おもしろきこともなき世を おもしろく すみなすものは・・・

セロ弾き 呑み鉄 蕎麦打ち~趣味とともに楽しく過ごしたい今日この頃

呑兵衛たちの月9 その447

2020-04-06 22:00:14 | 
 先週は、上司の送別会だった。時節柄、大々的には行わず、数名でこじんまりと行った。いつもは、5時半には満席となるお店だが、カウンターに数名、座敷には小生たちも含め2グループ。飲食業界の打撃は大きい。自粛しなければならないのは十分承知。ただ、3密を回避して、おひとりさまでも放浪したい。しなければならない。

 ということで、ありったけの小銭かき集め、今日もこんなに呑んじゃった。呑兵衛たちの月9、類氏は今日も旨そうに呑んでいる。

 今日は、東急田園都市線・三軒茶屋。ここには、世田谷パブリックシアターがある。小生、以前の職務の関係で、何度かここを訪れた。ちなみに、パブリックシアター開館前の内覧会で、じっくりと施設見学をさせてもらった。そうそう、世田谷線で、松陰神社前と豪徳寺。吉田松陰と井伊直弼が意外と近い場所で祀られているのをまじまじと感じた。そんな三軒茶屋、少し歩くと住宅街が広がる。「刀剣 透かし鍔」は、刀剣の鍔の製作販売をしている。鉄を糸鋸で切り、そこを細かい鑢で削ること3か月、やっと出来上がる。ここには約500枚の鍔が展示されている。すべて手作り。「花蝶の図鍔」25,000円、「武蔵の図鍔」25,000円を見せていただく。侍は、鍔を10枚くらい持っていたそうだ。現在のネクタイと同じ考え方とのこと。後学。

 暗がりになり、住宅街の一角に赤ちょうちん。「居酒屋 のんき」は、「生まれも育ちも三軒茶屋」の大将が開いて27年、地元密着のお店である。まずは、「芋焼酎(小鶴)お湯割り」460円をいただく。「お通し」220円は、菜の花の辛し和え。アテをボートの日替わりメニューからチョイス。お勧めの「牛筋煮込み」500円をいただく。牛筋は3度湯でこぼし、その後、2日間、みそ仕立てで煮込む。いい出汁が出ている。大将のおすすめは刺盛、魚は大田市場で仕入れる。「〆さば、中トロ、カンパチ」の3点盛1,080円、これに合わせるお酒は「越後鶴亀 純米」550円、流し込む。そして、早い者勝ち「カンパチのカマ焼き」750円は春を感じさせるいい香り。
 次のお酒は「土佐鶴 本醸辛口」480円、女将お勧め、春を感じる「鰆の桜蒸し」650円。鰆の上にはピンク色のもち米、まるで、桜餅のような見栄え。香りも独特とのこと。類氏もガッツポーズ。

 新型コロナウイルス対策、明日(7日)にも、エリア限定ではあるが「緊急事態宣言」が発出されるとのこと。事前告知されたので、いわゆる、疎開で地方へ移動する面々も無きにしも非ず。まずは、14日間、じっとして、健康体であることを確認しなければならない。ここんとこ刹那的になっている日本人。劫という考えの中で、物事を見極めていく必要があるし、そのような哲学を持たなければならないトキなのかもしれない。

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