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流行りと廃り

2015年10月28日 | 格闘技とかスポーツとか
子どもに理不尽強いる「ブラック部活」の実情 丸刈りや白飯2杯ノルマも当たり前

暴力的な指導で自殺してしまった痛ましい事件以降
体罰禁止の潮流ができてますね。

これ自体はすごくいいことだと思います。

僕らが高校生のころといえば
「脱臼なんかはまった瞬間治ってる」
「うさぎ跳びで壊れるような膝は役に立たない」
「水は一滴でも飲んだら動けなくなる」
「弱い部分があればそこを朝から晩まで限界まで追い込む」
「怪我をしているときに練習するから強くなる」
ぶっ倒れてるところを殴られて「うっ」とか言ったら「声出るうちは死なないんだよ!」とさらに滅多打ちにされたり
練習後は『気合い入れ』という上級生からの理不尽な暴行などなど、

もうね、同世代の格闘家の持ちネタは大体部活時代の体験談ですから(笑)
とはいえ、プロ格闘家になれるような人っていうのは根本的な体そのものの強さが常人とはかけ離れているわけで
たまたま生き残っているだけであって、その陰で泣いている人は無尽蔵だと思います。

せっかく才能があっても
くだらない人間関係や、意味のない練習・・・練習ですらない体の摩耗で消えていった例など数え切れないほどだと思います。
それも踏まえて強さと言ってしまえばそれまでなのですが、僕の感覚としては強くなる奴は厳しかろうが甘やかされようが
最終的な強さはそれほど変わらないと思います。

まぁここでいう甘やかすというのは単に表現の問題であって
人間性を尊重して信頼関係を構築して、能力を高めるために追い込むという意味です。

だとすれば
正しい練習をしていく方が競技人口も増えますし
いろんなタイプの選手も生まれてきます。
そうなれば全体のレベルアップも図れると思います。

もちろん限界を突破するような練習は必要な面もありますが
その手段に暴行を用いる必要はないということです。

さて
これから直近ではリオ、その次は東京でオリンピックが開かれますね。

社会でゆとり世代が役に立たないという風潮ができてしまったせいか
学習指導要綱が少し厳しめになっているようですが、さてさて、

東京オリンピックくらいまでは『厳しい世代』がまだメインだと思いますが
その次くらいからは『体罰禁止世代』が指導者側のメインになってきます。

そうなったときに大敗を喫したら
おそらく世間の風潮は『アスリートには体罰も必要』と、部分的容認になってしまうと思います。

流行り廃りとはそんなもんです


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