プリント基板パターン設計の虫 2号店

DREAM-CAD 現在はgenmaiという名前の
CADの紹介 基板設計者の現場の声などを書いています

2008-01-31

2008-01-31 21:03:08 | Weblog
DRCを掛ける
基板製造では問題ないと思うけど 同じネットでVIA間のピッチが
DRCの設定値以下の場合 エラーマークが付く
正確にはエラーではなく マーク 使い分けているようだけど
印がつくのは一緒 致命的な時もあれば そうでない場合もある
それはCADでなく人間が判断すべし という事
そういう意味で ビジュアルCADだ
あらゆる疑問個所を文字として一覧で出して欲しいと思うし
他のCADはおそらくそうなっているだろう
このCADの場合 これが仕様という事だ

電源ラインを1個の自動発生させたVIAでは 心元ないので
VIAを複数配置する 2個なんて少ないほうで
2mmのラインのVIAは 9個置くなんてこともある
幾つ置いたからOK というものは無いんだけど 気は心 という事です
その場合 VIA端から隣のVIA端まで 0.1mm程度なんてこと
ざらにあり ギャップ/コンタクト チェックで さらっと引っかかる
もちろんショートをする訳でもなく まったく同じ位置のVIAだと
ドリル折れの問題もある(訳はないと思う 基板で面つけ処理の段階で
はじかれるはず)

まあ 注意しましょう という事ですね
自分の環境ではまず問題になりませんけど 問題とするところも
あるでしょう そのほうが多いかも

当然ながら あからさまなショート(違うネットのVIAが近接など)していれば
ビープ音がうるさく 直さないといけないのですが
同じネットのVIA近接の場合(パターンも同じ) 静かです


子供今日から寒中休み
ここらへんみんな同じだと思ったら 岡谷市の学校には寒中休みはないようだ
昔は5月頃と秋頃農事休暇というのがあった
百姓が多いので手伝え という事ですね
今はそうゆう休みはない ゴールデンウイークに田植えをやる家が多いし
農家も少なくなって来ました
寒中休みだけは 昔から続いていますね
おそらく都会とか暖かい地方には無い習慣なんでしょう
その代わり 夏休みは3週間くらいしかないので ちゃんと帳尻は
合わせている訳で どっちが得とか損とかではないです



今はぶんぶんBGAからの引き出しをやっています
数えてないけど 200本くらいはあるはず
その接続先とは目と鼻の先まで結線を延ばしていますが
敢えて接続せず 残しています
別に楽しみ?を取っている訳ではなく 接続に必要な面積が
取れているかどうか確認したいわけで 局所的に狭ければ
BGA周辺をごっそり移動させる訳 故に 繋いでいると
返って不便なんです

基板屋さんからは BGAからの引き出しはなるべく実装面を
使わないで欲しいとの要望ですが 無理でした
すいません 努力不足かも知れませんが それをやるとVIAが多すぎ
パターンの引き出しで8層くらい欲しくなります

まあ 将来を束縛するブログでは有りませんので
明日あたりには BGA引き出し全パターン内層があったりまえじゃんか!
言っているかも

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2008-01-30 スケート BGAのパスコンサイズ

2008-01-30 20:46:02 | Weblog
自律支援教室の課外授業に 岡谷のスケート場まで
車を運転して来ました
最初は滑るつもりは無かったけど どうせきたんだし と思い
レンタルを借り いざリンクへ
あっと言う間に ひっくり返りました
400mリンクをそれでも3周はしたけれど
スケートは30年以上昔の話ですから ふらふら歩くのが関の山でした

付き添いの別の親の前で 何回も はでに転んで それが一番恥ずかしかった
同級生の母親の前で転ぶと恥ずかしいという つまらん見栄でした

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BGAのパスコン 最初は1608サイズでしたが どうしても
乗らない個所が出てきてしまう
一部だけでも変更させてくれ しかし結線が終わっている個所もあるから
全部の一括変更は勘弁 と申し伝えたところ
俺がリンクで転んでいる間に 任意のパスコンだけ 1005でok!と
返信が来ていました
すいません 検討している間 自分は遊んでいました

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BGAの引き出しをセコセコ
以前は1個1個のPADを見て 引き出し方を考えていましたが
今は一括して作成コピー その後リコネクトで不要パターンを
一括削除 やってみると今の方がはるかに速く簡単です

