そば切り 井月庵

趣味ではじめた、そば打ちの日記です。蕎麦で遊ぶ、蕎麦に遊ばれる日々 のはずが・・・ランタン、ストーブ、模型工作などへ

夏休み

2014年08月19日 | 日記

例年のごとく、夏の暑い時期は蕎麦打ちが遠のくのですが、今年は「ブラックパール号」に引き続き、「ビクトリー号」の製作を休日の優先事項としたために更に蕎麦打ちができません。

加えて、井月さんが尊敬していたであろう芭蕉さんの「おくのほそ道」(ビギナークラッシック:角川)という本をごろ寝して読んでいます。

で、更にお盆の間は近場の温泉旅館に行ってきました。

これは韮山代官の江川太郎左衛門邸です。 自宅の井戸水で江川酒なる地酒を作っていたそうで、徳川家から井戸に菊の紋を賜ったそうです。簡単にいうと幕末の偉人

韮山の反射炉も作って大砲を製造したそうです。

反射炉はすぐにより効率の良い高炉にとってかわったの、世界的にも珍しいそうですが、まあ、大きな釜なので別段どうと言うことはないのですが、昔を偲ぶ遺構ですね。

反射炉の横の川です。 当日はとても暑く日影が恋しいかったです。

帰りに柿田川の湧水地も見てきました。

20年前はヘドロの川だったそうです。地元のおちゃんがボランティアで清掃したのが始まりだそうです。

すごい。

この後沼津港で昼食です。全行程は非常にお手軽です。

 


第四回男のそば打ち講習会

2014年08月11日 | 蕎麦打ち

8月6日(水)

施食会に参加しました。

施餓鬼とか呼ばれるもので、お盆の始めに執り行われる行事です。

曹洞宗の各お寺からお坊さんが集合して、今日はどこそこ、明日はどこそこと日替わりでお盆の始まりの開催式みたいなものでしょうか?

とんでもなく間違ってたらごめんなさい。地獄の釜のふたが開いて餓鬼道に落ちた方々の云々というのも聞いたことがあるようですが、即物的には

 「お盆の時期になったから、これから坊さんが各家々に回ってお経を上げるよ」という開催式だと思います。

 境内の入り口に各家々を回る日程表も貼ってあるし。

 檀家衆が一堂に会する場にもなっているので、檀家総会もついでにやっちゃうから、お寺の行事はお盆が年中行儀の始まりだったりして。

 

食べ物を施すのは餓鬼だけでなく、生きている人間にも、この後食事が振る舞われます。

お酒もあるのですが、この日は夕方から「第4回男のそば打ち講習会」あと1回が予定されていた為、お酒は飲めませんでした・・・・。休肝日があるとその反動が結構大きくて、返っ沢山飲んじゃったりしますが。

 

そば打ち講習会、真夏と言うことで加水率は42%(二八)ということでスタートしました。

始め全予定水量の85%位を入れて水回ししてたら、かなりいい感じです。でもあと一すくい位水が余ってる。加水率36%ってことはないでしょうと、あまり考えずに2回目の加水を半量いれたらさあ大変。

たちまち纏まってしまいました。こねてみると、かなり「柔らかい」

完全にズル玉です。

後で解ったことですが、どうやら、そば粉が400gじゃなくて300gだったみたいなんです!!

 

と言うことは48%くらいの加水率、しかも町場二八でしょうか。むむ、誰かが「水を入れすぎて柔らかいズル玉になっちゃってもチャンと打てないとダメ」とおっしゃっていたのを思い出し、「よーしやってやる!」と静かに燃え上がるのでした。

ズル玉なので、延しの段階でちょっと気を抜くとシワになってしまいます。少しのズル玉は仕事が楽になるけど、かなりのズル玉は返ってやりずらい。

いつもなら、厚さがどうこうと気になりますが、「えい、いつまで伸していても気持ちよくもないから畳んで切ってしまえ」と言うことにしました。

 

