副業のやり方

ニュースなどではよく
『サラリーマンの副業事情』みたいなのも見るんですが、
ヤフオク転売だとか、終業後の肉体労働だとか、
読んだ印象でしかありませんが、なんだか生産性も低いし
リスク対効果というか、本業にも支障を及ぼしそうなものも散見されますね。

ちなみに
僕の事務所では本業に支障が無い限り副業は全然かまいません。
それどころか副業からお客様の御縁がつながればむしろ望ましいことです。

ただ、世間一般の会社ではまだまだ
副業するくらいなら本業をもっと一生懸命やれという風潮・・・まぁ当たり前といえば当たり前なんですが、
現実問題として手取り収入が少ないなら何らかの方法で入金を増やさなければなりません。

いくら切り詰めて貯金をしたところで
入ってくる以上は残せないんですから

で、
一昔前からの副業ブームですが、
個人的にお勧めなのは独立できる資格で本業に関連するものを取るのが
リスクも少なくていいと思うのです。

もちろん国家資格ならある程度以上勉強しなければなりませんが
入口としてはビジネス実務法務検定みたいなものでも足掛かりには良いと思います。

それで会社内での雑談程度の中で『こんな資格取ってみたんですよ』と話題を振っていけば
車内でその資格に関連するような事案が発生した時に声がかかります。

一つの例として
風俗店に勤務している知人は行政書士の資格を取った後に会社にそのことを告げると
それまで外注していた新規店のオープンや、変更届などを自社で出来るようになったという事で
単発とはいえ本業に支障をきたすことも無く、届出の時にはお店には出ていないわけですから
勤務時間も変わらず、もちろん申請の報酬などは独立しているわけではないので満額もらうという訳にはいきませんが、
長い目で見れば関連会社や付き合いのある店舗の仕事を回してもらったり、何度も警察署に出入りすることで担当警察官とも顔なじみになります。

そして今では店舗内のトラブルに関して示談書の作成であったり、
裁判まで発展する前に未然で防いだりする担当者として
給与も上がったりしています。

また、本業には関係が無くとも上司の趣味に関連するようなものでも
仕事外での人脈につながっていきます。

某格闘家ですが
会社ではその経歴は隠していました。
プロではないのと、珍しくない名前ですので
ネット検索しても大会名とセットにしなければヒットしません。
そんな彼はパーソナルトレーナーになりたいと考え、上司との飲み会の中で所属しているジムでの指導体型などの話を話題の一つとして話しました。
その上司はちょうどその時期体型を気にし始めて、高額なパーソナルジムに通おうと思っていたところだそうですが、
どこにいっても元になっている理論や運動に大差ないことを効果も踏まえて説明し、結局その上司がクライアントの第一号となり、
上司の体型に結果が出た事を車内の偉いさんが聞き付け、いつの間にか社内の福利厚生の一環としてのトレーニング担当者として手当が付いたりして、
今では個人のお客様も受付ができるようになっています。

これらは上手くいった例ですが
一つの事例としてご参考になれば幸いです。


運転免許取消処分の回避＆軽減が専門の内村特殊法務事務所
代表：行政書士：内村世己
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