本当に最近BGA載せる設計が多い お陰様でコツが掴めますが

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パスコン一考察
電源供給線→パスコン→IC が 通常の接続です
ICから洩れ出る高周波をCでGNDに落としたいのです
その考えだとBGAのパスコンはほぼ100%そのような接続は無理です
しかし立派に機能します

洩れ出る高周波 インピーダンスの低いほうに流れる(という仮説?)で
話をしますが 電源ライン1.4mmとすると 20~30Ω
コンデンサーは 周波数で変わる 高いほうでは コンデンサではコイルに
なってしまう
そうすると電源ラインのほうが低い場合だってありうる
高調波ならほとんどCは効いてないのでは?と思う
じゃあ Cは何? 結局非常電源としての価値しかないんでしょうか
まあ言い過ぎですが そんな気もしています

正確に言えば 貫通コンデンサを使わん限り パスコンはT分岐接続
ですからねえ

コンデンサーによって高周波電流をGNDに落とすと話をしましたが
って事はGNDにその電流が流れる訳です GNDプレーンを径由して
元のICに還流する訳
ですから IC部分を電界強度で見ると真っ赤です 如何にその範囲を
狭くするかが勝負かも知れません

しかしコンデンサに流れんもんは仕方ないですねえ
流れるようなコンデンサを見つけんと!

あくまで自分の現状の意見ですので この意見を真に受けて
外で喋り 恥をかいたといって 設計の虫に殺虫剤を浴びせないように
お願いしますよ


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2008-01-29

2008-01-29 21:24:11 | Weblog

今日は何も書く気がしませんでした
すいません

明日は午前中 学級活動の足として車を運転して出掛けてきます
子3親3担任1の小さい学級活動です
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2008-01-28

2008-01-28 21:46:32 | Weblog
もう月末かあ 早いもんだ 相変わらず仕事に追い立てられておりますが
せっかくの仕事を断る事も時々
こりゃ絶対バチが当るだろうなと 今から戦々恐々としています

しかし今朝は寒い
朝 風呂の水道凍りました 水抜きしてある混合栓は無事だったので
そこからお湯を出して解凍 その後朝9時過ぎに見に行ったら
朝の水しぶきが既に凍っており 水道も半凍結状態
風呂もペアガラスにしたんですが 家の中が寒ければ意味ないですね
仕事も軍手をはめてマウスを握っているので 面倒くさい
キーなんて 違うキーを押してしまう有様
しかし木の机を使っているんですが 冷たくてどうしようも有りません

パネルヒーターでも買わないといけないかも知れない

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1点 終える
CAD画面で目視チェックはするのだけど
念のためPDFでも見て見る すると結構思いつく事あり 修正を加える
当然お客はPDFでしか見ないので お客の立場で見るという事になる

このブログとは関係ない話だけど 今後原油は値下がりするんだろうか という
疑問に その答えをどこかのサイトで見た
答えは前のようには下がらない
生産国は下げる必要がない 黙っても入る収入を自ら下げる事はしないよな
テロリストを押さえる為に 原産国にお金を与え続ける必要があると
アメリカあたりは考えているらしい が原油高騰は自ら支払うこともなく
世界中で支払ってくれる 
本当かどうかは知らないけど そんなもんなのかも

以下推測
暖房を節約するようになると 免疫がだんだん強くなって
健康になる
内科医の需要が減り 仕方なく産科をやる医者が増えてくる
運送業界は淘汰され 運賃の決定権が運送業者に移る
物価が上がるので 真剣に消費を考え
壊れ易い中国製品は売れなくなり 
日本産の製品が高くても売れるようになる

なんて事は夢かな

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2008-01-26 サンダーバード

2008-01-26 16:57:15 | Weblog
仕事メール サンダーバードを使っている
面白い機能があり 単独でメールそのものを添付ファイル込みで
ファイル化できる
そのファイルをデスクトップに貼り付けておく
溜まった仕事を忘れない為なんんだけどね

3,4日前のそのファイルをサンダーバードで開く
その添付dxfを何時ものようにダブルクリックしてjwwで
開こうとしたら 何だか開かない
再度クリックしたけど 駄目
dxfを添付からデスクトップへ引き出してみたけど
何だか操作が重い

crtl+alt+delで タスクを開いてみたら
jwwが3つも起動中で CPUは100%だった
なんちゅうこと! JWWを3つとも強制終了
画面では一切出ていないんだが

