内村特殊法務事務所、ただいま営業中

免許取消の回避&軽減、つまり免許停止にしたり処分無しにすることに関しては日本一を標榜しています。

お断りする依頼内容

2015年10月31日 | 交通違反
宮崎暴走、運転手に認知症の入院歴 事故との関連捜査
高齢化社会になると
今後ますますこういう事故は増えていくと思います。

また高齢者の免許更新に関しては要件が厳しくなったり自主返納を促すようになったりと多少面倒な手続きも増えています。

ただ、
本人の意識とは裏腹に
運動能力や反射神経の低下も否めませんので
運転という社会行動であり、本人だけで完結できないものだからこそ
周囲に及ぼす危険性で考えれば、多少厳しくなるのも仕方ないかなと思います。

さて、
行政書士法では正当な理由が無ければ依頼を断ってはいけないという規定があります。
この【正当な理由】というのもあまりはっきりした物言いではありませんので、
何をもって正当化というのは議論も出るところですが、

僕の場合は以下の案件についてはお断りしています
1:危険ドラッグを使用しての人身事故
2:認知症による事故
3:病気を理由とする行政処分

理由は1については言うまでもなく、
そんな薬を使うような人は免許証を持つべきではないという理念からですが、
誰かから無理矢理危険ドラッグを吸わされたなどの事情がある場合には検討対象です。

2と3については、これはもう医学的な検知で判断するしかありませんし、
その医師の判断の時点で「運転ダメですよ」と出ている以上、それは十分に危険だと思いますので
やりたいからといってやって良いものとは違うということです。

もちろん僕が受けないからといって軽減措置の可能性が無いといえばそれは嘘になります。
これはもう僕自身の倫理と価値観で【病気の人は運転するに足る技能がない状態ですので運転すべきではありません】というだけのことなのです。

運転免許取消の回避&軽減専門で25年の内村特殊法務事務所
代表行政書士:内村世己
URL:http://www.seiki-office.jp/
東京都新宿区歌舞伎町2丁目45-5永谷ビル703
TEL03-5285-1840:090-9341-4384