そば切り 井月庵

趣味ではじめた、そば打ちの日記です。蕎麦で遊ぶ、蕎麦に遊ばれる日々 のはずが・・・ランタン、ストーブ、模型工作などへ

ざぶとん!

2015年05月29日 | そば打ち道具

蕎麦春秋のイベントで蕎麦会があったそうです。

八兵衛の町塚さんがお蕎麦を打ったとのことですが、のし台に置かれている麺体はなんでしょう!?

 

地延しをされた状態で、これから丸延しというタイミングの様ですが、60~70cmくらいありそうです。

まさに、「ざぶとん」がのし台に乗っている。

http://www.sobashunju.com/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=301

5kgぐらいありそうです。

本職恐るべし!

 

あれ~!?親方の後ろで、監督されているのはN田さんじゃないですか。

タイトルを見ると。北陣親方と八兵衛親方のどちらが、本当の「蕎麦将軍」何だろう。

2人とも蕎麦将軍??

お味は、金星で、ざぶとんが飛ぶのでしょう。  

 

 


良い麺棒はやはり違う

2015年05月25日 | そば打ち道具

素人そば打ちを始めて、5年目ですが、先日入手した桜の麺棒を使いたくて、使いたくてしかたありませんでした。

ジャンボエンチョー(DIYショップ)のφ30mmの米ヒバをクルミオイルでコーティングして十分と思っていました。

そば打ち道具は本格的になると結構、いい値段がしますが、包丁や木鉢はさておき、麺棒などは、大して値段による差が無いのでなないかと、考えていました。

1本数万円もする唐変木の麺棒など要らないと・・ そんな井月庵が、そば狂さんにご指導いただいた麺棒を使って見たら!

 

ああ、良い麺棒ってこう言うことなのね。

 

スイスイ伸びてく、均等に延びてく。気持ちと動作がきっちりシンクロする。手の中で余計な抵抗無くスムーズに転がる。

 

値段はさておき、「良い麺棒」が解り始めました。

良いものに触ることも修行の内でした。

 

暑かったので「おろしぶっかけ」

健康診断も終わったので、日本酒も解禁!!

 

 

 

 


静岡ホビーショーに行く

2015年05月18日 | そば祭り・イベント

 

5月17日(日)は静岡ホビーショーに行きました。

新製品としてトヨダAA型 1/35スケールがですそうです。 あとパンサー戦車とか。

全国の同好会が展示会を行っていました。同好会の参加者だけでも1200~1300人くらいいそうですが。

井月庵の興味をそそったのは、

この方は、毎年展示されていますが、ほかにもハイクオリティーなものばかりで、「作家さん」ということでいいのでしょう。

 

木製帆船模型を展示されていた方がおられました。

恥ずかしいけど、ビクトリーを作っているので、目を凝らして見ていました。

 

材料は、柘植、桜 、黒檀のふるスクラッチだそうです。

表面を#400のサンドペーパー掛けして、ワトコオイル(油絵とかに使われている乾質系のオイルだと勝手に想像していますが)

を塗っているそうです。

板の釘は0.6mmのピンバイスで穴をあけて、着色した爪楊枝を差し込んでいるとのこと。

表面の仕上がりがとてもきれいで、井月庵のビクトリーは完全に負けとリーです。

船首像等々、彫刻もやられたとか。

 

掲示の紙を見ると、「ザ・ロープ」!!

日本屈指の帆船模型の方でした。 なんと、この製作者、静岡県の方なのです。

「素晴らしき帆船模型の世界」というHP http://1st.geocities.jp/modelship_miura/ に出ていますよとのことでした。

先週、麺棒を作ったばかりなので、木製品の話題、「つながってる」と勝手に思う井月庵でした。

 

 

 

 

 

 

 

 


