桂馬さんといえば、川柳会では、知っている人は誰でも知っている。
知らない人は誰も知らない。
そんな桂馬さんの句が、川柳教室で穴埋め問題として出てきた。
あんたいま○○の名で呼んだわね
妻を詠んだら絶品?で、独特の会話調で詠んだ句が多い。
そこで、桂馬さんの句集からいくつか妻について詠んだ句を紹介したい。
楽と言うからあんたのとこへ来たの (楽)
こんなことよその女にしないでね (約束)
毎日がスリル結婚してごらん (スリル)
泣きだすともうじき終わる妻の愚痴 (泣く)
起こすときもっと優しい妻でした (愛そう)
この妻が五月みどりと同い年 (お粗末)
( )内の言葉が、題であり、川柳を読んでから題を読むと、クスッと笑わせてくれる。
こんな句は詠もうと思っても、なかなか詠めないものである。
*穴埋めの回答は「先妻」である。
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