レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

改作「恐怖のチャンスゲーム」

2009-04-12 22:00:09 | 小説
改作「恐怖のチャンスゲーム」


 改作「新ゲームの恐怖8」に続きます。

 「本来だったら、
もうアウトだったんだから、
厳しくしないとなあ」と
木太郎が鼻をほじりながら、偉そうに言うと、
 「まあ、そうだなあ」
 ホウセイも同意する。
 「オタクら二人は
実はさっきセーフの手をあげていたクセに」と
永久は言いかけたが、もとこが怖かったので
 「でも、それは別にして、
木太郎の話は筋は通っている」と
もとこの機嫌をうかがう言い方に変える。
 「そうよ。本当はアウトだったんだから、
厳しくしない」と
アスカが言うと、
 「それはそうね」とアユメも頷いたので、
 「じゃあ、厳しくするということでみんないいのね」と
もとこが言うと、生徒全員頷く。
 すると、チウメが手を挙げる。
 「どうぞ」
 「厳しくするのはしょうがないと思いますが、
明日の話しなので、
明日までみんなでそれぞれ考えておき、
明日、多数決で決めるというのはどうでしょう」
とチウメが珍しく自分の意見を言う。
 「そうね」ともとこが腕を組んで考え出すと、
他の生徒も様子を伺うように、考える。
(続く) 



真END「フォフォフォ登場?」

2009-04-12 21:51:33 | 小説
真END「フォフォフォ登場?」

 「本当だすか」
 「まあ、来るまで時間はかかるだろうけど、
やってくるよ」
 いつきは笑う。
 
 数分経ったが現れない。
 「まだだすか」
 「もう来るんじゃないか」

 また、数分経つが現れない。
 「まさかもう殺されたんじゃないだすか」
 「それはないだろう、
この中に黒幕がいるはずだから」
 いつきは落ちついて言う。

 またまた数分経つ。
 「来ないじゃないだすか」
 「来るよ、焦るな。
まあ、迷ってるんだろう。
ここまで来るのに」
 
 そして、数分後、
 トントンとドアを叩く音がした。
(続く)

本編リメイク「重い鉄格子」

2009-04-12 19:57:10 | 小説
本編リメイク「重い鉄格子」

 「何かありそうです。手伝ってください」と
 エイタが大声で叫ぶと
それまで木太郎のそばに集まっていたタヨウらが
エイタの方に走ってきた。
 「何か、見つかったのか」
 タヨウの言葉に、
 「この鉄格子、重いですが少し手前に動いたんです。
先生も手伝ってください」
 エイタが、応援を求める。
 「本当に動いたの」
 ヒラメが疑いの目で見る。
 「ほんの少しだけど前に出てきたんだ」
 エイタが鉄格子と壁の数ミリの隙間を指さす。
 「本当。少しだけど隙間がありますね」
 アユメが鉄格子と壁の間を覗くようにしてみる。
 「二人で大丈夫かな。わしも手伝うよ」
 キタジマがそういうと、タヨウに続き鉄格子に手をかける。
 「いっせいのせー」タヨウが言葉をかける。
 「だめだ、びくともしない」タヨウがため息をつく。
 「もう一回お願いします」
エイタが頼む。
 「いっせいのせー」
 タヨウが言葉をかける。
 「やっぱり、だめだ」
 タヨウがため息をつく。
 エイタが床の石畳を指し、
 「この2枚にこすれて薄くなったあとがあるんです。
だから、この鉄格子が怪しいと思ったんですが」と、
エイタは自信なさそうに言う。
 「じゃあ、もう一回、両側の力を均一にしてやってみようか。
片方に力が入り過ぎているかもしれないから」
 タヨウはそういうと、エイタを真ん中にし、
両端をキタジマ、タヨウという並べ方にして
再チャレンジすることを提案した。
 「じゃあ、試してみましょう」
 エイタはタヨウの言葉に従う。
 「いっせいのせー」
 三人が力を入れると鉄格子が少し前に出た。
 「やった、動いたぞ。この調子で少しづつ動かせば、
この鉄格子の壁がはずれるかもしれない」
タヨウの言葉に二人も頷き、3人は同じ行為をくり返した。
 「がんばって」
 タヨウたちをアユメたちが応援する。
 重い鉄格子の壁は少しづつ、前に出てきた。
 「その調子よ。がんばれ」
 ヒラメが応援する。
(続く)


第11弾「もう一つのウイルス開発計画」

2009-04-12 19:43:01 | 小説
第12弾「もう一つのウイルス開発計画」

 「あちらのウイルス開発計画は失敗のようだ、
こちらの方がリスクがあるが、
とにかく開発をすすめるしかない」
 「ですが、
既に、一箇所失敗して
研究員全員が死亡しております。
それに、噂ですが、
既に淘汰が始まっていると聞きます。
ここは天に任せたらどうですか」
 「いや、人類は滅亡させてはならぬ。
まさかの場合に研究は続ける」
 「我々も命をかけろと」
 「そういうことだ」
(続く)



