プリント基板パターン設計の虫 2号店

DREAM-CAD 現在はgenmaiという名前の
CADの紹介 基板設計者の現場の声などを書いています

名前と意味

2006-06-23 09:37:11 | Weblog
従来 DRMデータと最新ネット(支給&逆ネット)は
絶えずDREAM¥の下に持ち続けていた
DRMは絶えず最新を維持続け 拡張子は DRMのまま
たまに変更作業が無駄に終わる危険が有る場合
ABC_ORG.DRM として _ORG をファイル名に
追加して保存
ネットは 本来の拡張子が NETだと思うので
変更が入る度に NE1 NE2 NE3 と数字を増やしていた

しかしこれではどれが支給ネットでどれが逆ネットなのか
区別がつかなくなってくる
本的には 数字が多いのが最新という考えで間違いはないのだが
2つ以上まえの古い数字のネットを持っていても
余り意味がなさそうだ

振り返ってみても 古いネットを呼び出して何かした とか
古いネットの内容について お客に問われた事もない
んじゃ やめるべえ 
拡張子を3文字にしているのは DOSからの名残りだが
今はそんな制限もない 64文字以上は駄目かもしれないけど
そんな長い拡張子は使わん
時代が流れても 拡張子が3文字に戻る事 OSで認識不可 という
事はありえまい

そこで支給ネットの場合 拡張子を NETIN にした
逆ネットはとりあえず従来どおり 数字
こうすることで ファイル名を見るだけで支給ネットか否かは
判断つくようになった
長々書いてもそれだけの事 がっかりしたらごめんなさい だね

支給ネットが変更されて 再度来たら 前のNETINは消してしまう
逆ネットはこちらでもA/W上での変更を含んでいるので
履歴の意味も込めて 数字をUPして保存しておく
多分最新のしか使わないだろうが

基本的な考えとしているのは
今日の自分と1月後の自分は他人同然
1年後なんて ほとんど他人
それは特殊な事は覚えていないという意味

誰が見ても 解るような仕様にしてないと継続、継承できないよ
って事
その誰とは1年後の自分も入る そう考えている

トランジスタのピンも1,2,3と回路図に書くお客さんもいるけど
頼むから E,C,B にしてくれと言っている
誰が見ても Eをコレクタとは思わないでしょ?
でも 1をエミッタと思う人は? わかんないよね
カタログをひきずりださないとね


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最近はしてないが
取り付け孔と長孔処理の取り付け孔
スルーホール孔と区別するため
例えば仕上がりが共に1.0φの場合
取り付け孔 0.99φ
長孔処理穴 0.98φ
スルーホール 1.0φとCAD指定してきた

この違い 現場では共に1.0φ仕上がりになるように
ドリルを調整する
それと昔のCADではドリルデータ こうしないとTコードが
分かれなかったと思う

1/100の違いは実際のドリル径では同じ扱い
CADのNC出力ではTコードを分けてくれる
勿論孔図でも違って書かれる
電話で問い合わせされた場合 図面を見る必要もなく
音声のみで確実に返事ができる
という利点があった

今はTコード分かれるので同じ径で作っている
電話での問い合わせも無くなった
自分のやり方を基板屋さんも理解してくれたのかな

こう書いていて今思う
長孔スルーホール鍍金 の径 1.01φにすれば良かったと
Tコードの順番で 実際にはスルーホールは0.1φ大きめの
ドリルを使う その為 取り付け孔は小さめにしていたのだが
長孔でも鍍金有りの場合 狂っちゃうな

今はもう遅し
現場で文句言われながら対応してくれたのであろう

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