そば切り 井月庵

趣味ではじめた、そば打ちの日記です。蕎麦で遊ぶ、蕎麦に遊ばれる日々 のはずが・・・ランタン、ストーブ、模型工作などへ

ソバの育成記録 その3 発芽を確認

2017年08月29日 | ソバ栽培

播種から4日目 8月29日(火)

10mm程度のソバの芽が土中から出ていました。

よく見ると、ハトがソバの種をつついています。(写真中央上)

覆土が5cmでは浅かったのか、かけ方が雑で覆土になっていなかったのか・・・・

寄って見ましたが、いまいちボケてます。

一か所にかたまって、芽が5つくらい確認されます。

全然均等ではありませんが、「これでいい」のです。芽が出ていない箇所には、追い播きをしたいのですが、井月庵の作業のできる日程は、早くても土曜日の午後あたりになりそうです。

そうなると、初めに播いたソバとちょうど1週間隔たってしまうため、気持ち的には2,3日後に播きたいのは山々なれど。

 さらりーマンなので「これでいい」のです。


平成29年ソバの育成記録 その2 播種

2017年08月28日 | ソバ栽培

8月26日(土) 静岡では最高気温37度となるらしい。 「らしい」と言うのには、温度計を持ち歩いていないので良くわからないためである。

カミさんは、東京より静岡の方が暑いことに、全国の天気でも静岡が一番暑い予報であることにいたく憤慨していた。

 

暑くなるのが判っているので、起きてすぐに飯をかっ込んで、畑に向かった。

畑に着くと8時半。

巻き尺で縦横を計ると、畑の面積は目算のとおり9mなにがし四方あったので500gの種を全部播くことにする。

畝を作ると水はけが良くなるので良いのだが、富士川の河岸段丘にできた土地の為、50cmほど下は砂利であると思われる。

ボーリング調査等をした訳ではないが、子供の頃に裏の畑を掘ったら、玉石がザクザク出てきたのを覚えている。もちろん子供だったので目的は「落とし穴」を作るためであった。

30cm間隔で糸を張り、竹ざおで筋を深さ10cm程度付けると、周りが崩れて出来高は深さ5cm程度の溝となる。

後は9m/0.3m=30本

500g/30本=17g を計り取りできるだけ均一に、9mに渡って条播きすると、5cm間隔に3粒ほど(2.5cm間隔に1粒程度の割合)を頭で考えるより遥かに適当に、ものすごく適当に播いた。

 

別角度から(意味は無いが・・)

 

里芋の脇に残地が8m×2m程度あったので、ついでに平成26年秋に山のミカン畑で収穫したソバの種もこちらはバラマキにしておいた。3年前の種であるが、冷蔵庫に入れておいたのと、粒が揃って大きいので、多少の期待を持っている。

作業を終えると9時半

家に戻って、シャワーを浴びて畳の上に大の字になると30分ほどはいい心持ちでいた。

次第に気温が上昇し、10時半ごろには寝転んでいるだけでも暑い。

 毎年この時期は扇風機しか無いことを悔やむが、一日二日で厚さのピークも過ぎてしまう。またピークを過ぎると、途端に涼しい風が吹いてくる事もあり年間一日二日の為にエアコンを購入する気にならない。静岡のどこも同じという訳ではないが、家が段丘の上で、前が比較的あいているため風が抜けるだけである。

 こうなると、家の中に居るより、外の日陰に居ると誠に気持ちのいい涼やかな風が吹いて凌ぎ易い。

案の定、26日(土)はコテツ(柴犬♂5歳)もベロを出してハアハアとしていたが、27日(日)には涼しい顔で昼寝をしていた。

ここまで書いて、コテツの寝顔を撮影しておけば良かったと思い至ったが、後の祭り。

 


H29ソバの栽培 その1耕運機を掛ける

2017年08月20日 | ソバ栽培

今年のソバを8月26日(土)に播種するため、20日(日)に畑に耕運機を掛けました。

朝方は曇りのため、8時から耕耘を開始。 今年は9m×9m=81m2としました。

1時間程で縦横に耕耘終了。 今年は昨年の電動化のため、単位面積当たりの収量を増やしたいと考えています。

施肥は窒素・リン酸・カリの割合が1:3:3としようと考えましたが、倉庫を見ると、窒素の割合が多いものばかりだったため、とりあえず、2kgほどの割合8:8:8の化成肥料を撒きました。

農文協の「新特産シリーズ ソバ」によれば、10アール(1000m2)当たり3:10:10を6.7kg施肥量が記載されています。

家でゆっくり考えたら・・・81m2なら、0.5kgということになります。ガーン!!4倍も施肥してしまった。

外にいると2kgぐらいの化成肥料が袋に残っていると、「面倒だから、みんな撒いちまえ」ということになってしまいましたぁぁ!