第?弾「もとめに話しかけるサヤとのんきなあおむ」

2009-04-12 18:43:01 | 小説
第?弾「もとめに話しかけるサヤとのんきなあおむ」

 いざ一人になると寂しくてしょうがなかったので、
最初は不気味に思えたが、
サヤはもとめの部屋に行き、
生きているか死んでいるかわからない
もとめに話しかけることで少し気を紛らわした。
 ほとんど愚痴ばかりだが、
そのうち、もとめが笑ったように
感じたりするようになってきた。
    
 あおむはもとえが授業をしている間に
生徒達が書いた答案を採点するというより
楽しそうに読んでいた。
そして、答案を読むことで
生徒の本当の能力や性格がわかるようになってきて、
嬉しくなっていた。

 この日のもとえの授業はかなりハイレベルで、
かつ、すごくわかりやすいものだった。
正直、生徒がもとえの授業を受けるのは初めてだった。
いつも、変な商品を売りつけて
ばかりで授業はしたことなかったのだ。
 生徒の中には、
もし、今日から地下室送りになったら、
とても最後の日の試験で
勝てる訳がないと感じ始めているものが何人かいた。
また、もとえの合宿に
何か裏があると思っていた生徒も
今日の授業でそれは思い過ごしかもしれないと、
思うようになっていた。
(続く)


改作BADEND3-2「決意したもとめと恋する男たち」

2009-04-12 17:58:15 | 小説
改作BADEND3-2「決意したもとめと恋する男たち」

 「そう、もとめの奴、これから来るかなあ。
それとも、207号室へ入る時かなあ。
まず、食堂にいる生徒をすぐ部屋に戻すから、
私が再度連絡したら、すぐ私の部屋に来て、
いいわね」
 もとこはオオシマと連絡をとった後、
食堂へ行くがすでに生徒は解散したか、
露店風呂に入ったようだった。

 「オオシマ、早く来て、作戦はこれから」と
 もとこはオオシマに連絡する。


 トントン、
もとこの部屋を誰かがノックする。
 小さな声で聞き取りにくいが、
オオシマですと、もとこにはそう聞こえた。
 「入りなさい。ドアは開けておいたわ」と
 もとこは応答する。

 トントン、もとめの部屋を誰かがノックする。
 小さな声で聞き取りにくいが、
おちたですと、もとめにはそう聞こえた。
 「もう、じっとしてなさいと言ったでしょう。
開いてるわよ。心配しないで」と
 もとめは応答する。

 ぐにゃ。


 ぐにゃ。

 ...

 。。。


 翌朝、無理心中と思われる死体が

2体づつ、

 もとこの部屋ともとめの部屋で発見された。
(終)

本編リメイク「木太郎がんばる2」

2009-04-12 17:54:35 | 小説
本編リメイク「木太郎がんばる2」

 「土?」
 「何もない」
 「あーた、となりの石版でしょ」との
ヒトミの言葉に、一同、ため息をつく。
 「す、すいません。
となりをもう一度やらせてください」というなり、
 木太郎はもう一度となりの石版の正面側の真ん中に
定規を両手で少しづつ、入れ込む。
 じり、じり、コツを覚えたのか、
少し石版が浮き上がるのが目に見えてわかった。
 木太郎はその段階で、力を入れて定規を手前に力をいれた。
石版が壁にぶつかり、
パーンと割れる音と同時にその下のへこみが見えた。
 「あー、同じだ」
 ヒラメのがっかりした声が聞こえた。
 「水詮?」
 アユメが訊く。
 「そう、残念」
 チウメが小さな声でいう。
 木太郎はその場に座り込む。
 「結局、石畳には謎はないってことね」
 ヒトミが冷静に言う。
 「木太郎、しょうがないわよ。
さあ、次を探しなさい。」
 ヒトミはあきらめることなく、
うなだれる木太郎の肩を叩いた。
 「そうですね。こんなに簡単に見つかるなら
既に前の事件で警察が見つけてますよね」
 チウメも冷静に言う。
 その時、反対側から、
 エイタの
 「何かありそうです。手伝ってください」と
大声で叫ぶのがみなに聞こえた。
(続く)