さて、先生に了解を得て、別に200gで十割の少量打ちを皆さんに紹介しました。

100円のボールと水回し棒とカッターマットです。家で一人でやってるときはスイスイ上手にできるのに、他人に見られていると、余計な力がはいてしまいます。まあ、10~15分くらいで打ち終わるのですが。

私が伝えたかっらことは、「道具がそろわなくても、2人前でも10割のお蕎麦が簡単にできますよ」と言うことです。

絶対、ヌードルメーカーの後片付け時間を入れたら、手打ちの方が簡単で早いに決まっています。

各工程ごとの機械化や便利道具は、蕎麦打ちの楽しみを豊かにしますよ。と言うことでしょうか。

 

電気屋さんにいったら、ヌードルメーカーがおいてありました。マシンの前でしばし観察。

誰か知ってる人、買ってくれないかなー。

息子は色とりどりのパスタやラーメンの載っているレシピ本を手に取って、「すごいねー」

「うむ、しかし手打ちの技術があれば、お前にもできるよ。」

34000円のおもちゃ、どうする井月庵、負けるな井月庵・・・ちょっと欲しいかな。


蕎麦を打たずに読書する

2014年08月05日 | 日記

8月になりましたが、7月から家での蕎麦打ちは1回もしていません。

自慢にもならない訳ですが、では、蕎麦で遊んで居なかったかと言うとそうじゃありません。

仕事にかこつけて、昨年食べれなかった「究極のそば」を食べてきました。

沿道には3件程の「究極のそば」なるノボリが出ていますが、今回はその中の1件です

ご主人にお聞きしたところ、うちのは手打ちじゃない。「信州戸隠そば」なる高級製麺機による10割そば、他の2件とは全く関係ないとのことでした。

と言うことは、距離的に乾麺かな。

1200円で「もり」しかありません。量は1.5人前と言うところでしょうか。

感想・・・まあそういうこともあります。右でも左でも、上でも下でも、プラしでもマイナスでももっと魂を揺さぶられる「究極」を期待した私が浅はかです。そんな店がおいそれと有るわけありません。

帰りにひまわり畑を発見しました。

携帯のカメラで撮ったのですが、シャがかかっています。くっきりはっきり「ボク夏」みたいに撮りたかったのに。

指紋!?  

 

仕事を終えて、たっぷりかいた汗を流したら、畳の上に大の字になって、ごろ寝して、図書館で借りた蕎麦関係の本を読みます。

椎名誠の「殺したい蕎麦屋」、スプレー法の「誰でも簡単、10割蕎麦」、老舗のご主人方の対談が面白い「江戸ソバリエ」

今週、古本を入手した蓮玉庵さんの「蕎麦の極意」などです。

7月末に発売された「そば屋幻庵」10巻 だとか、蕎麦は打ちませんが関連の本を読んで、蚊取り線香の香りをかぎながら、扇風機のかぜで、まだ明るい夕方のひと時を過ごしていますと・・・・・やっぱり寝ちゃう。

今までに読んだ本のリストと感想などをそのうち掲載できればいいのですが、

基本的に、蕎麦、そば、ソバとついている本、雑誌は全部です。

ああ、そういえば、「山下庵」という蕎麦好きの方々のエッセイの中に「殺したい蕎麦屋」が出ていたのに、しっかり忘れていて読んじゃいました。最後の行に「~ 山下庵 ~」とあって、「ああ、前に読んでいたのか・・」とちょっと切なくなるのです。

水曜は、お寺の用事で「施餓鬼」がありますが、「そば打ち講習会」の夕方からあるので去年の様にお酒が飲めません。

修行です。




 


ビクトリーの外板貼り終了

2014年08月02日 | 模型等製作

溜まりに溜まっていたビクトリーの製作がここのところの暑さのため、蕎麦打ちをしないで進みました。
とは言え、発売は114号まで進んでいますが、私は41号までです。





ブラックパール号は、蜘蛛の巣が貼り始めました。



花火大会が近くで行われました。
去年、コテツ(2才♂)が、花火に怯えたため、今年は自宅から観賞することになりました。