そば切り 井月庵

趣味ではじめた、そば打ちの日記です。蕎麦で遊ぶ、蕎麦に遊ばれる日々 のはずが・・・ランタン、ストーブ、模型工作などへ

佐久間新そば祭り2020(第22回)に行く

2020年01月20日 | そば祭り・イベント

1月19日(日)朝6:30に家を出る。

行く前に、洗濯機を回してお茶を飲んで、後は留守番の愚息に任せる。

去年と同じアングルから

今年は富士山の雪が去年より多い。

町は徐々に起きだしてくる。

日の出前の静寂。

富士川SAからスマートインターで東名-新東名と進んで浜北へ

8:45頃に会場に到着したが、一番近くの駐車場は既に満車のため、中学校横の材木置き場に案内される。

 

 8:55 まだ、混雑はしていない。会津磐梯そば道場のそばを1杯づつ。

十割そばの鳥南は900円である。最高にうまい。初めにこれを食べると、基準がこれになるので注意が必要だ。

もちろん長谷川さんのお話を聞く。

包丁は尺2程あるが重さは800gとの事。

良く見ると駒板の枕がこうなっている。

スライド切りで自然に駒板が送られる秘密を伺った。

今度自分で作ってやってみよう。

 周りのスタッフは、富山、長野から参集された仲間とのこと。会津から片道8時間ほどかけて来られるらしい。

静岡に居ながらにして、名人の蕎麦が食えるのだからありがたい。

 中村豊蔵そば道具店も参加している。店長は三重(イナベ)の人らしい。助っ人か?

新商品を見つけた。

 プラスチック切り板。8000~9000円位だったか?!

 井月庵はゴムの切り板を持っているので、しばらく悩んだが購入には及ばなかった。

嫁は、その間にシイタケの詰め放題500円に励んでいた。

こういうの好きなんだよね。

マイタケ蕎麦を頂いた。

まだ10:30。日陰は恐ろしく寒い。

日向に避難してワンカップの燗酒を飲んで体を温める。11:00から唐橋さんの実演蕎麦打ちに行かなくては。

 相変わらずの舌好調。

 1月の新そば祭りの訳(井月庵が先に書いたのとは違っていた。)、地のしの縁の話、丸出しの大きさの話、のしの手順、ほかにも多くを見聞きしたがここでは書けないくらいに勉強になった。

 12:30お昼に

地元の自家栽培・自家製粉の蕎麦。

 実を言うと、井月庵は自分でも自家栽培・自家製紛をしていたので、このワードには懐疑的であったが、予想を裏切る美味さ。

特にせいろはちゃんとしてる。

 会場全体に日が差してきた。暖かい。

 13:00このころになると、売り切れの商品もちらほら。

 地元の学生さんか?ボランティアで活躍している。

こういうのって、心が優しくさせられる。

 帰りは嫁の運転なので早めに帰路につく。

穏やかな日曜日となった。

途中のコンビニでハイボールを2本仕入れて、一人宴会状態のまま我が家へ。

 戦利品を並べて、留守番の家人に話をすれば本日は終了。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


佐久間新そば祭り2020 に行く(予定)

2020年01月18日 | そば祭り・イベント

 井月庵が庵を結ぶ静岡県の西の端に佐久間町という所がある。

富士山の裾野に住む井月庵にとっては佐久間ダムの根元に位置している山奥の地と言える遠隔地である。

 

 そこで、毎年1月に新そば祭りが行われていて、今年で22回目になるようだ。 中部地方の静岡にとっては、新そばの時期は10月11月なのに、なぜ1月に新そば祭りをしているのか?

 どうやら、10月、11月は行楽シーズンでイベントも多くて、12月は年末で忙しいから、小正月の過ぎた翌週ぐらいの土日に「新そば」祭りをすることにした。ということらしい。

 1月の新そばと聞くと、対馬の蕎麦か!?と色めくのは慌て者である。

 とは言え、「佐久間そば祭り」とすればいい様に思うが、遠州(遠江国)の「やらまいか」根性と言うべきか、「新そば」と名付けてしまう所からもうかがい知れる。

 

 決して非難している訳では無い。むしろリスペクトである。

 もっと海に近い開けた街中でやれば集客数も知名度も上がるのに、人里離れた山奥の谷間の町に「会津桐屋の唐橋さん」や「磐梯そば道場の長谷川さん」が毎年来るのだ。「中村豊蔵そば道具店」も来る。

  誠に蕎麦とは不思議な食べ物だ。

 そして井月庵もこのイベントを知ってから、毎年たのしみにしているのだ。

 18日(土)は天気が悪いので、客足が悪かろう。が、そこが狙い目だ。「雨の日の蕎麦屋」と同じでゆっくり・まったりと出来る。

 

 あいにく、井月庵は仕事の関係上、19日(日)を予定している。片道2時間半くらいは掛かるので、前日から周到に準備することとなる。

 後日譚は在るのか?!

