新第３弾ゾンビ「ひさめの想定外の展開」
「永久、
おまえは残れ。
その代わり、
ひさめちゃんに俺たちと一緒に帰ってもらおう。
永久、たまお、ネネちゃん、キミカちゃんはインチキした罰として、
絶対にコンクールでは優勝しろ。
今のメンバーなら、多分、優勝できるし、目立ちもする。
みんなもいいな」
と、
帰ると決めた賢明が、
自分の利害を考えずに、
残ったメンバーから、
優勝できそうなメンバーを考え、
女子の目を意識したのか、
チームワークを意識したのか、
それとも両方を意識したのか、
そんなことを言い出すと、
「賢明くん、
さすがね。
せっかく、ここまで一緒に合宿生活を送ってきたんだから、
私たちは帰るにしろ、
残ったメンバーには優勝してもらいたいわよね」
と、
同じく利害がなくなったサヤが賛成すると、
みはるも、
帰ると自分で決めてひさめが怖くなくなったのか、
「永久が残れば、たまおたち不細工ばかり残っても
女子の目があるから、それがいいと僕も思うぞ。
さすが、
賢明だな」
と同じく賛成した。
ひさめとしては最悪の事態に何か言いたかったが、
何も反論できる材料はなかったので、
後は、
当の永久がどう答えるかを待つしかなかったのである。
（続く）
本編リメイク「奴が来た！」
「さすが、あれだけのことを仕組んだことはある。
鍵をかけた部屋に、
物音も立てずに入って来るとは、
忍者のような奴だな。
待っていたぞ」
「フォフォフォ！」
「手ぶらか？
なわけないな！
いや、俺が他殺じゃ困るからな。
どうやって、
自殺に見せかける気だ？」
「フォフォフォ！」
「俺がおまえの正体に気づいているとわかっていても、
その仮面に、
不気味な声だけか？
フォフォフォ！
ダメだな。
でも、もう手遅れだ！
フォフォフォ！」
（続く）
レイジーブラザース「暗闇と謎の小部屋」
マスターはジュウロウに言われたとおり、踊ろうとしたが、
天井に頭をぶつけそうになったので、
その場で、はいはい歩きの状態で小部屋の屋根
をシェイクの要領で腰だけ動かして揺らしてみたが、
小屋はびくともしなかった。
「ジュウロウ先生ダメです。
立ち上がれませんし、
私得意のシェイクで揺らしてもビクともしません」
マスターが大声で言った。
「さっきのように、
誰かがこの先の小部屋に入ってから、
いったん下に移動させてから、
マスターに懐中電灯でも持たせて、
小屋の上を調べてもらう他ないじゃろうな？」
と、
ジュウロウが言うと、
「あほ！」
と、
ウメナが言って、
あおむと木太郎を指さした。
「今度は僕たちが、
小部屋に入って下にいくというだすか？」
「そうに決まってるだろう」
「あほ！」
「ほら、あおむ先に行け！」
「懐中電灯を貸してくれだすよ」
「あほ！」
ウメナは懐中電灯をマスターに渡すつもりだったので、
結局、
今度は双子二人が手ぶらで、
小屋の中に入ることになったのだった。
（続く）
セリフサービス「うさぎおいしかのやま」
「だから、じいちゃん、
うさぎおいしいあのやま
って唄ってたのかあ？」
「バカだな！
おいしいじゃなくて、
追いしだよ。
うさぎを山で追って獲るって意味なんだよ！」
「直哉は意外に賢いんだなあ。
でも、獲って喰うんだろ。
じゃあ、フランス人だけじゃないじゃないかあ。
直哉、
田舎で喰ったことあるんだろ！
で、いたずらだなんて言って、
俺を誘ったんだな」
「あの都市伝説みたいに、
猿はこの辺いないだろ」
「でも、猿とうさぎの頭で騙せる奴いるのかあ？」
「いるって！」
春のループ作ゾンビ「トイレ女」「下心あって手を握ったら？」
トイレ女の罠にはまり、
「いえ、たいしたことはありません」と、
トイレ女が差し出した手に触った場合どうなるのか？
もちろん、
その男は下心を持っている。
だが、
期待に反し、
