改作「恐怖のチャンスゲーム」
改作「新ゲームの恐怖8」に続きます。
「本来だったら、
もうアウトだったんだから、
厳しくしないとなあ」と
木太郎が鼻をほじりながら、偉そうに言うと、
「まあ、そうだなあ」
ホウセイも同意する。
「オタクら二人は
実はさっきセーフの手をあげていたクセに」と
永久は言いかけたが、もとこが怖かったので
「でも、それは別にして、
木太郎の話は筋は通っている」と
もとこの機嫌をうかがう言い方に変える。
「そうよ。本当はアウトだったんだから、
厳しくしない」と
アスカが言うと、
「それはそうね」とアユメも頷いたので、
「じゃあ、厳しくするということでみんないいのね」と
もとこが言うと、生徒全員頷く。
すると、チウメが手を挙げる。
「どうぞ」
「厳しくするのはしょうがないと思いますが、
明日の話しなので、
明日までみんなでそれぞれ考えておき、
明日、多数決で決めるというのはどうでしょう」
とチウメが珍しく自分の意見を言う。
「そうね」ともとこが腕を組んで考え出すと、
他の生徒も様子を伺うように、考える。
(続く)
改作「新ゲームの恐怖8」に続きます。
「本来だったら、
もうアウトだったんだから、
厳しくしないとなあ」と
木太郎が鼻をほじりながら、偉そうに言うと、
「まあ、そうだなあ」
ホウセイも同意する。
「オタクら二人は
実はさっきセーフの手をあげていたクセに」と
永久は言いかけたが、もとこが怖かったので
「でも、それは別にして、
木太郎の話は筋は通っている」と
もとこの機嫌をうかがう言い方に変える。
「そうよ。本当はアウトだったんだから、
厳しくしない」と
アスカが言うと、
「それはそうね」とアユメも頷いたので、
「じゃあ、厳しくするということでみんないいのね」と
もとこが言うと、生徒全員頷く。
すると、チウメが手を挙げる。
「どうぞ」
「厳しくするのはしょうがないと思いますが、
明日の話しなので、
明日までみんなでそれぞれ考えておき、
明日、多数決で決めるというのはどうでしょう」
とチウメが珍しく自分の意見を言う。
「そうね」ともとこが腕を組んで考え出すと、
他の生徒も様子を伺うように、考える。
(続く)