プリント基板パターン設計の虫 2号店

DREAM-CAD 現在はgenmaiという名前の
CADの紹介 基板設計者の現場の声などを書いています

逆ネット 同じ部品ーピンが2箇所に有り ????

2013-09-30 08:35:57 | 仕事の話
一通り 仕事を終え
逆ネットを出し 最初に読み込んだネットと
比較してみる
(これは必ずやらねばいけない作業)
比較したところ 結果がおかしい
逆ネットで 同じ部品-ピンが2箇所に出ている

ゲロゲロ! バグ? 内心焦りながらも
CADデータを見る
原因は簡単に解った
コネクタ部品で後から固定PADを追加した分に
ピン番号が割り振ってなかったので
データ読み上げの段階で自動的に 1,2と
ピン番号を割り振ってあったのだ

それで逆ネットに出てしまった
そこを直して 再度やり直したところ
問題なく確認作業を終えました
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うっかりしてパターン幅を一括変換してしまった

2013-09-27 08:37:46 | 仕事の話
修正基板
いろいろ作業している間に
幅1.0mmのパターンをそっくり0.3mmに変更して
しまった
作業していれば確認メッセージも出るのだが
見たつもりでそのまま YES I KNOW ♪
でなく Yesを押してしまう
事の顛末に気がついたのは 一通り修正が終わった後

Undoを繰り返して 元に戻すのも嫌だし
うっかり線幅を探して歩くのも面倒

そこで 前の基板データを開き
線幅1.0mmだけ マーク付け
マーク付けしたパターンだけ 保存

それを変更後のデータに LIBLOADで
被せて 良しとしました
データを見ると元1.0mmパターンと0.3mm
パターンが被さった状態
ここで A.DRCで重複ライン削除で 完璧!と
思いきや 後で被せた1.0mmのほうを
削除してしまったので これは無しとしました

データとしては何ら問題有りません
DRCもOK ガーバーもOK
ガーバー編集している人が なんじゃこりゃ?と思うだけ
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今を楽しむ

2013-09-26 08:48:40 | 一般の話
米寿を越えた年寄りの記事などを読むと
時々 このような言葉が聞かれる
その示すところの真意は何だろうと考えた

遊園地とかゲームなどで楽しむのもその一つかも
知れないが
自分の置かれた環境を受け入れ その中で
楽しみを見つける
変わらない物への興味 変わる物への思い
それすら超越して 「苦しみ」も楽しみのひとつと
思えるようにする
確かに過ぎ去りし「苦しみ」は 思い出のひとつであり
場合によっては 人に自慢できる
その場を和ませる笑いを取るネタにもなる

しかし現在進行形の苦しみを楽しみにかあ
まだ その境地には....

でも何でも前向きに変換する能力は
おそらく大事なところで役に立つはず
以前 人には2大能力がある という記事を載せた
死ぬ瞬間 脳内麻薬の分泌で 「まどろみ」の中で
あの世に行けるという能力

その後の世界を生きる方向は 現在をどう生きているかに
かかっていると思う
何があっても「それで良かった」と言える生活を送っていた人は
あの世でも 無難に過ごしていける そんな気がします

「今を楽しむ」生き方は 来世の活き方をしているんだ
と考えるのは どうでしょう
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ラプラス変換

2013-09-25 08:38:37 | 仕事の話
ラプラス変換とは 自分の解釈では
微分積分を四則演算の式に変換するもの
それで解を得たら ラプラス逆変換で
正式な解とする
掛け算、割り算を 対数にする事で 
足し算、引き算で 計算できる に似ているような

で 微分、積分は コンデンサへの充電で
必要になるので ここ数年暇を見つけては
本を読み 勉強してきた
ラプラス変換... 論理に飛躍が有り
それなりの雰囲気とテクニックが必要 
もう30年も前の事など思いだせん

自分がやる事は 理論の実践なので
如何に簡単にそれを引き出して 応用するか

そう割り切ってから 少し気が楽になりました
しかし 歳を重ねると 覚えるのも大変
筆算シュミレーション
出力と受端の電圧変化、インピーダンス変化点の電圧変化
スター結線の受端電圧変化 なんて
それぞれ2-3日は ずーとやっていたもんだ
(暇だったからだが)

表計算に入れられるものは 入れました
人には見せないけど 横に置いて仕事できれば
良しです



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信号線の隣に同じ幅のGND線を入れた時のインピーダンス

2013-09-24 08:42:26 | 仕事の話
マイクロストリップ線路に対して
隣にGND線を追加した場合のインピーダンス

隣接パターンが結合している場合のインピーダンスだけど
隣接線路がGNDの場合
隣接線路が整合されている場合
隣接線路が開放されている場合で
インピーダンスが違う

何とかかんとか 筆算シュミレーションに掛けられました
計算結果を精査していませんが
線幅0.1 間隔0.1 での隣接結合している場合
単線路が 約70Ω
隣接がGNDの場合 47Ω
54
61
と数値が出ました

これはコプレーナとは違うものです
まあ 結合させねば 単線路Zで考えても良いでしょうし
結合させない条件は 3W かなあと思っています

んじゃ と 3Wの設定で 筆算シュミ
実は 表計算に落とし込んだので 表シュミ

57Ω
61
65
実際のところ 影響あり でも差は少ないのです

もっとおまけで 6W
62Ω
64
66

ここまで来ると この計算だけでは現せない要素も
あるので 結合の影響無し と 判断しちゃ駄目?

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