トイレ女の手に触った瞬間、激痛がまず走るらしい。
そして、
女はその愛らしい声で、
「大丈夫ですか。お手当しましょう」と、
その男を抱えて、タクシーが拾える場所までつれて行くらしい。
男は激痛にもがきながらも、下心を抱いたまま、
その美顔と白く柔らかそうなそのナイスボディにごまかされて、
そのままタクシーに乗るらしい。
そうして、
トイレ女のマンションの前まで連れて行かれて、
タクシーを降りると、
「私は看護師ですから私の部屋で手当しましょう」
と言われ、
あっと言う間にトイレ女の部屋に連れ込まれてしまうらしい！
うん？
全然、怖くない？
そうかな？
今日は続ける
トイレ女は男を部屋に連れ込むと、
まず、
「痛み止めですよ」
とまた愛らしい声で言って、
薬と水を飲ませるらしい。
だが、
ここが運命の別れ道！
そう、
素直に出されたものを飲んではいけなかたのだ。
ここでうまくごまかせば、
ほんの少しだけ、
トイレ女から逃れられるチャンスはあるのだが．．．
そう！
これが最後のチャンスなのだ。
絶対に、
トイレ女が差し出した水と薬は飲まない！
これが、
ポイントだ！
トイレ女は、萌える春には多く出没するらしいから、
その小さな頭に刻み込むように！
？
どうやって、飲まないようにする？
それは、かなり度胸と高度のテクニック、
そして、相手がただのナイスボディの美女ではなく、トイレ女だ
と知らないとできないことだが、
教えよう。
受け取ったコップを受け取ったら、玄関側に移動し、
トイレ女に投げつけて素早く逃げる。
激痛も堪える。
それしか、
助かるチャンスはない！
いや、多分。
ここで、
高度のテクニックとは、
コップをトイレ女の顔ではなく、
その服、特に胸元辺りに投げる必要がある。
実は、
顔は作り物で、水をはじくので、効果はないのだ。
だが、トイレ女は服だけには執着心があるので、
さすがのトイレ女も一瞬だが、動揺するらしい。
もちろん、わめきちらすだけでなく、声を変え、
「おんどりゃー、
玉握りつぶすでー！」
などと、
その顔には似つかわしくない、言葉を吐いて、服を拭きだすらしいが、
その言葉にびびることなく、ひたすら逃げるしか助かる術はない！
実際、服に水かけたくらいでは、
たいした罪にはならないから、万一、逮捕されてもすぐ釈放されるだろう．．．
さて、投げた水をはずしてしまった場合は？
うーーーーーん？
助かった例は知らない．．．
そのまま、
もう一度汲まれた水と薬を飲まされて．．．
では、
その後は？
今日はここまで！
明日にする。
何で？
それは怖いからなのだ。
はーい。
本家もどきズラヅラ仮面２「成金？ズラヅラ仮面ＶＳカッペ成金モップ男の逆襲？忍法ゲリ水飛ばし？」
＊下品！
何笑ってる？
うん？
まさか？
やめろ！
ハゲソンの真似か？
おいなり攻撃はせいぜい相討ちだぞ！
なんだ？
ケツ向けて？
まさか？
忍法ゲリ飛ばし？
うわーーーーーーーーーーー！
ブリブリブリブリ．．．
仮面の目に．．．
クサー．．．
ひとまず、撤退．．．
春のループ作「獅子唐女」「不吉な名前？貞子と名前負けとマヌケな名前」
「それにですね。
まだ、その男に間違いないかの確約まではできません」
「もちろん、
それはもうわかっておりますわ。
私の表現が不正確でしたね」
「いえ、そんな。
とにかく、がんばって、
その獅子唐に似た男を見つけて、
とっつかまえて来ますから！
では、そうですねえ？
入浴時間とか、
着替えの時間も考えて、
１時間以内にはその獅子唐男を」
「たった１時間で？」
「男の場合はそんなもんですよ。
化粧も必要ないですからね」
「あら？
私、厚化粧に見えます」
「いえいえ。
例えです。
あー、妹さん。
念のため、
お名前
を教えていただけないですか？」
「あー、すいません。
私、
