そば切り 井月庵

趣味ではじめた、そば打ちの日記です。蕎麦で遊ぶ、蕎麦に遊ばれる日々 のはずが・・・ランタン、ストーブ、模型工作などへ

春のお酒 LEDソーラーランタン(タカショ―)

2021年02月12日 | 日本酒

 コンビニの店頭に静岡の地酒 由比 神沢川(かんざがわ)酒造の正雪を見つけた。

日頃見かけないコンビニにも置いてあったことから、昨今の自粛生活の余波で酒造メーカーもそれなりの販売路を開拓しているらしい。

 「家飲みが増えているから、そんなに影響ないだろうと」聞いたら、居酒屋などの販売の方が多く売り上げにも影響があるとの事であった。

 そんな折に、コンビニ限定の「しぼりたて純米 生酒 正雪」の登場という事か?

青緑色に輝く綺麗なラベルが付いていて、「正雪」のイメージにマッチしていると思う。

 精米歩合は60%だから、春の山菜や旬の魚(アンコウ・さわら・きんめ・鯛等)と食前・食中酒としていただいてもハーモニーを崩さない事だろうと思われる。

 はて、何故に想像してる?

 そうです、今宵の肴は

 「たこわさ」に「つぶ貝」 

 しかも、セブンの総菜だ。いや、美味しいですよ。

 

 確か、1本300mlで660円位したと記憶している。質より量が好きな井月庵としては、これが精いっぱい。

  ああ、このブログを見つけた神沢川の関係者さんが1本めぐんでくんないかなー。

 だって、2本600mlで1320円、3本900mlで1980円 ムム、高いい酒だ。

 「正雪上撰」が1800mlで1900円位だったと思うからこれは「ひとりでチビチビやる酒」なんだろう。

 井月庵、修業が足りず、コップ酒。

  

 

 DIYショップでLEDのソーラーランタンを見つけた。

 タカショ―という会社の製品で2500円位だったと記憶しているが、衝動買いもできる内が華である。

 もう少し歳を取ったら、今よりも遊んで暮らせるように衝動買いは禁止だろう。そのとおり、自由のために束縛されるのだ。

 制限されることで自由を勝ち取ろうと狙っている。

 

 

  天端にソーラーパネルが付いている。

 天端の大きさは「キャリーザサンM」と同じくらいだ。キャリーさんが4500円位するの比べて、折りたためないだけで45%の価格差がある。

 

 こいつを太陽で充電させると、夕方暗くなることセンサーで自然に灯る。

 6時間連続点灯し、その後自動で消灯する。

 オレンジ色のLEDが上下方向で点灯・消灯を繰り返し、揺らめく炎の様に見える。

 これをカーテン横に置いておいたら、知らない嫁が本当に燃料系のランタンが燃えているものと勘違いして飛んできた。

 動画を載せればいいのだろうが、YOUチューブが面倒だ。

 6時間で消灯してしまうので、常夜灯にはならないが、LEDでこの揺らめく炎、とてもいい。

 

 見つけたらおひとついかがですか?

 ちなみに、井月庵はこのメーカーとは

一切関係ないし何も貰っていない。

 

 関係が多少あるのは神沢川酒造の方だが、井月庵が単なる「のんべえ」であり役に立たないのも知ってか、落ち葉3枚も頂けない。

 

 「そうだ、2月16日は井月さんの命日だったなぁ」(旧暦です)

 新暦だと3月28日らしいがそんなことは些細なことだ。なんなら、2回やればいい。

 「井月忌には俳句を詠まない奴は酒を飲んで供養するしかないだろう」

 

 

 

 


火打ち石で焚き火なんて、思っていたより簡単だったけど。

2021年02月03日 | キャンプ・アウトドア

焚き火をするのに大概はガスライターなんですが。

 

 寒い冬の朝、いざ火を着けようと電子式のガスライター(SOTOの伸びるヤツね)をカチャカチャ。

案の定、付きません。

 こういう時は、備えのマッチです。簡単です。

 

 が!これで終わっては井月庵では物足りません。メタルマッチやマグネシュウム棒もありですが、行き着いた先は2つ。

 

1つは長細いプラズマの高電圧電気ライター

 充電さえしていれば、風が強くても全く影響されません。ボタンを押している間、息を吹きかけても消えません。

 試してないのですが、寒くても使えるらしいです。(もっぱら、フジカハイペットの点火に使用しています。)