本編リメイク「木太郎がんばる」

2009-04-12 11:50:33 | 小説
本編リメイク「木太郎がんばる」

 「あーた、何やってんの、
掻くのはおやめっていったでしょう」と
突然、後から言われ木太郎は驚いた。
 ヒトミだけはエイタの方に行かず、
木太郎の後にいたのだった。
 「これで、あーたも掘りなさい」
 ヒトミは鉄の定規のようなものを木太郎に渡すと、
 「早くしなさい。ぼっさとしていると、
また、バカにされるわよ」
 と言ったので、
木太郎は石畳をまた見つめ直した。
 木太郎は、地面の上にしゃがみ込むと
石畳の周りを掘ろうとする。
しかし、定規がうまくつかえず、
石畳を築いている石版を傷つけるだけだった。
 「不器用ね。周りから掘るのよ」
 ヒトミが横から口を出すことで、
木太郎は余計緊張して手がすべる。
何枚もの石版が傷だらけになる。
 そのとき、木太郎の後から
たくさんの人が押し寄せる感じがすると
 「木太郎さん、あちらはただの水詮だけだったの、
そっちはどう?」と
 アユメが声をかける。木太郎は、あっちは失敗か、
よーし、と力を入れるが、力をいればいれるほどうまくいかない。
 「手伝おうか」
 タヨウが口を出すが、
手柄をとられては何の意味もない。
 「石版のどこかの真ん中に定規を合わせるのよ、
落ち着いて」
 チウメが優しくアドバイスする。
 木太郎はふーっと息を入れると
チウメのアドバイスに従い、
石版の正面側の真ん中に定規を両手で少しづつ、
入れ込む。じり、じり、じり。
 「もう少しよ、がんばって」
 チウメが応援する。
 「木太郎さん、もう少し」
 アユメも応援する。
 定規が数センチ食い込んだところで、
 「そこで、力を入れるのよ」
 アユメのアドバイスに従い、
木太郎は力を入れたと同時に石版が前の壁にぶつかり割れてしまった。
 「中はどう?」
 皆が石版のとれたあとに注目する。
(続く)


第三弾「もとめと真カミサン伝説19」

2009-04-12 11:07:52 | 小説
第三弾「もとめと真カミサン伝説19」
 
「そして、ついに選挙の日が来ましたの続きです」
 たまおが自信ありげに話しだす。
 「ネネの事件が響いたのか、
ネネの母親の例の土下座事件が響いたのか、
もともと町長に人望や政治力がないのか、
わかりませんが、かなりの大差で前町長は落選しました。
 他方、ニタロウも例の老人には
何の変化もおこりませんでした。
 結果に納得いかなかった
ネネの母親は例の老人を捜し回り、数日後、見つけました。
 「その顔はわしに文句があるんじゃなあ」
 「もちろんですわ」
 ネネの母親は老人を睨みながら、
怖い顔で言いました。
 「わしは嘘はついとらん。
おぬしも無事だし、よかったじゃないか」
 「嘘をついたじゃないですか。
例の話しは作り話でしょう。
そのせいで、私の頭はこんなになり、
夫は選挙に落選しました」
 「誰がそうせえと頼んじゃのだ?
誰がわしとニタロウに交際を申し込めと言ったんじゃ?
そして、誰が娘のことで土下座しろと言ったんじゃ。
おぬしの猿知恵じゃろうが」
 「それは...」
 「おぬしには邪心が多すぎた。
カミサンはそれを見抜いた。
じゃが、おぬしの命までは奪わなかった。
娘が殺されているからのう。
わかったら、帰れ」
 「一つだけ教えてください。
もし、あの時、私があなた様の言うとおりにしていたら、
ニタロウは死んでいたのでしょうか」
 「さあ、タラレバの話しはわからん。
全部、カミサンが決めることじゃ、
不幸と言っても選挙に落ちたくらいじゃ、
それでよしとせえ」
 老人はそう言うと
どこかに行ってしまいました。
 ということです。どうですか?」
 とたまおが笑って言った。
(続く)



改作BADEND3-2「インチキは許さない2」

2009-04-12 10:10:27 | 小説
改作BADEND3-2「インチキは許さない2」

 「いーい、おちたくん、
あなたはこれから明日まで部屋にずっといて、
何があっても部屋を出ないように、
そして、8時になっても私が呼びに来なければ、
警察に電話してすぐこの屋敷を逃げなさい。
いいわね」と
もとめが何か決意したような顔で言う。
 「先生、やめてください。
先生が何を考えてるかはわかります。
もう、これからこの屋敷を一緒にでましょう。
それが先生のためです。
木太郎やみんなを恨まないでください。
奴らは根はいい奴なんです」
 おちたはもとめの考えていることを想像して頭を下げる。
 「でも、インチキは許せないし、あの姉だけは」
 もとめの手が怒りで震える。 
 「わかりました。
それなら、僕も手伝います。
でも、木太郎たちの命までは奪わないでください。
もとこ先生は僕が殺しますから」
 「それはダメ、あなたに人殺しはさせられない」
 「でも、それしか」
 「わかったわ。木太郎たちはあなたに免じて許しましょう。
どうせ、姉にのせられているだけだろうから、
その代わり、姉は私がやる、
あなたは部屋で動かないで、
そう約束するなら、木太郎たちは許しましょう、いいわね」
 おちたは泣きそうな顔で頷く。
 「じゃあ、早く部屋に戻って」
 おちたは追い出されるように、
もとめの部屋から出ていった。