宮崎はるかと申します」
「綾瀬さんが、
名字じゃないんですか？」
「いえ、
綾瀬は姉の芸名。
姉の本名は、
宮崎貞子です」
「はるかさんと違って、
古くさい名前ですね」
「父があるベテラン女優のファンだったらしいので。
私の場合は、
母がつけてくれたんです」
「センスのあるおかあさまですね」
「いえ、平凡すぎて」
「そんな、
凄く素敵なお名前ですよ。
なっ！」
「は、はい、そうですね」
二人の男のうち、
ひとりの男はその名前を聞いて、
何かイヤな予感がしたのだった。
「あー、それよりも急いで、
獅子唐男を捜さないといけませんでしたね」
「お願いします。
それで、
あなた様のお名前は」
「はい！
芥川ソウセキと申します」
「あらー！
お見かけどおりのご立派なお名前」
「いえ、名前負けで．．．
で、
隣は西国原直人
って、
まあ、
禿げはたしかにそのまんまなんですが、
２年前にやらかしちゃったマヌケな名前なんですよ」
「やらかした？
あー、あのお偉いさん？
一応出世するみたいですから、
よろしいじゃないですか」
「その額の紋所まで同じで、
出世しても最後は世間の笑い者、憎まれ者ですよ」
「また、ご冗談を」
「あー、
バレましたか？
禿げで紋所があるんで、
冗談言いましたが、
こいつは、
川（かわ）一（はじめ）
っていう、
名前を書くのに苦労しない、
羨ましい名前なんですよ」
「それが羨ましい？
うーん。すいません。
よくわかりません」
「そうですよねえ」
「もう、名前のことこの辺で」
「じゃあ、
一時間以内には必ず戻ってきますから」
「じゃあ、
この獅子唐をお持ちくださいな」
「よろしいんですか？」
「芥川ソウセキさんなら、
間違いはありません」
「もう覚えてくれたんですか？」
「もちろんです。
私、
どちらもファンなんですよ」
「いやー、そう言われると．．．」
「もちろん、
今、あんな作品が書ける作家はいませんからね」
「そのとおりですね」
「直人は黙ってろよ。
とにかく、見つけだしますから。
この獅子唐たしかにお預かりします」
「はじめさんじゃないんですか？」
「あー、
こいつのあだ名が直人なんです。
経済学部のクセに何もわかってないものですから、
それにブーメランが得意なもんですから」
「はあ？」
「いや、冗談ですよ！」
「本当はタイガーマスクが好きだったもんで」
「ああ、
どこかで聞いたことありますわ。
では、
タイガー直人さんも、
よろしくお願いしますね」
（続く）
超駄作ケラじい「おえらびください」
いろいろ！
「おえらびください、ケラじい」
「おえらびください、ケラじい？」
「おえらびください、ケラじい？？」
「おえらびください、ケラじい？！」
「おえらびください、ケラじい！！」
「おえらびください、ケラじい￥！」
「おえらびください、ケラじい￥￥」
「おすきなものから、ケラじい￥￥」
「おえらびください、ケラじい＊￥」
「おえらびください、ケラじい＊＊」
いろいろ！
「あの二人はやめとこうぜ」
「あのゴクドウみたいなのやってみたいなあ？」
「やめとっけって、
キレたら恐そうだぞ」
「そうかな？」
「でも、
なんか昔こういう商売あったって、
親父から聞いたような．．．」
「そうか」
どれどれ．．．
いろいろ！
「おえらびください、ケラじい」
「おえらびください、ケラじい？」
「おえらびください、ケラじい？？」
「おえらびください、ケラじい？！」
「おえらびください、ケラじい！！」
「おえらびください、ケラじい￥！」
「おえらびください、ケラじい￥￥」
「おすきなものから、ケラじい￥￥」
「おえらびください、ケラじい＊￥」
「おえらびください、ケラじい＊＊」
いろいろ！
「椅子クソ兄弟再登場！逆サクラあおむの探偵ごっこ」「偽造された？２通の遺言書」
「兄貴わかったぞ!
