世田谷区議会議員・田中優子の活動日誌

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新型コロナ対策、学校現場で起きている問題〜文教委員会で質疑しました

2020年07月03日 | 議会報告

7月1日に開催された「文教委員会」で、学校現場で問題と

なっていることをいくつか質問したので、ご報告します。

 

まず、大前提として、以下のことがあります。

  • 今年は夏休みが短く酷暑の時期に登校がある。
  • 教室は喚起に努めるのでエアコンの効きに限界がある。
  • マスクを着用している。

これらのことから熱中症のリスクが心配され流状況にあります。

 

 

1、登下校中のマスク着用について。

小学校では「マスク着用で登下校する」という指示が出ています。

30℃を超える気温でも、通学路で主事さんが「暑くてもマスクを

する!」と子供たちに指導しているが、時と場合によっては外し

ても良いのではないか?

  

【教育委員会の答弁】

状況によって柔軟に対応するよう校長会等を通して伝える。

 

 

2、授業中の水分補給について

授業中は水筒を出さないと校則に明記されている。

しかし、今年はマスク着用しっぱなしなど、例年とは違うので、

水分補給タイムを設けるとか、個別にも許可をする等、柔軟に

対応できないものか。

  

【教育委員会の答弁】

状況によって柔軟に対応するよう校長会等を通して伝える。

 

 

3、中学校の制服は、ワイシャツやブラウスよりもポロシャツ

の方が涼しい。多くの区立中で夏期のポロシャツを認めている。

熱中症対策もあり、ポロシャツを認めて欲しい。

そもそも「制服」ではなく「標準服」なのに、「ワイシャツや

ブラウスを必ず着用」と、配布されたプリントに書かれている

のはおかしいのではないか?

  

【教育委員会の答弁】

課長・部長から意味不明な答弁が続いたのち、教育長より、

「学校によっては洗濯しやすい体操着で登下校しているところ

もある。臨機応変にしている学校も、ルールに則っている学校

もあるが、必ず標準服でベストも着用してということではなく、

ポロシャツの良さとか、一番子どもにとってどうなのか?を

学校に伝えていく」という答弁がありました。

 

※ どうも話が噛み合わなかったのは、「標準服」の捉え方が

教育委員会(学校現場?)と私たちとでは違う、ということ

です。

「制服」ではなく「標準服」ですから、あくまでもそれを着な

ければいけないと決められたもの(制服)ではない、という物

であると、私たち(の会派の)議員は理解しているのですが、

まるで「制服」と捉えているようでした。

その言葉の使い方、言葉の定義についても確認する必要がある

と感じました。

 

 

4、小中学校の教室に設置されている感染予防のアクリル板

について

 透明ではなく見えにくい。

 風でパタパタして倒れてしまう。

 切ってしまっている学校もある。

という問題が指摘されています。

 

 いつまで設置が必要と考えているか?

 透明なものに変えるつもりはないか?

 いくらかかるか?

について質問しましたが、第二波がどうなるかわからない

こともあるせいか、正確な答弁は得られませんでした。

今後の状況を注視していきたいと思います。

 

区立小中学校に通っているお子さんがいらっしゃるご家庭

で話題となっていることがあれば、お知らせください。

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