そば切り 井月庵

趣味ではじめた、そば打ちの日記です。蕎麦で遊ぶ、蕎麦に遊ばれる日々 のはずが・・・ランタン、ストーブ、模型工作などへ

播種から三日目

2016年08月30日 | ソバ栽培
とんでもない台風をどうにかやり過ごす事ができました。

種まきから三日目、仕事帰りに畑の様子を見に行きました。


条撒き方はかなりビッシリ芽が出ています。

一方、ばら蒔きの方は、、、、


微かに芽が出ていますが雨で流されたのか、鳥が摘まんだのか、薄い!薄すぎる。

嗚呼、手間を惜しんで畝を切らなかったのが、これ程とは!

もう少し様子を見てみます。

平成28年8月 ソバの播種

2016年08月27日 | ソバ栽培
流石に、八月は暑すぎるため蕎麦打ちはお休みです。

本日、8月27日土曜日。
台風が来る前に、平成28年のソバを栽培すべく畑に耕耘機を掛けて午前中に播種を行いました。

トウモロコシの後にまきます。

ホントは、手間隙係る割りに自家製分の蕎麦粉がもうひとつでもあり、思い悩みましたが。

畑の半分は畝を切って、条撒きに、残りは、ばら蒔きで巻いてみました。


雨が来る前に、無事終了。

雨が来て途端に涼しく成りました。

ソバは雨が好きでは無いので、このタイミングの播種は、どうかと考えますが、サラリーマンには晴れの日を選んで、農作業する余裕もなく。

朝7時半から始めて11時20分に終わり、余った時間で落花生を掘って。


落花生を日本で最初に茹でて食べていたのは、井月庵の住む地域ではないかと思いますが、ここいらでは、良く販売されている茹で落花生とは別物で、所謂、シラスを最上の美味と考えています。



これをこのまま、全部食べちゃう。殻に成りきれない繊維が残るので、それはペッする。
ここ10年位は居酒屋のつまみ等で出る時も有りますが、ホントに旨い茹で落花生はシラスで半透明のヤツをチュッて吸うのだって知ってる人が一体何人居るのだろう。

まあ、どうと言う事では有りませんが。

施食会 お盆の始まり

2016年08月07日 | そば祭り・イベント
お寺一同に会する機会は多くないので、施食会と合わせて檀家総会を行います。


曹洞宗の同じ教区のお坊さんが集まり、総勢13人による読経は普段余り信心しない井月庵にも厳かな気持ちになります。

ご詠歌が今も残っている事に驚きます。

井月庵の幼い頃は、今はいない祖母が積極的に活動して居たようですが・・・ご詠歌にも蕎麦打ちと同じく段、級が有るそうで、袈裟の色で解るそうです。
その内、素人蕎麦打ちとでも、前掛けや、和帽子の縁の色等で段を示すように成るかも知れませんね?

いつもは、食事をして、帰るのですが、今年は順番か何かで、檀家衆はお弁当を貰って帰宅と成りました。

嫁も、お手伝いで参加しましたが、片付けの後、女子会??婆会??が行われたようで、15時頃に戻ってきました。
開会式を見逃した!と叫んで居ました。知らんよ。


何故かしら、手持ち花火が恋しくなり、夕食後に行いました。
今時の手持ち花火は40~70秒も燃焼し、色変わりも5色程。
締めは線香花火

第9回 千葉県そば大学に行く

2016年08月01日 | そば祭り・イベント

7月30日(土)

首都では選挙戦の終盤と隅田川の花火が重なって、どえりゃー事になるのかもしれないが、30日の朝から千葉県の京成大久保駅近くの日大生産工の講堂借りて、千葉県のそば大学が行われました。

仕事終わりの金曜の夜に移動することも考えましたが、宿泊費等を考慮すると、片道180Kmとはいえ、車の方が諸々を考慮しても安いだろうという、いたってセコイ思考のもと、夜明けに出発しました。

天気が良く、日中の気温も高くなる予感のする空です。

4時半に出て、のんびり車を走らせましたが、7時半には大学の近くの駐車場に車を止めました。

コンビニでサンドイッチを購入して、8時に講堂にいくと、スタッフの方々が準備をしていました。道具の特設販売コーナーを見たり、いい席を確保したりしていると、あっという間に時間は過ぎて行きました。

午前中は変わり蕎麦のお話しや、麺食の歴史・特に今に息づく、「ほうちょう」という両手を合わせて、お祈りをするかの様に面体をヨリ伸ばす製法は九州とチベット仏教の山岳地帯と現代でも共通しているとの話は衝撃を受けました。

「そばもん」が20巻で完結する時を同じくして、蕎麦の歴史を探訪する話題はインダス-チベット-ガンダーラ-宋-対馬-九州-京都と壮大な旅の講義でした。

昼休みに、大学の外ベンチで、弁当を食べている方に相席をお願いし、今回6回目の参加という方からお話を伺うことができました。

それは、「にんべん」さんが講義された、うす削りの花鰹で、5、6分でだしを取る手法でした。

聞いた話では、1リットルのお湯を沸かして、沸騰したら100ccの水を入れ、続けて、30gの花ガツオを投入し、再沸騰させる。再沸騰したら火を止めて、湯の中で鰹節が鍋の下に落ち着くまで放置する。節が沈んだところで、濾して、1番だしの出しとり完了!

厚削りを30~40分も煮詰めない節の量もリットル当たりだと半分以下。最近は、同好会ではもっぱら、これで出汁を引いているとのことでした。 いいこと聞いた!

 

さて午後は 井名人による解説打ちと、通し打ちの実演を見学しました。解説打ちは福井のおろし蕎麦用ということで少し太めの蕎麦とのことでした。

とはいえ、驚異の切り揃え率 流れるような所作はまさに名人でした。

次の蕎麦包丁の研ぎ方・メンテナンスの方法・愛情のかけ方は専門書にも載っていない、実用の理を説いた講義でした。この講義だけでも聞く価値ありのプロの話にワクワクしました。

さて、次回10回目は・・・

NHKで名人の動作をモーションキャプチャーで解析する理化学研究所の実験結果の報告や、高橋邦弘さん(体調の都合もあるが)のデモ打ち等、また聞きたくなる内容となるようです。

 

今回、参加者が410人と満員御礼状態。次回は会場も広くなるのでしょうか?