おもしろきこともなき世を おもしろく すみなすものは・・・

セロ弾き 呑み鉄 蕎麦打ち~趣味とともに楽しく過ごしたい今日この頃

今日の出来事

2010-02-21 22:52:21 | 出来事
 今日は、いい天気であった。

 布団を干して、その後、シークワーサー、ハッサク、レモン、ゆず、ラフランス、ブドウに油かすと骨粉をやる、と家の仕事に勤しんだ。少し動いただけで汗ばんだ。
 今年は、例年よりも寒い冬かと思ったのだが、昨日だったか一昨日だったか、テレビの気象コーナーで、平均気温は去年よりも高いそうだ。ただ、雪が多かったり、寒暖の差が激しいので、寒いような気がするそうだ。ただ、思うのだが、雪が降っているときは、意外に底冷えする、という感覚にはならない。むしろ、雪の降った翌日の晴れた日の朝は、ものすごく冷える。

 今日は、何となく本を読んだ。タイトルは「都市縮小の時代」。大阪市大の矢作先生の著作だ。

  

 今日は、途中までしか読めなかったが、「都市」、とりわけ「地方都市」の現実を踏まえれば、もう、右肩上がりの政策はある意味、税金の無駄遣い(言い過ぎか)かもしれない。政策の発想を、「人が減るんだ」という視点で展開していかないと、いい投資はできない。
 この本では、アメリカ、ドイツ(旧東ドイツを中心に)、そして、日本の事例が書かれている。一気に読みたかったのだが、今日は、アメリカとドイツまでとした。
 本書では、都市の再生事例を挙げている。斜め読みではあったが、アメリカ、ドイツ、それぞれ創造的な破壊(再生)を行っている。アメリカではストック活用、ドイツ(旧東ドイツ)ではスクラップアンドビルド。その根底にあるソフトは、アメリカでは、既存のストックを活用したデザイン、医療などクリエイティブな産業の育成、ドイツでは、住宅政策、といったところだろうか。
 明日は、日本の事例を読むことにする。

 ただ、「都市縮小」は現実として受け止めなければならない。地方都市の人口は確実に減っている。
 今、コンパクトシティが声高に言われているが、発想はともかく、それに伴う政策がついていってないのが現状ではないだろうか。コンパクトシティ(中心市街地)に求められるもの、それは、「生活復興」。中心市街地活性化=商業活性化という発想ではなく、生活街としての再生が必要であると思う今日この頃。
 「ハレ」と「ケ」。まず、日常生活である「ケ」が再生しなければ、「ハレ」は訪れてこないと思う。

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