プリント基板パターン設計の虫 2号店

DREAM-CAD 現在はgenmaiという名前の
CADの紹介 基板設計者の現場の声などを書いています

L字PAD

2023-02-28 09:35:20 | Weblog
QFN11というパッケージ
カタログに倣い L字PADを作りました
人によっては 11番ピンに被せる形で
正方形PADを置くやり方も有り
1番ピンは少し長め

自分は基本的なPADにライン疑似PADを被せるほうが多い
逆ネットに 追加PADが出ないのが理由だけど
それを承知していれば 人の自由です

奇数ピン故 左右でピンの位置が違います
コネクタでは時々見掛けるけど
ICでは初めてかも知れない
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このカタログを見たら要注意!

2023-02-27 08:58:50 | Weblog
何か変
1番ピンからのピン振りが 通常のICと逆なんす

理由はおそらく
チップからワイヤーボンディングで出す
事を考えていた
コストと性能で フリップチップ
(正しい単語忘れた 直付け)に変えたから
ピン振りが逆になった
ところだと思う

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長孔データの実際

2023-02-24 08:33:04 | Weblog
あくまで 自分の一例 人によって違うことを
御承知あれ

中心長方形
0.5x1.2の長方形PAD TOP1,BOT1のみ 穴0
0.5x1.2とはカタログでの推奨径
その周囲の薄い青〇+X の連打
0.8φの取付穴 Xはノンソートの意味
CADから出すNC通りに穴をあければ こう処理されます
その周囲 幅1.4ミリの線をTOP1、BOT1
レジストにて 幅1.6ミリ線を 表裏

一応 これが自分のデータ例
穴無し角PADはネット発生源となり 実際の加工データを
示すけど 通常0.5X1.2の角穴は開きません
どうしてもなら 型抜きでいける
自分の場合 長孔加工のドリル径MIN0.8φとして
その連打で処理します
実際の基板屋さんは どうしてるか知りません
この通りかも知れないし ルータで引いているのかも知れない

CADによっては 0.5X1.2のNCとして出すものも
有ります
そうすると現実的な加工の仕方を基板屋さんに
委ねる訳です

ここら辺は 自分たちの段階で決め打ちしてあげたほうが
良さげに思います

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面取りPAD

2023-02-22 08:09:39 | Weblog
普段は長方形PADで済ませるのだが
面取りの指示有り
このCAD PADの種類は丸か角
それ以外は線の組み合わせで形を作る
今回はこんな感じになりました
表示をFILLにすれば 塗りこみに隙間があるか
確認出来ます

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GREPを使う

2023-02-21 10:10:44 | Weblog
余り聞いた事ない部品型番を指定される
過去に作ったかどうか覚えていないので
部品ファイルを検索したら作っているようだ
見たら0.5ミリピッチBGA

0.5ミリの場合 VIAの層SWをこまめに変えて
配線を引き出す必要がある
先にビルドUPVIAとかIVHとか2+2基板など
書いた覚えがあるんだけど
これは全貫通VIAを使う そして内層ランドの
有り無しを変えて配線を引き出す

やり方も覚えているけど
以前設計しているようだ
だけど基板名が判らないので GREPを使う
全部で4437ファイルあるDRMを開き
指示した部品があるか走査していく
結構時間がかかった おそらく20分くらい
その間 何も出来ない
まあ エロサイトを見るくらいは出来るけど

検索でヒット
そのDRMを開いてみたところ 8層板で設計
該当部分をそっくり切り出し 準備しているDRMに
放り込んで置きました
その後 暫し観察 よお やったもんだ

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