高橋邦弘さんの蕎麦を食べに行く

2015年05月14日 | 蕎麦行脚


薬味:さらし葱、大根おろし、山葵
小鉢:枝豆の湯葉、そば味噌
デザート:抹茶アイス







5月13日は山梨県、長坂 翁の30周年と言うことともあり、高橋邦弘さんの蕎麦会が有りました。運良く大分に行かれる前に、高橋さんのお蕎麦を頂く事が出来ました。

30分早く行って、高橋さんのそば打ちを直に拝見させて頂きました。

この日の為にビデオカメラを買っていたので、撮影もさせて頂いたのですが、高橋さんのそば打ちは、テレビ、YouTube、DVD等で見ているのと全く同じ様でした。以前、長崎 翁時代のテレビ映像を見せて頂いた事がありますが、その時からそば打ちが出来上がっていて、30年40年と経っても、仕事がブレていないのに驚きました。

高橋さんのそば打ちは、ビデオで撮るよりDVD買って見た方が、正解です。

撮影用に、手順、動き等を変えていませんでした。


綺麗なお蕎麦で、お汁が美味しい。ガツンと来るインパクトは弱く感じましたが、良く、氏のお蕎麦を食べて、蕎麦打ちになったと言う話を聞きますので、変に期待しすぎていたのかもしれません。

いや、十分に美味しいのですが、井月庵が舞い上がっていて、冷静でなかったような。

ただ、明確なのは、店、対応、蕎麦、薬味、小鉢、つゆ等々、総合的な完成度が高く、「これぞ、蕎麦」のお手本みたいでした。


相席の方に見覚えが有るのですが、直ぐに思い出せませんでした。
前の席の方に、取材でお蕎麦を食べ歩いていると話されているのを聞いて。

「ああ!蕎麦春秋の!いつも読んでます。」と初めてガテンが行きました。

なんと、編集長だったんです。

得した気分。相席していただいて、ありがとうございますm(__)m

帰りは嫁の運転で、楽チンでした。(飲んでたから。そりゃ、蕎麦前は大切でしょ。)

昼間からお酒を頂いてもカミさんに怒られない幸せ。

夜はそば打ち講習会に参加したのですが、その話はまた今度。

そば打ちの先達に教えを乞う

2015年05月11日 | そば打ち道具

5月10日(日)一面識しかない井月庵を自宅にご招待いただき、とるものもとりあえず、そば打ちの先達に教えを乞うべくご教示いただきに行きました。

流石、蕎二さんは多くの人に慕われているだけあり、若輩のとりとめもない蕎麦話を和やかに聞いていただける度量の大きい方でした。

挨拶もそこそこ、道具、打ち方、製粉、同好会の運営、立ち上げ等、井月庵が誰かに話したくて、話せなかった話題が止めどなく溢れて、気が付けば3時間経っていました。当に、時間を忘れてしまいます。道具の使用感等、おいそれと手が出せないものも蕎二さんとこにはおいてある。夢のような空間なんです。

その上、8角まで製材された桜の材を惜しげもなく、カンナと言えば鰹節くらいしか削ったことのない井月庵に、丸カンナを握らせて、手ずから麺棒製作のご指導を受けました。また、サンドペーパー掛けの道具一式を供与いただいた上に、桜材まで。感謝です。

翌日に自宅で麺棒のペーパー掛けをしました。

ちゃんとできているか不安ですが、お手本に触らせていただいた麺棒の感触を思い出しながらシャカシャカ。

 

写真ではこんな感じになりましたが、こればっかりは、指先で触って見なくては解りません。

でもヤマキの焼き印を押して、一応完成!! 桜の麺棒! 井月庵の宝物

適当に作ると宝物にならないけど、ちゃんと作ると宝物になるんですね。

 

あと、たたみは横の下から、下からの8枚だたみを教わりました。横の上から、下からより駒板接地面がなだらかなので、駒板が安定するとのご指摘。早速、13日の講習会には実践したく思います。

些細なことと言ってしまえばそれだけですが、些細なことの積み重ねが、上手と下手の分かれ道。

道先案内人の背中が、井月庵にもおぼろげに見えてきた気がしました。

 

最後に、蕎二さんの奥様には新茶のおもてなし、3時のおやつと、おやじ同士の会話を和ませる心づくし。ありがとうございました。

ちょっと悲しい出来事があって、こころが沈んでいた井月庵でしたが、先達に教えを乞いに行ってよかったです。

今後ともよろしくお願いします。m(__)m