そば切り 井月庵

趣味ではじめた、そば打ちの日記です。蕎麦で遊ぶ、蕎麦に遊ばれる日々 のはずが・・・ランタン、ストーブ、模型工作などへ

東京へ行く

2014年07月20日 | そば打ち道具

7月18日は仕事の関係で東京へ行きました。田舎暮らしのため、東京へ行くことはそうそう有るわけではないのですが、今回は嬉しい事に、半日で用事が済みます。

と、言うことでお上りさんを楽しみました。

目指すは、合羽橋!
蔵前からてくてく歩いて途中でスカイツリーを見つけました。
直に観るのは初めてです。
案外、高くないねと言う感想でした。

蕎麦打ち道具を見に行くのが目的です。鍔屋さんとか。
そばさろんは鍔屋さんの同じ経営ですが、そば道具を一堂に集めて販売していました。

蕎麦打ち講習会でも左利きの方がおられたし、私の愚息もギッチョなので、一丁左利き用の庖丁を求めたいと考えていました。まあ、1万程度のモノで十分です。
ところが、何と左利き用は右利き用の1.5倍の値段でした。
しょうがないので、31.5cmモリブテン曲り柄を15000円で購入しました。
私の前のお客さんには庖丁鞘がおまけされましたが、何故か私には貰えませんでした。前のお客さんが2万の庖丁だったからなのでしょうか?
私だって別に湯桶1860円、尺一、尺二の鞘各600円を購入しているのに。(/´△`\)鞘を始めに買っていたので、くれなかったのかな?
大した金額じゃないけど、お客によって対応が違うのは納得できない。
で、井月庵は抗議したか?
そんな!!する訳有りません。
ああ、こういう店なのねと解っただけでも十分です。

これが左利き用の包丁です。

 

で、次の包丁は、ついに買ってしまった、寒山拾得 尺1 青二 です。これは3、4か月前に購入していたのですが

最近、そば打ち風景の写真を撮っていなかったため、今回が初お披露目です。

左利き用の包丁には化粧箱が無かったため、麺棒袋を作った時の残りの布で、早速、包丁袋を作ることにしました。

私が、新聞紙に型紙を起こして、カミさんに縫ってもらいました。

この後、ハイターか何かで、「井月庵」と白抜きできれば更にいいのですが・・・余った布で試してからやってみようと思います。

 

帰りに、自宅近くの新幹線の駅で、10年くらい前に仕事で一緒だったN氏に逢いました。

すごい偶然、業界は狭いと思っていましたが、益々ご活躍のご様子、うれしく思いました。

一杯やりたかったけど、振られてしまいました。今度静岡に来るときには連絡してくださいね。

年を取ったからでしょうか?昔の友人がとても懐かしく思えるようになりました。

 


 


少量打ちをやってみる その2

2014年07月17日 | 蕎麦打ち

7月13日の日曜日は10時ごろから1kgを二八で蕎麦打ちしました。

11時には片づけも終わり、前回、上手にできた少量打ちの道具で200gの生粉打ちをしてみることにしました。

手順は前回同様、ボールに200gのそば粉と、何を思ったのか、夏なのに50%(100g)の水を一気加水して、水回し棒でぐるぐるします。

廻していて「ありゃ、これは水入れすぎた」と思いましたが、取り返しなんかできません。しばらく廻していると一つのたまに纏まってしまいました。

 

四角いタッパーの中に入れて数回こねたところで、べた付いて来たので、「もうこれで、イイや」となって、タッパーの角に合わせて四角い伸し餅に仕上げました。よく見れば、キズや気泡が入っていますが、そんなことは気にしなくてもOKです。

なんせ200gの生粉打ちです、失敗したら何時でも水を加えてだいぶ多いけど「そばがき」」だって、なんだってできます。もっと水を加えて、二八の後の蕎麦湯に混ぜて、トロトロ蕎麦湯だってOKです。

ほら、生粉打ちなんてニハより失敗が怖くありません。(少量だからだけど)

60cm四方の小さいのし板に1.5mmのガイド板を設置して、麺棒で適当な四角に縦横伸します。ズル玉ですが、1.5mm以下には決してなりませんし、のし板にくっ付くこともありません。(ちゃんと打ち粉は打つけど、今回は少し多めで)

1.5mm厚はどうやっても変わらないので、自然に幅45cm、長さ60cm位に伸されます。でないと、のし板からはみ出します。

巻棒を使ってもいいのですが、カンタン、簡便を旨とする少量打ちなので、ヤバいと思ったら、縦横変えて幅出しします。

暑いので、1.2mm位にしたいと思い、延しガイドを外して、最後に軽く、めん棒をごろごろしました。

 

麺を45cmで切るか、60cmを畳んで切るか、気分次第でいいでしょう。(ホントは違うけど、細かいことは気にしない)

後は切るだけ、均一な延しは均一な切に直結しています。サクサク切って(量も少ないし)片付けて、全行程20分

茹では30~40秒で氷水で軽く締めて出来上がり。

 

愚息は、蕎麦の食べるのには興味ありますが、打つのには全く興味なしです・・・

「ほら、こんなに簡単に、大した道具も使わずに十割蕎麦が打てるよ。」とアピールしますが、今一反応は弱い。

まあ、「ぎっちょ」(左利き)だから私の包丁も使えないし・・・

「夏休みの自由研究、そば打ちなんてどおよ」

「町の図書館の蔵書より、書籍も関連図書もそろってるよ。」と勧誘しますが未だ動かざること山の如し。

 

フィリップスの製麺機がタカラの「いえそば」程度でないことを祈りつつ、いまさらは手打ちの方が断然に簡単です。

後片付けだって、手打ちの方がずっと楽です。だって、洗うものと言ったらメインは自分の手くらいですから。

まあ、そこまで行くのが長い訳ですが・・「趣味」だしね。


すべてが少しずつ緩む

2014年07月12日 | 蕎麦打ち
7月の蕎麦打ち講習会は2日に行われました。( ´,_ゝ`)10日も前の事をと言う感じです。
蕎麦打ち道具を揃えたいと言う方も現れましたが十分にお話しする時間も無く、反省仕切りです。
初めからしっかりした道具をセットで揃えるなら川越蕎麦の会さんが良いと思います。4~6万位でしょうか。
取り敢えずと言うことであれば、エンチョーでも良いと思います。
道具は、いろいろ調べて、自作したり工夫したりするのも面白いので、ゆっくり揃えるのもお薦めです。
私の場合はこのブログをみてもらうのが手っ取り早いです。
紆余曲折の末、10万台の包丁にも手を出した訳ですが、大人の男の趣味としてはまあ許容範囲だと・・・(カミさん見ないでね)
趣味の場合、失敗も楽しです。むしろウエルカム。
最近の話題だとエンボス麺棒とのし台が気になります。

7月現在、講習会を加えても2回程の蕎麦打ち回数なので、腕が落ちない程度です。また、明確な目標や改良点を設定して居ないため、上手くなる要素も有りません。まあ、飽きずに繰り返し観ている蕎麦打ちDVDでイメージづくりと蕎麦を打つ事が単純に楽しいだけです。

蕎麦打ちの研鑽なら最近は
http://mokuyokai.blog18.fc2.com/
晴れ時々陶芸 がオススメです。実に論理的かつ丁寧で、私は記事が出版されないかと願ってる位です。

とりとめもなく、緩みっぱなしのこの頃。ソーメンも旨いし!ビールも旨い! 蕎麦と日本酒さん浮気してごめんね。