戸籍とは別の話をするからな。
まず、
この家の今の名義のマツゾウとその先妻の間に出来た子がマツメさん、
マツゾウと後妻の間に出来たのがタケノ、
先妻と他の男の間に出来たのが、
ウメナさん。
後妻と別の男の間に出来たのがサルエだ」
「そういう考え方もあるだすなあ」
「しかし、
マツゾウは、ウメナさんもサルエも自分の子だ
と思いこんでいた」
「それでどうなるんだすか」
「マツゾウは後妻の方を愛していたので、
そう騙されたまま、
後妻の子だけに遺産を残した」
「２通目の新しい方の遺言書も
マツメさんとウメナさんには遺産をほとんど渡さず、
ほとんどの遺産がタケノとサルエに行くようになっていたから、
２通の遺言書が本物だと考えれば、
そうも見えるだすなあ」
「だけど、
サルエの行動を考えると、
それもおかしなことだな。
２通目が本物なら、
サルエがあそこまで追い込まれる必要はないからな。
サルエはタケノとも戸籍上は姉妹だから、
結局、
サルエが一番遺産を受け取れるわけだからな。
サルエがああいう行動をしたということは、
後から出てきた遺言書も偽造だったということになるな？」
「少なくとも、
サルエはそう考えていたということになるだすかなあ」
「うーん、
そうすると、本物の遺言書はどこかにあるのかもしれないな」
「さあ．．．」
「じゃあ、
２通目の遺言書を本物と勘違いしたのがサルエと組んでいた犯人か？
だとすると．．．
あれっ？
タケノが死んだ以上、
戸籍上は、
マツメさんもウメナさんも、
二人ともタケノとは半姉妹姉妹だから、
タケノの遺産は
マツメさんとウメナさんに平等に行くからなあ？
２通目の遺言書を本物だと思っていたのなら、
サルエと組んでもあまり意味がないよなあ？
いずれにせよ、
サルエの取り分が一番多くなるからなあ」
かおむはそう言ってから腕を組むと、
また、
自分で書いた家系図を見直した。
（続く）
偽カミサン伝説？悪女よけの像編２５９
他方、
コビタは山下が卒倒したので、
激痛に耐えながら、
自分の携帯電話を探していたとき、
中高生くらいの女と、
寝ていたはずの大男が消えたことに気づき、
自分のケツを咬んだのが、
そのどちらかであると思い込み、
おそるおそる振り返ると．．．
（続く）
「そして３人しかいなくなった？」１５２
「そして３人しかいなくなった？」１５２
「待たせたな。
一番、古くて、軽くて、おまえらでも読めそうな歴史書だ」
マークが持ってきたのは、
紙でもビニールでも、
木でも石でもない不思議な素材で、
日本語で書かれた。
歴史書だった。
マークの大きさでは、
ビルに入れなかったので、
玄関のドア越しにみつるはそれを受け取った。
みつるが、
パラパラと斜め読みにすると、
みつるだと思われる人類は、
マークのいる時代から数えて、
十数万年前に滅亡していた。
滅亡の原因は、
いくつも学説があったが、どれが正しいかは定かではない
という内容だった。 中でも、
一番有力なのが、
ある戦争によりバラまかれたウイルス兵器のウイルスの変異が原因だ、
という考えだった。
その後、
十数万年を経て、
パーフェクトという種族が生き残ったとその歴史書はまとめてあった。
みつるは、
次に、
リカにそれを渡し、
たけるはどうせ読んでもわからないだろうと思って、
口で説明した。
リカもさっと読むと、タケに渡した。
「私のことには触れてませんね」
とリカが言うと、
「リカさんの前の時代の本なんでしょうね」
と言って、
タケが読み始めてから、、
「私の方もリカさんと同じで一切書かれてません」
との感想を漏らした。、
それを訊いたマークは、
「あー。
じゃあ、
俺たちも滅亡するのかなあ」
と言った後、
「まあ、それはいいとして、
おまえら、これからどうすんだ？
ここじゃ生きていけないだろう」
と訊いてきたので、