 

 詳しい情報は、井月庵より他所の方が良いだろう。↓

 

 https://boomer.jp/archives/39670

 そば好きの御仁は一度行かれることをお勧めする。

 


令和元年 2019年駿府そば祭りに行く

2019年11月25日 | そば祭り・イベント

新そばの季節となって、静岡の駿府匠宿で「駿府そば祭り」に行ってきました。

上手な人のそば打ちを生で好きなだけ見学できる絶好の機会です。

23日の昼は風もなく、暖か陽気で絶好のイベント日和でした。

今回、スタンプラリーが新たに実施されていました。嫁と井月庵で都合、6個のスタンプを得て、3回ガラガラを回して、井月庵はエコ紙ストロー、嫁は匠宿のビアグラスをゲットしました。

お蕎麦は、どれも1杯500円でお土産蕎麦は2人前ツユ付き700円でした。

 頂いた順に、

 これだけ食べて2000円。

 どれも、それぞれあって美味しいです。 だけど一番気に入っているのは同好会の鴨ぶっかけです。良く解らないけど、今年は今まで以上に美味かった。(飽く迄も個人の感想です。)

 嫁は、別にそば汁粉を頂いていたような気がします。

 そば打ち状況は

 八兵衛の親方、町塚さん。ガンダムで例えると「ランバラル」 (良くは解りません)

 同好会の助っ人 TOKYO蕎麦塾の凄腕 例えると「黒い三連星 ジェットストリーム・アタック」(なんの例え?)

 職人気質が小気味いい井月庵の影の先生「西Pさん」(紺だけど赤い彗星のシャーか?!)

今回はお土産蕎麦だけだったけど、静岡在来そばの伝道師 「たがた」の田方さん(うーむ、ギレン・ザビか?!、もう全く意味がなくなってきた。やめよう。)

 さて、今回のそば打ち道具蒐集!!

 

 広島から参加の方が「コサエタ」包丁立て 使い方は下の通り。別物ですが、何年も前から自分で作って使っている様です。

 強力な磁石が埋め込まれていて、100番台程度のSUSもくっ付くのです。

 ちょっとしたコツが必要で、道具蒐集趣味には堪らない逸品です。

 お値段が、ちょっと高くて8000円!

 

 で井月庵、どうしたでしょう。 正解は「嫁に小遣いの前借をして、購入してしまいました!!」 やばいぞ!、大丈夫か!

 大丈夫、大丈夫。一応、井月庵もステンレスでない包丁もあるので、使えるよ。

 ああ、よかった。

 じゃないけどね。

 今回は、単なるお客として蕎麦祭りに行ってきました。関係者の皆様にはご無沙汰しているため、挨拶しづらかったですが、「厚顔の微少年」おくびに出さず、ご挨拶もできて良かったです。みんな優しい人で良かった!!

 上手い人のそば打ちを見ていると、「ああ、そば打ちしたくなるよね。」自分も、上手に打てる気がして来るから不思議だ。ほんとに、見ただけで「美味そうっ!」てなるからすごいよ。とても井月庵のそばは、自分で見てもちっともそう見えないです。

 

 


平成31年の新春を富士宮に遊ぶ 地酒・焼きそば・立ち食いそば

2019年01月21日 | そば祭り・イベント

1月20日(日)雨がぱらついて久しぶりのお湿りでした。

 9時半ごろに家を出て、JRで富士駅へ。身延線に乗り換えて一路、西富士宮に向かいます。

 本日の目的地は、駅から徒歩で800mくらいのところにある高砂酒造の蔵開きです。

受付で、井月庵は5勺(しゃく:1合=10勺)350円と嫁さん用に2.5勺150円を購入してそそくさと試飲コーナーに急ぎます。

 10時半頃には時折の小雨にも関わらず大変な人出です。

本醸造の燗酒、山廃純米原酒、純米吟醸生原酒、濁り酒、あらばしり原酒等々入れ替わりで何杯でも試飲可能とあって、酒飲みの意地の汚いのが大喜びとなります。

お酒の意地の汚さでは他人に負けえない自負のある井月庵にとっては当に天国。

嫁さんが横でお酒をなめながら井月庵の手綱を引きます。

6杯ぐらいまでは数えていましたが、後はわかりません。 2時ごろに嫁に促されて、高砂酒造を後にします。

 

