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昨日のTV朝日モーニングバード、ご覧いただけたでしょうか？
エコノミストの飯田泰之さんが、世田谷ナンバーの区が行なったアンケート
調査について、とても重要な発言をされていました！
「配布先が適切だったかどうか、統計的に十分疑われるレベル」！
人口統計では60歳以上は25%、なのに回答者の75%が60歳以上！
専門家に不適切さが指摘され、周知不足についても番組全体で指摘され
ていました！
そうなんですよ、適切な方法で調査していたら、回答者の75％が60歳以上
になるはずないんです！
配布先が60歳以上を中心となっている、偏っていた、本当に無作為では
なかった、ということがわかります。
百歩譲って、本当に無作為抽出だったとしても、これほど対象者が偏って
いたら、やり直しをしなければいけませんよね。
しかも、この表の、右下にある「周知・聞きとり不足」、
これって、保坂区長が掲げる「区民参加と情報公開」と真逆じゃないですか？！
区がきちんと周知していないから、知らない区民がたくさんいて、その
人たちからしたら、「いったい誰がそんなことを言い出したの？」…と、
疑問の声が上がっています。
それは、「商工会議所」「商店街連合会」などなんです。
その、一部の団体の提案を受けて、保坂区長は、区民の盛り上がりも
何もないのに（そもそも、品川ナンバーでは嫌だ、とか、品川ナンバー
は不都合だ、という声などこれまで全くありませんでしたから！）、
区長自ら「実現する会」にすばやく入ってしまった、のです。
でも、「実現すること」が目的なので、「世田谷ナンバーになるとどんな
いいことがあるのか？」具体的な効果は何も明示できていないのです。
何よりも大問題は、区民の多くが、この「世田谷ナンバー実現させよう！」
というチラシすら見たことがない、のです。
世田谷区の産業政策部商業課の新藤課長は、「知名度を上げる」とか
「地域の愛着」と言っていましたが、
世田谷区ってすでに知名度抜群です。別に、車のナンバーを変える必要
はありません。
地域の愛着って、車のナンバーで生まれるものだと思ったら大間違いだし、
「東京都世田谷区に住んでいます！」と、住んでいるところが限定された
状態で車を走らせるのは嫌だ！と思う女性、たくさんいるのに。
最後に、飯田泰之さんや出演者の方がおっしゃっていたのは、以下です。
◆行政と、一部の商店会の方々が、突然、申請を出して、突然、やること
になった。
◆区が行なったアンケート調査は、統計的に十分疑われるものである。
◆ 周知が足りない。聞き取りも行なわれていない。情報開示のなさ！
◆助走が足りない。合意形成ができていない。
◆周囲の友人（世田谷区民）に聞いたけど、全然、知らなかった！
これでは、国交省がいうところの“基準”を満たしていません。
「税金を使って、時間を使って、メリットもない、デメリットがあるかもしれ
ないことを、世田谷区はしようとしている」（高木さん）
モーニングバード、たくさんの方が見てくれていたらいいな、と思います。
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