そば切り 井月庵

趣味ではじめた、そば打ちの日記です。蕎麦で遊ぶ、蕎麦に遊ばれる日々 のはずが・・・ランタン、ストーブ、模型工作などへ

2016年11月 ソバの刈り取り播種から79日目

2016年11月13日 | ソバ栽培

8月27日(土)に少しばかりのソバの種を畑に撒いてから79日目

11月13日(日)

数週間ぶりに畑に行きました。全部脱粒しているんじゃないかと思っていましたが。

 

実は少ないですが、ちゃんとついていました。

ここで、今年の研究課題であった、条撒きとバラまきについて結論が出ることになります。

味を比較するにはこれからの全工程が大変なので、とりあえず耕運から刈り取り、天日干しまで

写真は条撒きのソバです。

赤い茎が目立っています。数回来た台風の影響もあり、倒伏していましたが、何故か条撒きの方が茎の赤い部分が多くあります。

バラ撒きも根元に近い部分は赤いのですが、概ね緑色の茎をしていました。

 

ここで、決定的に違ったのが、条撒きは倒伏した後、茎が何故か東西に分かれて条間でウネウネと曲がっているのに対してバラ撒きは一度、東に倒れた後、そのまま一様に倒伏したまま真っ直ぐに成長していました。

刈り取り後の畑を写真に撮っておけばよかったのですが、条撒きは茎がへそ曲がりばかりで、刈り取るのも、束ねて干すにも大変な手間が必要になりました。

播種面積を去年より若干減らしたのに、去年の2、3倍の収穫量となり結局、全部干し終わるまでに18時を過ぎてしまいました。

曲がりくねっていると、それだけ、揃えたりとガサゴソ障ることとなり、脱粒しました。

畝を造るのもひと手間なのに、刈り取りも、干し作業も更に手間がかかるのでは、来年はすべてバラ撒きで行きたいと思います。

もしかして、条撒きの種を大判振る舞いして撒きすぎたため、余計絡まってしまったのかもしれませんが、バラ撒き位が自然でちょうどいいと思いました。

何かの本で、台風の影響を軽減して収穫量を確保するために、わざと倒伏させる手法もあることを考えると、バラ蒔きが台風のよく来る静岡辺りでは適していると思い至りました。

この後、1~2週間干して、・・・・・23日の勤労感謝の日に脱穀できればいいのですが。

2週間となると、駿府匠宿のそば祭りと重なってしまうので、何としても23日には脱穀せねば。

まあ、こんだけ手間をかけても納得のいく蕎麦にはナカナカならない。これからの手間を考えるとちょっとブルーだ。

毎年の事ではあるが、そば打ちはほんとに最後の良いとこどりなのでそれまでの手間を考えると遊んでいるに等しいことを実感してしまいます。(あっ!井月庵レベルはということです。あしからず)


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