博物館浴（サントリー美術館「大英博物館 北斎‐国内の肉筆画の名品とともに」）

　サントリー美術館では、6月12日（日）まで、「大英博物館　北斎‐国内の肉筆画の名品とともに」展が開催されている。



　「この1000年で最も偉大な業績を残した世界の100人」に日本人として唯一選ばれた葛飾北斎、海外の印象派、ポスト印象派にも影響を与えた。フランスでは「ジャポニスム」の影響が大きいが、イギリスにもコレクターや研究者が存在した。

　今回の展覧会では、だいえいはくぶつかんが所蔵する作品、国内の肉筆画、これは一点もので、貴重である。

　2点、撮影可能であった。





　各コーナーにはイギリスのコレクターが紹介されている。彼らが亡くなった後、コレクションを大英博物館に寄贈されているケースが多かった。保存、研究、普及、これを考えると、彼らがとった行動は至極当然。