そうしたらCPUも0%になり 操作も元に戻りました

遠因はサンダーバード本体を起動せずに デスクトップのファイルから
サンダーバードを呼び出したから
それ以外に違う点はない
普段は最初にメールチェックする為に サンダーバードを立ち上げるんだけど
土曜日だし すっかり忘れていました
「メールを見たくない病」に罹っているかも知れません

かと言って サンダーバードをやめる気にはなりませんねえ
使うと便利ですから

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ベタ貼り作業をやる
データが少ない部分は スコンスコンと面白いようにベタが出来るんだけど
調子に乗って 大きい面積で しかもデータが多い個所を囲むと
途端に遅くなってしまう
選択層のデータのみ忠実に見てくれるので まだ助かるけど
セコセコやる
大きいエリアを一発で決めるより 小さく数多く枠設定していったほうが
良いようだ 処理時間も短い

この使い方はDREAMの想定外のようで サンプル基板みても
ひとつの枠で全面囲っているし
阿出川さんも自分のデータを見て驚いていた
枠数の制限も無限大ではないけど かなり広がりました
幾つになったか覚えてないけど

8層基板で 一切ネガを使わず (VDD1、GND1層は使ってない)
半分ベタを貼りました
ファイルは8Mbyte CAD容量は5/100です
まだまだいけますね
枠線幅0.30 ハッチング0.25 ギャップ設定0.30 0.30
以前は ギャップ設定をぎりぎりまで狭くして塗りこみを
細かく入れるようにしていましたが
今はやりかた変えました
大雑把に全体にベタを貼り 必要なところはパターンとして
補強していく方法です
まあ表層にベタをはって はいGNDですって 余り意味ないようですからね


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OS2の頃のDREAMと違って 今は 同じネットのパターンがあれば
それ基準でベタを貼ってくれます
つまりOS2では SOP部品しかない基板で
内層にベタを貼る事が出来ないという事ですね
だから一見VIAのような部品を置いていき それ基準でベタを
貼っていた訳
今はそうゆうテクニックは不要です
でもVIAだけではベタは貼りません
まあそうゆう仕様なんですが 例えばTOP2層である領域に
GND VIA1個しかなくて GNDベタを貼って良いかどうかです
それは じゆうだああ って事かもしれませんが
貼らないのが正解です
GNDVIA同士をパターンで繋げた場合 そのパターンを補強する意味で
ベタを貼ると考えたほうが良いでしょう と思います
これについて 突っ込みはしないでください
1月たてば 意見が変わっているかも知れないので
過去の発言で 有望な青年を潰さないで欲しい と 鳥さんが言っていました

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ベタの機能で最近追加されたもの
ベタを一旦別ファイルとして退避 そして復帰させる機能
ベタを貼り終えたばかりだけど 早速修正作業が入ったので
試して見た
一番の注意事項は復帰したベタが正しくフィルデータ(ベタもフィルも同義)
としてCADで認識されているか それだけです
一旦退避させ 修正後 復帰 復帰するまではセーブされないので
退避データがどれだ?なんて事はないはず

復帰時間は 全再フィルよりは速いです 枠ラインやハッチングラインを
作り直している訳ではないので 速いんでしょう
既存データとネット照合及びDRCを掛けて おかしければ
そのフィルだけ 再フィルです
4箇所再フィルになるはず と解っていたので 実際そうなるか待っていました
結果 4箇所再フィルを実行しました とメッセージ
エリアフィルを見ると フィルIDリストは全250枠表示されているようです
2,3 再フィルをさせてみたら きちんと認識して実行されました

おそらく正しく使えるのでは?と思います
これが確実になれば フィル後の修正作業がもっと はかどります
但し フィル枠IDについては注意が必要です
どこを注意すべきかは 何日か前のブログに書きました

少し書き忘れました
フィル退避後の修正で 追加した場合 再フィルで逃げてくれますが
削除した場合 読み込んだフィルとDRCエラーにはならないので
再フィルしてくれません
だから修正個所は目視で確認することが必要です
だから欠陥という訳では有りません 認識しないので機能しないのです
そうゆうもんだと思って受け入れてください

どこまで作業を追跡してフォローすべきかは難しい問題ですね


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