プリント基板パターン設計の虫 2号店

DREAM-CAD 現在はgenmaiという名前の
CADの紹介 基板設計者の現場の声などを書いています

マークがついたデータの編集

2021-02-27 17:01:44 | 仕事の話
DRMではなく その後継のgenmaiだけの話かも知れない

自分の記憶が確かなら DRMの頃 DRCとかD.LISTで
マーク付けしたデータは それだけを移動、削除、保存など
出来た はず... かも... おそらく...

今はgenmaiという後継CADを使っている
見た目は同じ まあ実験台になっているんだけどねえ

上の操作をしてみたところ 反応しないんだよね
暫らく放置していたんだけど それでも気になり あれこれ
DRMと違っているのは 編集→に
エラーマークをヒットマークに変換 
というメニューが追加されている
この逆もある
ヒットをエラーに変換だ

そこでD.LISTでマーク付けしたデータをヒットマークに
変換してみた 直後 ポップアップメニューを出すと
対応するメニューリストが出ました
何かが変わり 関連する機能の対応も変わったという事かなあ


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誘電率

2021-02-26 16:47:28 | 仕事の話
インピーダンスの計算の時に用いる数値
内層に埋め込む時と 外層で引き廻す時は違う
昔 この手のセミナーに参加していた時
参加者の一人が 外層での比誘電率はどう計算すれば良いか?と
尋ねた
先生曰く 誘電率と空気1(本当は1ピッタシではないと思うけど)
を足して 2で割れば良いと思うとのこと
聞いていて 本当かなあ (4.7+1)/2=2.8くらい
そのような数値は見ないんだよね...

小心者ゆえ 問い正すことも出来ず どうなんだろうと思っておりました
実際問題 これは基板屋さんの判断ですからね
これで作ると言われれば ははあーー と平伏し 従うのが
(正しい)設計者...??

最近見た文献 ちゃんと計算していると明文していまして
おおよそ 3.5 なんだそうです
おお! えらいこっちゃ 配線幅 変わってきちゃうぞ

時々 基板屋さんから来る資料 
内層も外層もほぼ同じ というものが有ります
まあ それでも 地球は廻っている 世の中も廻っている

今PCのデスクトップに置いてあるPDF
インピーダンスの計算から出る波形反射と実測が違うけど
何故なんだ という文章です
50Ωに対して40Ωの実測でも 何故か基板は動いている
何故なんだ...

現実問題 20%の違いで動かなければ 世の中の基板
ほぼ全滅だろうけど そんなことはない
続きは長くなるので ここまで




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何に目が行くかだけど

2021-02-26 16:39:58 | 仕事の話

基板上に設置されたIEEE802.15.4z準拠IR-UWB
トランスミッタチップ (出所:imec) 

2.4GHzを走らせる基板
自分が興味を持ったのは アンテナへ行く配線とその周囲のGND
レジストを剥いでいて 金メッキをしているということ
最近では 高速配線上にはシルク文字を乗せないようにしています
客提供の仕様書には書いてないけど 自主規制 勿論説明はします
ああ 今はレジストも被せないんだなと思った次第
ただ それだけであります

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試作2回

2021-02-26 12:30:32 | 仕事の話
1度作り ノイズが激しく出てしまう
2度目 回路図も書き直し 基板設計もやり直し
最近結果を貰いました
1度目と2度目の比較グラフ付き
基板の目的は同じだけど 部品を変えたりしている
だから直接の比較にはならないけど 恐ろしく画期的に
良くなっている
良い例、悪い例のサンプルに使えるグラフ

思うこと
1度目の基板にノイズ対策部品を付けても 2度目のグラフは
出てこないだろう
別のところから 目的に合うグラフを持ってきて 前後を示しているみたい

具体的な回路図、基板図、波形は一切出しませんが
凄いよ この違い
ECマーク間違いなく貼れる

後 俺がやる作業
良い子悪い子の違いをリストにすることです


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銅ポスト基板への対応

2021-02-25 08:54:00 | 仕事の話
銅ポストが何たるかは google先生に聞いて貰うとして
DRM-CADで如何に対応すべきか
どこにポストを置くのか 大きさと位置はガーバーで提供する
という事で とりあえず使わない層 今回はTOP2を使う
ポストでTOP1とBOT1の導通を取るのだけど
CADの仕様で 導通を取るのは VIAかスルーホールPAD
そこで VIAを1個用意 穴径0、レジスト0にして
邪魔にならないところにVIAを置く
穴が0なので 勿論NCDATAには出ない
TOP1、BOT1のVIAランドには ネットが付加されるので
両面接続されている(けど穴0だから気を付けよ!とメッセージ有り)
それでネット接続はOK

今までも 内層PAD部品の設計も対応して来ました
DRM-CADのデータ構造は割合簡単なので
(未解明の要素もあるんだが)
何とか かんとか してきました

どうやって基板にするんだ?ではなく どうゆうフィルムが
欲しいんだ?と考える事
NCDATAも1ファイルしか出ないけど
それを 層の組み合わせ単位で NCを分ける必要も出てくる
どうすれば良いんだ?と考える
この辺り 割と簡単なので お考えください

今回の銅ポストや 基板外形でのNCルータの指示
以前は NCルータの書式を調べなければいけないのかと
考えました
Z軸下したままで X、Yを引きずれば 外形は出来るんだけど
ルーターピンの回転で 製品に食い込んでいくので
0.1ミリとか0.2ミリとか オフセットを掛けるはず
基板屋さんでの そんな情報まで俺には無理と思っていたんだけど
完成形の外形線 中抜き線を描いて ガーバーに入れれば
後の細かいことは 基板屋さんが対応してくれるとのことで
安心しております

銅ポストも然り ガーバーで絵を描けば 後は基板屋さん任せ
具体的な加工方法は判りません 一度は見てみたいもんだ
次のJPCAへの機会があれば といった感じ
前回のJPCAでは その何年も前に聞いていた
バックドリルをやりまっせ という基板屋さんにお目にかかりました
理屈は判るけど 本当にやるんだあと思った次第です


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