内村特殊法務事務所、ただいま営業中

免許取消の回避&軽減、つまり免許停止にしたり処分無しにすることに関しては日本一を標榜しています。

心にクッションを持とう

2015年10月15日 | 雑談
ここ数年、有名人のブログだったりCMなどで
不適切な表現があったとかで炎上事件が相次いでいると思います。

中にはアクセス数を上げるために炎上させる
炎上ビジネスというのもあるとか・・・

さて
この『不適切表現』というものですが、
漠然と感じるのは『不快に思うとされている人ではない人達』が騒いでいるような気がします。

いわゆる『支援者』という人達ですね。

ただ
「何々な人もいる」と言ってしまうと、みんな当てはまるわけです。

もちろん少数派だから無視して良いというものでもありませんが
そこには気にする程度というものがあるはずです。

だからこそ
耳と心、情報の受信機にクッションを持とうと思うのです。

鋭い表現ならクッションを突き破ることもあるだろうけど
先が丸まっている程度であればある程度吸収しても良いんではないかな?

発信側も同じで、自分が迷惑を被ったわけでもないのに「我こそ正義」とばかりに蜂起するのも
ネットで個人でも発言力を持てることで自制心を失った力を正義の御旗で振るう危険性を少し時間をおいて省みても良いんではないでしょうか?

また、インタビューなどをする側も少し考えて欲しいのですが
『狙いの回答を取るために質問を操作する』という手法があります。
一例として、一昔前にバイクの高速道路での制限速度が80キロから100キロに引き上げられたことがありました。
それまでは車は100キロだったのにバイクは80キロだったので速度差から危ない思いをしたり、
流れに乗っているだけなのにスピード違反になったりしていたのです。

そしてとある団体がバイクの高速道路80キロ規制の撤廃についてアンケートを取った際、
質問の文言は(一字一句こうではありませんでしたが、概ねこんな感じとお考えください)
『高速道路におけるオートバイの制限速度は、現在安全の為に80キロになっています。
これが100キロになることはむき出しの体で乗車するオートバイにとっては事故発生時に重大化の危険性など問題があるという意見もありますが
制限速度引き上げについてどう思いますか?』というものでした。

これを運転しない人に質問するわけです。

交通の流れというものを体感したことの無い人が
『安全のため』とか『事故発生時の被害を少なくするため』とか言われると
『じゃあスピード出したければ車に乗ればいいんだし、別に変える必要もないよね』という回答になりやすいわけです。

これも、客観視というフィルターを通すことで
ある意味『ワンクッション』と言えると思います。

人を傷付ける行為って
だいたい主観的正義に基づいていることが多いのは
いつの時代もあんまり大差ないような気がします。




まぁ家族団らんなどというものを体感したことの無い僕でも
サザエさん見て特に不快とも何とも思いませんから