レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

第3弾リメイク「最後?の望みと絶望感?」

2013-03-04 01:16:02 | 小説

第3弾リメイク「最後?の望みと絶望感?」


 担当の教師が校門を閉めるべく登場したので、
 たまおが携帯電話の時間を確認して、
 「あと5分だすよ...」
と、
 力なく言うと、
 「遅刻じゃないか?
 あいつらのことだから」
 わざと、
 ふうたは明るく振る舞ったが、
 他の4人の表情は暗かった。
 「みんな、
 あのときと同じだよ。
 諦めるなよ!」
 ふうたは、
 最後の望みにかけるよう、
 他の5人を励ましたが、
 5人とも、
 ただ、頷くだけで、
あのときとは違う絶望感に襲われたような表情を隠せないでいた。
 そして、
 担当の教師が、
 「君たち、
 遅刻するぞ。
 中に入りなさい」
と、
 ダメだしをするように、
 校門の前の6人に声をかけたのだった。


(続く)

 
 



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