 駅に向かう帰り道、途中の浅間さんにお参りしました。

久しぶりのぱらつく雨が余計に荘厳さを立たせます。

浅間さんにお参りしたのなら、もう一つお参りしようと

富士宮の焼きそば学会の焼きそば 

立ち飲みで、ボディバックに忍ばせた「あたりめ」をしゃぼりながらでしたので、ここに来て人心地。

 

 ここで止せばいいのに、一度食べ物を口にすると後がいけません。

どうにかこうにか富士駅の乗り換え時間を待って駅のホームで揚げたてのかき揚げそば一杯。

 

 写真がピンボケなのは、この頃になって、酔いが回ってきた証拠。

 家にたどり着いて、将棋の朝日杯オープン戦を椅子に座って酔眼で眺めていましたが不覚にも途中で寝落ちしてしまいました。amebaのビデオでもう一度、今度は初めから見れるのがありがたい。

 夕飯時に、さすがに今日はもうお酒は要らないと、取って置きのカモ肉をソテーして、スライスして、土曜日に仕入れておいた桐屋の唐橋さんお手製のそばをかも南蛮にして頂きました。

 

 こうして見ると、酒とそばで一日終えたという事になります。 こんな日がもう一日続いたら・・・・ほんとに天国に行っちゃうよ。

 

 

 

 

 

 

 


佐久間新そば祭り 2019年に行く

2019年01月19日 | そば祭り・イベント

東名-新東名を乗り継いで富士から佐久間に行きます。

朝、7時に出発。出がけに富士川SAで夜明けの富士山を撮影。 桜が咲く頃はさぞ絶景ポイントとなりそうです。

行きの運転は井月庵のため、いきなり到着。 9時20分

体験コーナーの道具は本格的です。

昨年、千葉そば大学で講師をされていた長谷川さんのお店を朝一の行列が少ない時に手始めに。

会津磐梯そば道場

嫁さんと二人なので、違ったメニューを1っ杯ずつ分け合って頂きました。

地鶏そばとかけ蕎麦

きくらげとネギ入りです。

駒板のまくらが会津流

 つづいて飛騨深山そばの、かけ蕎麦ととろろそば

とろろは通常は暖かい蕎麦ですが、冷たい蕎麦をお願いしたら注文を受けてくれました。

 ここで11時になったので、慌てて室内の2階へ。桐屋の唐橋宏氏の実演を見学に行きました。

そばカッケはニンニク味噌で大根やニンジンと一緒に

浜松でも屈指のお蕎麦屋「おおもり」の大森さんも会場に来られていました。実演が終わった後に、お客さんから全麺協の段位認定試験の質問を受けておられました。

 横で聞いているだけの井月庵も大変勉強になりました。

 お土産のお蕎麦をカミさんと並んで 2パックゲット。 

再び出店ブースに戻って、佐久間がんばらまいかのお蕎麦を頂きました。

折角なので、昼間から冷や酒を一杯頂きましたが、今日は休肝日なので、一杯だけ。(一本)

他のお店も廻って詰め放題500円や、五平餅250円

遠慮深く、13個しか詰められませんでした。 家に帰って夕食後に1個頂きましたが、結構甘かったです。

五平餅は、一本を分け合っても腹に溜りそうなのに、こういうのは女性は得意の様で、井月庵は2口でOKです。

でも、さすがにおなかに溜ったので最後に一杯づつ。

野田やまびこのかけ

魅惑のSobaのシイタケトッピング。

ここまで来て、二人ともお腹一杯です。 廻っていないお店もありましたが、、、。

帰りはカミさんの運転で楽々。カメラ片手に助手席に収まりました。

富士川のSAに着いたのは17時30分

観覧車のライトアップにシルエットになった富士山が写っていました。

 

空には明るいお月様。

21回も続いている佐久間のそば祭り。蕎麦好きなら訪れて損はないはずです。

中村豊蔵商店のそば打ち道具もお目当てでありますが、、ゲットしたものはお見せするほどのものでもないので紹介は省略。

 

 そういえばSBSラジオのじゅね爛漫の公開生放送を会場でやっていました。

明日(20日)もう一日ありますが、井月庵は、ポンプ当番のあと朝日オープン戦を気にしながら飲んだくれる事を選択しました。