増やすべきである!

としていた「行政検査」としての検査

にする、ということになっています。

 

そして、誰も聞いていない、議会は知

らなかった、と、議会で指摘されてい

るにもかかわらず、「議会にもきちん

と報告し議論してもらっていた」かの

ような答弁をしていたことも問題視さ

れました。(このことは、私たちの

派でも同じ指摘をしています。虚偽

弁はやめていただきたいです)

 

保坂区長は、なぜ、やらなかったこと

を認め、謝らないのでしょう?

このような状況では信頼関係など構築

できないですよね。

 

しかも、できないことをやります!と

言ったがために、多くの区民の方々や

検査を請け負っている現場の方々に、

大迷惑をかけました。

 

多くの議員にも、「いつやってもらえ

るんですか?」という問い合わせがき

て、区民の方々に多大な期待をさせた、

という罪深いことを、区長はしていた

わけです。

 

保坂区長のファン?の方々は、こうい

う独裁的な態度を改めるよう、区長に

伝えるべきではないでしょうか?

 

保坂区長なら何をやってもOKという

態度は、結果的に、保坂区長の信用

なくし、行政にも区議会にも区民にも

悪い影響を及ぼすこととなります。

 

ここまで議会を混乱させる区長はこれ

までいませんでしたから、そのことを

深く反省していただきたいです。

 

さて、PCR世田谷モデル(社会的検査)

ですが、急きょ、国が「行政検査の拡

充には補助金を出す」と打ち出してき

たため、区はそれに乗っかって「社会

的検査を国の行政にします」と言い出

しました。

 

宍戸議員も再質問で明らかにしていま

すが、つまり、保坂区長が大々的に喧

伝していた「社会的検査」は消滅した、

ということです。

 

国が打ち出してきた検査は、元々、私

たちの会派がやるべきだと主張してき

たことですから、そちらの拡充であれ

ば大賛成です。

 

しかし、国の言っているところのPCR

検査(←区長提案の「社会的検査」で

はありません)にします、と言われて

も、現段階での区の制度設計は「これ

から内容を検討します」といういい加

減なものであり、そのまま了とするこ

とはできない、というのが私たちの会

派の判断です。

 

ここは、一度、きちんと整理すること

が必要なので、今、提案されている補

正予算案については「組み換え動議」

を出すことにしました。

(本日の企画総務委員会で、桃野芳文

議員が提案します)

 

また報告したいと思います。

 

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