プリント基板パターン設計の虫 2号店

DREAM-CAD 現在はgenmaiという名前の
CADの紹介 基板設計者の現場の声などを書いています

昔を懐かしんでも仕方ないが

2016-12-07 16:29:43 | 仕事の話
寸法線を入れ ベタを貼る仕事をしていると
時々思う

このCADにシフトした頃
パターンを描くのは ペンプロだった
丸書いて線を描く分には問題ないけど
べたを描き出すと 同じ箇所を何回も
ペンが往復するので 紙が破けてしまうのだ
寸法線も然り

1枚書くのに 2,3時間くらいかかる仕事で
最後の30分で あちゃー なんてざら
CADの自動フィルは 細かいので時間もかかり
紙も破け なかなか...
1mmのパターンで 1日以上掛けて ベタを
作りこむほうがデータも軽く 結果として速かったかも
知れない

丁度その頃 Acrobatなるソフトがあるぞと
アドバイスをくれたのが 阿出川さん
そのCDなどを持って お客さんのところに行き
こうゆう物がある 
今度 パソコン通信で このファイルを送ります
とやったのが懐かしい

その頃はフィルム作画は レーザーに移行していたから
フィルムの過度な露光も無かっただろう

今もそうだが あの頃も時代の変換点だったと
時々思う


コメント
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