 一方、オオシマはもとめの部屋で盗聴した話しを
もとこにすぐ伝えたのであった。
(続く)

レイジー編「10歳から48歳女性って何よ。レイジー様はおかまだった」

2009-04-12 10:05:37 | 小説
レイジー編「10歳から48歳女性って何よ。レイジー様はおかまだった」

松浪「レイジー様はおかまだった」
デルホイ「タイトルがもろおかまだ」
ゴッホ「知らなかった」
松浪「俺のBADENDどうかな」
デルホイ「まだ続くんだろう」
ゴッホ「まだアップしてなかった」
松浪「あらあら」

「今日は祭りに!」

2009-04-12 08:22:19 | 小説
オハラハン「期待してるだすよ。スブタ!」
ブエナビスタ「あおむか?もうあれ消せよ」
オハラハン「まあ、そんなカタイこと言わないで、
ライター候補に信じてもらうだけですよ」
ブエナビスタ「ライター候補?」
オハラハン「へへへ」
ブエナビスタ「適当に消すからな、
忘れるといけないから
松浪グループ、あおむ見たら
消しておいてくれ
祭りじゃなく嵐だったら
覚悟しておけ」
オハラハン「おー怖」
(続く)

本編リメイク「石畳2」 

2009-04-12 08:08:34 | 小説
本編リメイク「石畳2」 
 
 「なんだ!」
ヒラメががっかりした声をあげる。
 石畳の下には、
蛇口と水が出るクダがあるだけだった。
 「水まき用みたいね、
そういえば、後ろに今は枯れているけど花壇もあるしね。」
 チウメもがっかりしたように言う。
「そういえば、木太郎さんの方はどうかしら」
 アユメがげんきんに木太郎の方を見ると
木太郎は座って何かしているようだ。
 「木太郎さんの方にいってみよう」
 アユメの言葉にしゃがみこんだままのエイタを置いて
みなが走り出す。
 「あーあー、いい恥だな」
 エイタはその場で寝っ転がり呟く。
そのとき、
 「むっ」
 エイタは近くのはずれた石版をよく見る。
 「こすれた後がある。これは水詮の蓋でついた傷じゃない。」
独り言をいいながら石版を見る。
 エイタは立ち上がるとはずれた石版の上の壁を見る。
 レンガ色のブロックの上に鉄格子の窓があるだけだ。
 「それなのに、何故、こすれた後があるのだろう。」
 エイタは試しに鉄格子をひぱって見た。
ギー、少しだが動く。重い。
みんなを呼ぶか、いや、また、恥をかくかもしれない。
エイタを力を込めて、鉄格子を引っ張り続けた。
(続く)


改作BADEND3-2「インチキは許さない」

2009-04-12 07:01:09 | 小説
改作BADEND3-2「インチキは許さない」

 もとめががっかりして部屋に戻って、
すぐに、
 トントンと
もとめの部屋のドアを叩く音がする。
 「誰?」
もとめがびっくりして声を出すと、
 「おちたです。話しがあります」と小さな声で、返事がある。
 「何だ、びっくりするじゃない」と
もとめが扉を開けると、
おちたがさーと、部屋に入り土下座する。
 「すいません。勇気がなくて」と
おちたが泣きそうな顔で頭を下げる。
 「ど、どうしたの?」と
もとめが訊くと、
 「木太郎のじゃんけんはインチキです。
それに、僕にはとても気にかかることがあります。
先生、正直に答えてください」と
おちたが話しを切りだす。
 真剣な表情のおちたに
 もとめは、
 「いいわよ。何でも言って、私は正直に答えるから、
おちたくんも正直に私の質問に答えてね」と
返答する。
 「先生、整形したって本当ですか」と
おちたが訊く。
 「整形?何のこと」
 「ああ、やっぱり、僕もはめられたのか」
 「どういうこと?」
 おちたは
木太郎がインチキじゃんけんの名人であることを先に説明した他、
これまでの整形のことやコンテストの写真のことを
すべて正直に話してしまった。
 「そう」
 もとめはそれを聞くと、怒りがこみ上げてきたが、
おちたの前ではそれを出さないようにした。
(続く)