もう一つは・・・火打ち石と火打ち金。

 まあ、現代の日本において遊び以外で、これを常用している人は常人ではないと思います。

 下準備としてチャ―クロスを作って置くと火付けが簡単です。

 100均でコーヒーのカンカンを買ってきて、洗車等で使っていた綿のシャツ(下着の使い古しです。)を10cm角位にハサミで切って

4つ折り位にして缶に一杯に詰めます。

 缶には排気口を1か所、キリで開けて置きます。

焚き火にくべて置くと効率がいいです。

 最初の1枚はSOTO310で作りましたが、10分くらいかかって、ガスが減る割に効率が恐ろしく悪いです。

このくらい景気よく缶の中で炭化してくれば酒を飲みながら、まったりと製作できます。けして一生懸命に作ってはいけない代物ではないでしょうか。

しばらくして火が出なくなったら、爪楊枝で排気口を塞いで、燃焼を防ぎます。

 冷めてから、蓋を開けて、炭化していなければ、もう一度焚き火に入れてあげればいいし、多少小さくなっても、使用に差支えはなさそうなので、適当に作ってください。

 

 麻ひもをほぐしたの? フェザースティク? そんなの必要ありません。

杉の薪を多量に割った時に乾燥促進のために剥いでおいた杉の皮を使います。

 既に天然のホクチ&フェザースティックです。

手で薄く剥いでまるめると。

簡単です。ナイフが必要ありませんでした。

さて、火打ち金は以前アマゾンで2000円以上に成る様に一緒に買っておいたヤツを使います。

火打ち石は、8年くらい前に朝霧高原の帰りに寄った奇石博物館で露天売りされていた黒曜石を使います。

でかい塊で、黒曜石のナイフを作った余りです。

 嫁が隣に居た状態で現金購入しているので、岩塊2個で2000円もしなかったと思われます。(そうでないなら、止められていたはず。)

 

 革手をして、手を保護した方がよさそうです。

カチカチ

 

 あっけないほど簡単に火種が出来ました。

 石の角を見つけて(黒曜石は角ばかりで危険です)1,2回火打ち金を打ち付けると火花が飛んで、チャ―クロスにこぼれます。

後は、杉の皮のほぐれたものに包んで、火吹き棒で軽く吹いてあげれば。

 

 あっけない程簡単でした。

 まあ、昔の人が日常的に使っていたのだから、当たり前でしょうか。

 

 なぜか、こういうの一度やると熱が冷めてしまうのですが。。

 

 初心者や素人を捕まえて、物知り顔に火を着けて見せれば、目的は99%達成です。

 

 残りの1%? 本当にこれしかない時です。末期的です。願わくばそんなことの無い様に。

 

 

 


自在鉤を作る 火遊び

2021年02月02日 | キャンプ・アウトドア

焚き火をしていて、トライポッドを使われている方も多いと思いますが。

(いや、そんな奴は余りいないだろ。)

鍋・釜の高さ調節の為にいちいち立ち上がって、吊り鎖を引き上げる等は大人の火遊びとしてはいただけません。

(うそです。立ち上がるのが面倒なだけです。)

古来、日本の囲炉裏には自在鉤という高さ調節器具が付いていました。

そう、魚の形をした鍋の上の吊るし器具です。

 

 大人の火遊び・・・作りましょう。それもアウトドアで使えそうなコンパクトな奴を。

材料は

魚の形の木の棒が無かったので、以前手斧の柄を取り換えて何も考えずにくさびを打ち込んだら、割れてしまった木の柄を22cm位見つけてきます。

木製の3cm角で20cm位あれば、なんだっていいんでしょうが、固めの木材の方が良いと思います。(穴あけが大変だけど)

12mm外径のアルミパイプをペグと同じくらいの長さで切って、ドリルで穴あけします。

シャックルを端部に付けて2mmのステンワイヤーを通してカシメます。

出来たのが。

高さ調節はペグの長さで決まりますが、欲張ると自在の意味がなくなります。

ばらせばコンパクトに

こんな感じで使うのです。

もともと、高さ調節できるハンガーなので、正直、必要かと言えば微妙―ですが、お湯が沸いた後に保温状態で置いておくのに

とても便利です。

 高さを手元で調節できるので五徳が無い分、燃料の投入や薪いじりに都合がよさそうです。

コンパクトだし、当分は一軍でしょうか。

 

 高さ調節は吊り金のペグとパイプを持ってテンションの懸け外しで行います。

横木だけやパイプだけではこの場合いけません。

 キャンプサイトでこんなギアを使っている人を見かけたら、素人にはちょっと見えませんよね。