プリント基板パターン設計の虫 2号店

DREAM-CAD 現在はgenmaiという名前の
CADの紹介 基板設計者の現場の声などを書いています

部品間距離

2016-03-30 08:41:52 | 仕事の話
銅箔部分の沿面距離は
ネット設定のギャップで設定しているのだが
部品間距離の確保を指示されると
正直出来ない

仕方ないので 指定距離の円を描き 数値をいれ
それをLIB化して 必要なところに
配置して確認している

それをそのままPDFにしてお客さんにも出している
ここは xxミリ以上は距離があるな と解る算段だ

それを意図していた訳ではないが 最近の自分の部品は
通常のシルク枠(部品そのものより大きめに囲んでいる)と
実際の部品寸法を シルク層にて 幅0の線で描いている
(当然PADにそのシルク枠は被さっている場合もある)
部品の角で寸法指定される場合もあるし
限界まで部品を置きたい場合もある
実際の形状も知りたいしね

まさか 幅0線を部品間距離の測定で 使う事になるとは
思わなかったですな
願わくば CADのDRCで使えないものだろうか

検図出しのPDF お客さんに送る前に
自分自身で見直す
CAD画面の色目とPDFの色目は結構違う
同じ基板データでも感じる物は違うだろう と思う
PDFを見て初めて感じるものもある
そのPDFを見ると 部品間距離確認用のシルク円弧+数字が
部品間に結構置いてある
煩わしいと思うし 見ても距離間隔は解るので
これも有り?かとも思う
今回のお客さんからは その表示についてのクレームは
来なかったので コワモテの虫に言えなかったのか
解るから良いか となったのは不明ですな

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする