そば切り 井月庵

趣味ではじめた、そば打ちの日記です。蕎麦で遊ぶ、蕎麦に遊ばれる日々 のはずが・・・ランタン、ストーブ、模型工作などへ

第8回駿府そば祭り 2日目

2016年11月29日 | そば祭り・イベント

どしゃ降りかと懸念されたそば祭りが、多少ぱらつくも、15:30ごろまでは傘も要らないで過ごすことができました。

さすがに、土曜日の快晴陽気に比べれば、客足も少なくなっているようでしたが、寒くもなく。人ごみにごった返すほどでもなく。

失礼ながら、日ごろ、他人に聞けない疑問をあれこれと聞きまくり、井月庵にはじっくり勉強できる良い機会となりました。丁寧に対応していただき感謝に堪えません。m(__)m

 

27日は26日土曜日につづき、井月庵は2日目ですが、嫁と愚息を伴って行って来ました。

嫁と愚息に付き合って蕎麦をはしごしている内に、結局まえ田さんは売り切れじまい。

安田屋さんの桜えびぶっかけをいただいて終了となりました。

13時頃になると愚息が帰りたくなります。まあ、朝、9:15からいるので、解らなくもありません。途中、嫁と愚息には駿府匠宿の近所にある親類の家に用事をお願いしたり、手を変え品を変えて引き延ばし作戦をしますが最早限界。

来年のことを考えて、15:30で帰路に。

 

そのころには、蕎麦はほとんど売り切れ仕舞いとなっていました。同好会の上手の蕎麦打ちを見ていて、途中から井月庵のレベルがまだまだ遠く及ばない事に悲しくもなり、じっと見学するのも、あまりの不甲斐なさにいたたまれませんでした。(ちょっとオーバーかな)

おかげで、売店を巡って27日に仕入れたものは・・・

お米2.3升1000円、愚息がつかみ取った鰹節数十個300円、本わさびの小さいの4本600円、お茶の詰め放題と棒茶1000円、大きなたい焼き4匹(2匹はばあちゃんへ)わさび漬け250円。 結構買い物してた。

で、わさび漬け。 嫁が食べたいといって買ったのですが、これが美味い!!

 塩が効いていて、酒かすがクリーミー。クリームチーズに山葵の刻んだ茎が会えてある感じ!甘いわさび漬けが多い中、甘くない。

クラッカーにクリームチーズの代わりに乗せても良いと思う。

 案の定、午前中に売り切れていましたが、これは買いだと思いました。

 

 他人と比べて、どうこうと言うのは器が小さい。でも所詮、人間、器の大きさは人それぞれ。紆余曲折が井月庵。

来週こそは、蕎麦打ちしたいけど・・・あれ、いつまでソバを干して置く気だ。天候が悪いからって、3週間が限度かな?4週間目でもいいのでしょうか? 「来週は 防災訓練だよと 嫁の声」  え!?そうなの!?

 

 


平成28年 第8回駿府そば祭りに行く 1日目

2016年11月27日 | そば祭り・イベント

井月庵が、1年を楽しみにしているイベント。

 

静岡の名人、上手が集まって(と、いっても焼津、藤枝辺りから静岡周辺であるが)一堂に会して自慢の腕を思う存分、奮うという内容です。毎年、TOKYO蕎麦塾の助っ人の方が2,3人お見えになられ、洗練されたそば打ちの技を見せて頂けます。

静岡周辺のイベントに賛同された蕎麦店が軒を連ねる。一度に何件もの蕎麦を味わうことも出来ます。

さて、26日土曜日は、秋晴れの空高くまさに祭り日和。

 

蕎麦打ちの体験コーナー

300gのそば打ちがですが、千円ちょっとのため、家族でそれぞれ打たれたりしていました。

その横で、蕎麦打ち道具の販売

掘り出し物の麺棒や、駒板、粉取りが並んでいました。

八兵衛さんのそば打ちは豪快!全身バネの様でいて、リズミカル。

どう違うか解りませんが一目して違いが判る。抜きんでて上手。

(お客さんが眩しくない様に逆光配置となっている?(;'∀')

静岡そば打ち同好会のそば打ちもそれに負けじと、和気あいあい。

井月庵にはこちらの方が話しやすい。いつも一人でそば打ちしているため、ひとりで疑問に思っていることをお尋ねできる良い機会です。

今年の5月の初段認定試験の結果報告をご指導いただいた方々にお礼をして、改めて見学させていただきました。

 

同好会の蕎麦は、わきで鴨汁ぶっかけとしていただけます。今年は、ガスコンロのセッティングに手間取って(リミッター?サーモスタット?が効いちゃったらしい。)、10時を過ぎてもお湯が沸かないというハプニング。

昨日は平日で、お客も少なくのんびりムードで出来ていたようですが、今日は勝手が違うようでした。

さて、井月庵がいただいたお蕎麦は、順に

同好会の鴨汁ぶっかけ

 

八兵衛さんの天ぷらそば

たがたさんのかけ蕎麦 (しらす蕎麦は売り切れだったのか)

玄庵さんの辛みだいこん蕎麦

全て、一律500円

(ああ、八兵衛さんのもりは400円でした。)数杯食べ比べできるように、蕎麦の量は110~120gといったところです。

明日もあるので、初日に全部制覇出来なくても大丈夫。

 

 

 明日は、家族を連れてつかみ取りや詰め放題、甘いモノなども併せて楽しみたいと思っています。

 

 雨の日にそば屋に行くお客さんは、喜ばれると聞きますがはたして明日は!?

 帰りに日本酒を買って、夕飯に300ml×2本飲んだら(3合ちょっとか、ちょっと晩酌には多いなぁ)酔ったままこの日記を書き始めて、途中寝て、起きたら12時。

 酔いて後 寝覚めの水の 旨さかな 

 

 

 


秋なのに、天気は雨が多い

2016年11月20日 | 日記

2、3日毎に天気がくずれて、雨が降ります。

ソバを天日干ししているのですが、なかなか乾きません

そんな中今週の日曜は快晴でした。暖かくて日向にいると井月庵も芽が出そうです。

富士宮のミルクランドのそば祭りは今年は結局行けませんでした。

地元の限られたイベントなので気がついた時には終わっている感があります。

来週の駿府匠宿のそば祭り前にソバの脱穀をしたかったのですが、ちょっと無理そうです。3週間も干してて大丈夫でしょうか?

でも、ちゃんと乾燥していないと、その後の製粉が大変なので、良く干す分にはいいかも。

来週末は、現時点で40、50%の降水確率。どうなることか。

年度末が近づくと、仕事も忙しくなり比較的のんびり屋の井月庵も日が短くなるのを恨みます。

 

蕎麦刈りて 子らの呼ぶ声 夕げ時

 

 

 


桜えびのかき揚げ蕎麦と生ジラス

2016年11月14日 | つまみ

仕事の帰り、新東名を走っていて、沼津のSAに寄りました。昼飯には早い11時でしたが、折角なのでSAのお蕎麦を頂くことにしました。

雨がパラつく天候で少し肌寒くもあり、温かいお蕎麦で。

桜海老のかき揚げ蕎麦 760円

かき揚げは2層になっていて、上が桜海老ですが、下はサツマイモの短冊を揚げています。写真のかき揚げが全部桜海老だったら1500円くらい取られそうです。まあ、そんなメニューはありませんが。

正直に言うと、かき揚げ500円に260円のかけがついている感じと申せば、想像できるんじゃないでしょうか。

井月庵は蕎麦とつけば何でも好物です。駅そばをはじめとした立ち食い蕎麦も研究対象になっています。(^^;

静岡にはスマル亭もあるしね。

 

スーパームーンはやっぱり雨なので15日の雨上がりの夜空に期待したいと思います。

ということで、心の中で月を見ながら、晩酌は

生シラス。  ああ、これは鮮度が命。苦みが少なく甘味の強い(といってもシラスであるが)

駿河の国のいいところ。

こんなもんを食っているから痛風になるのでしょうか? 2杯お替りをしてしまいました。

蕎麦は痛風にいいのかなぁ?


2016年11月 ソバの刈り取り播種から79日目

2016年11月13日 | ソバ栽培

8月27日(土)に少しばかりのソバの種を畑に撒いてから79日目

11月13日(日)

数週間ぶりに畑に行きました。全部脱粒しているんじゃないかと思っていましたが。

 

実は少ないですが、ちゃんとついていました。

ここで、今年の研究課題であった、条撒きとバラまきについて結論が出ることになります。

味を比較するにはこれからの全工程が大変なので、とりあえず耕運から刈り取り、天日干しまで

写真は条撒きのソバです。

赤い茎が目立っています。数回来た台風の影響もあり、倒伏していましたが、何故か条撒きの方が茎の赤い部分が多くあります。

バラ撒きも根元に近い部分は赤いのですが、概ね緑色の茎をしていました。

 

ここで、決定的に違ったのが、条撒きは倒伏した後、茎が何故か東西に分かれて条間でウネウネと曲がっているのに対してバラ撒きは一度、東に倒れた後、そのまま一様に倒伏したまま真っ直ぐに成長していました。

刈り取り後の畑を写真に撮っておけばよかったのですが、条撒きは茎がへそ曲がりばかりで、刈り取るのも、束ねて干すにも大変な手間が必要になりました。

播種面積を去年より若干減らしたのに、去年の2、3倍の収穫量となり結局、全部干し終わるまでに18時を過ぎてしまいました。

曲がりくねっていると、それだけ、揃えたりとガサゴソ障ることとなり、脱粒しました。

畝を造るのもひと手間なのに、刈り取りも、干し作業も更に手間がかかるのでは、来年はすべてバラ撒きで行きたいと思います。

もしかして、条撒きの種を大判振る舞いして撒きすぎたため、余計絡まってしまったのかもしれませんが、バラ撒き位が自然でちょうどいいと思いました。

何かの本で、台風の影響を軽減して収穫量を確保するために、わざと倒伏させる手法もあることを考えると、バラ蒔きが台風のよく来る静岡辺りでは適していると思い至りました。

この後、1~2週間干して、・・・・・23日の勤労感謝の日に脱穀できればいいのですが。

2週間となると、駿府匠宿のそば祭りと重なってしまうので、何としても23日には脱穀せねば。

まあ、こんだけ手間をかけても納得のいく蕎麦にはナカナカならない。これからの手間を考えるとちょっとブルーだ。

毎年の事ではあるが、そば打ちはほんとに最後の良いとこどりなのでそれまでの手間を考えると遊んでいるに等しいことを実感してしまいます。(あっ!井月庵レベルはということです。あしからず)