みつるは、
「話したと思うけど、
いずれ、このビルがまた移動するから、
それから考えるさ」
と、
それだけ答えたのだった。
（続く）
サクラナ外伝フォー「眠るあおむ」
そして、
あおむの容態は落ち着き、
集中治療室から他の病室に移された。
しかし、
自力で呼吸しているものの意識は戻らなかった。
顔は元気そのものだった。
だが、
サクラナたちが手を握っても握り返すことはなかった。
あおむが手術を終えてから
ちょうど１０日経過した日のことである。
（続く）
バイ俳優？レイジー編「意味ちゃう！ゲイでもバイでも女でも、してしてして！」
以下のランカー「さあ、何して欲しい？」
 |
2812票
櫻井翔 |
|
 |
2549票
西島秀俊 |
|
 |
1305票
福山雅治 |
|
| 4位 |
1281票
伊藤英明 |
|
| 5位 |
1009票
竹野内豊 |
|
| 6位 |
992票
坂口憲二 |
|
| 7位 |
939票
山下智久 |
|
| 8位 |
875票
GACKT |
|
| 9位 |
577票
木村拓哉 |
|
| 10位 |
499票
永井大 |
|
| 11位 |
435票
岡田准一 |
|
| 12位 |
366票
小栗旬 |
|
| 13位 |
354票
玉木宏 |
|
| 14位 |
261票
松田翔太 |
|
| 15位 |
250票
山本裕典 |
|
| 16位 |
179票
ケイン・コスギ |
|
| 17位 |
89票
なかやまきんに君 |
|
| 18位 |
52票
小島よしお |
|
| 19位 |
20票
庄司智春 |
|
| 20位 |
760票
その他 |
|
集計期間：2013年2月24日～2013年3月3日 情報提供：NTTドコモ「みんなの声」調べ（3月調査）
電話男レイジー編「いたずら電話もあなた様ならＯＫ？電話でいって、顔でもいって、最後は？」
陽水「ホテルはリバーサイド！」
達郎「会わない方が彼女のため」
美和「一緒にしないでくれる！」
香美「同類仲良く、冬終わるし．．．」
さあ、どんな俳優？
既出のような．．．
|
3249票
玉木宏 |
|
|
2100票
向井理 |
|
|
1422票
二宮和也 |
|
| 4位 |
983票
櫻井翔 |
|
| 5位 |
814票
三浦春馬 |
|
| 6位 |
564票
松坂桃李 |
|
| 7位 |
550票
岡田准一 |
|
| 8位 |
478票
藤原竜也 |
|
| 9位 |
459票
水嶋ヒロ |
|
| 10位 |
417票
小栗旬 |
|
| 11位 |
339票
市原隼人 |
|
| 12位 |
326票
佐藤健 |
|
| 13位 |
219票
成宮寛貴 |
|
| 14位 |
214票
玉山鉄二 |
|
| 15位 |
211票
速水もこみち |
|
| 16位 |
194票
岡田将生 |
|
| 17位 |
143票
要潤 |
|
| 18位 |
116票
ウエンツ瑛士 |
|
| 19位 |
95票
桐谷健太 |
|
| 20位 |
614票
その他 |
|
第３弾リメイク「最後？の望みと絶望感？」
担当の教師が校門を閉めるべく登場したので、
たまおが携帯電話の時間を確認して、
「あと５分だすよ．．．」
と、
力なく言うと、
「遅刻じゃないか？
あいつらのことだから」
わざと、
ふうたは明るく振る舞ったが、
他の４人の表情は暗かった。
「みんな、
あのときと同じだよ。
諦めるなよ！」
ふうたは、
最後の望みにかけるよう、
他の５人を励ましたが、
５人とも、
ただ、頷くだけで、
あのときとは違う絶望感に襲われたような表情を隠せないでいた。
そして、
担当の教師が、
「君たち、
遅刻するぞ。
中に入りなさい」
と、
ダメだしをするように、
校門の前の６人に声をかけたのだった。
（続く）