窒素が多すぎて、背が高いと風で倒れやすくなります。特に静岡県は台風が近寄りやすいので、ヤバいのです。

 

撒いてしまったものはしょうがないので、その後、再度軽く全体を耕耘して10時には終了。

昨年の経験では、バラ撒きで行こうと考えていましたが、畝間隔を30cm程度に狭くして、条撒きで撒こうと思います。

播種量は、去年の種分が500gであり、6g/m2を標準とすれば81m2×6g/m2=486g

ちょうどいいので、やっぱり、全部撒いちゃうんだろうな。

 

 


お盆の準備

2017年08月12日 | そば祭り・イベント

故人を迎える準備として馬と牛を作りました。

早く来て、ゆっくり帰っていただこうと仏壇に供えます。

ちゃんとした作り方があるのか知りませんが、一般的には茄子の牛はヘタが頭になっています。胡瓜も一本のままです。

胡瓜は切るとそこから水分が出てしまうので日持ちを考えたらできるだけ、トゲを付けたまま一本の方がいいと思いますが・・

どちらも裏の畑で取れた野菜なので3,4日なら十分に持ちます。

どうせ作るなら、ちょっと工夫した方が楽しいです。

一番時間が掛かったのは目で、小豆にピンバイスで穴を開けて、爪楊枝を短く切って差し込み固定しています。市販の接着剤は無粋な気がしました。ご飯粒の糊も考えましたが、時間は十分あるのですから凝った方が良いかと。

 

明日の朝お坊さんが来る予定です。嫁と子供たちは、1泊2日で千葉に里帰りなので、休みでもキッチリ早起きして、準備しておかないと。

もう寝なくてはいけないのですが、寝るのももったいない気がします。


平成29年の施食会

2017年08月07日 | そば祭り・イベント

今年もお盆の季節がやって来ました。

 高齢化は井月庵の住む地域でも当然のごとく進行しています。数件の「墓終い」がありましたが、新たに檀家に入られた方もあり、数件の微増と言うところでした。

 方丈さんの考えで、お盆に檀家を廻り、「家毎にたとえ、10分、20分でも顔を見てお話をしたい。」と言うことで副住職と手分けしても今くらいの檀家数が時間的に一杯との事でした。

 施食会が終わって、護持会役員は書院でお弁当を広げます。方丈さん達は次のお寺の施食会のために休憩だけされて早々に移動されます。

そこで茶飲み話をすると、曹洞宗を抜けるという同じ教区のお寺の話や、檀家制度をやめて信徒制度とするお寺の話、バス等が入りやすい参道にする話、同事まつり等々の話になりました。

 

同事まつりはお寺の祭式ではありません。変わりゆく世の中で地域の結びつきを少しでも確保して行きたいとの願いで副住職が具体案を練り、護持会が賛同して10数年前から執り行われていると思います。

同事の意味については

曹洞宗 関東管区教化センターのPDFがありました。http://www.soto-kanto.net/image/radio/250403.pdf#search=%27%E5%90%8C%E4%BA%8B%27 

気になったらご覧ください。

 帰りしな、ある役員の方が、「一般の檀家さんから同事まつりに幾ら祝儀を出したらいいかと聞かれました。役員が出すのは良いけど、一般の方に負担をかけるのはちょっと気の毒だ」とおっしゃいました。

 井月庵の個人的な意見としては・・・全ての方はどの様な形であれ布施することができると思います。だから金銭にこだわらなくてもいいと思いました。とはいえ、先立つものや地獄の沙汰もと言われるのですから。

 無理をしないでできるだけ多くの方と「同時の思い」を共有できればいいなぁと思いました。

きっと、立ち上げの初期の段階で檀家総会でも説明がされたことと思いますが、(その時は井月庵の親父が出ていた)何年かに一度は総会で話題にしてもいいかもしれません。今度副住職に話してみたいと思います。

自分よりも年の若い僧侶が一人、二人と増えます。お寺も代替わりの時期なのでしょうか。

むむ、それはそれで色んな意味で怖いことだ。何せ井月庵とはシガナイサラリーマン。それも働きモンでない。芝の浜で財布を拾ったら、一年経って、絶対に酒を飲むタイプのやつなのだから。