レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

真END「あおむの疑問?」

2009-04-04 22:00:24 | 小説
真END「あおむの疑問?」

 「もしかしたら、どうしたんだよ」
 ダミーが言う。 
 「もしかしたらじゃないだす。
断言だす。オチタを運んでも身代わりにならだすよ。
だから、オチタを207号室まで
わざわざ運ぶのはおかしいだすよ」
 「おかしくないだろう。
太郎はオチタのフリをしていたんだから、
太郎の身代わりになるだろうが」
 ダミーがしつこいあおむに
イヤそうな顔で言う。
 「だすから、太郎の身代わりがだというのが
おかしいのだす。
チウメさんを最後まで生かして
証人にするつもりだったのなら、
死んでいるオチタが太郎でないことは
チウメさんにはわかるだすよ」
 「なるほど、チウメは太郎に会っているんだからなあ。
太郎がチウメを証人にするつもりだったら
確かにおかしいなあ」と
エイタが言う。
 「いいんだよ。
太郎は最初からチウメが証人になることなんて
黒幕から聞かされていなかったんだよ」
 「それだったら、チウメを探すんじゃないか。
自分の犯行を目撃されたわけだから」
 「そうだすよ。太郎はそこまでバカじゃないだすよ」
 「たしかに」
 「うーん、何か頭がこんがらかったってきたぞ」
 ダミーは頭を抱える。
 「どこかに盲点があるだすよ」
 「容疑者のクセによくしゃべるなあ」
 「オタクもだす」
 「もうこの話しはややこしいから、
後回しにするがフォフォフォは
それで誰なんだ?」
 「それより木太郎さんは今どこにいるんだすか、
あとミカエルカミサンは」
 あおむはダミーの方を見る。
「待て、そうやって
いつもわからなくと
話しを違うところに持っていくから、
結局、同じところで詰まるんだ、
さっきのチウメを証人にさせる話しと
太郎の話は結構重要だぞ」
 とエイタが言う。
(続く)

本編リメイク「木太郎をひっかける」

2009-04-04 21:09:00 | 小説
本編リメイク「木太郎をひっかける」

 「みなさん、怒った顔で入るのですよ。おわかり」
 ヒトミの言葉にそれぞれ顔を作り、頷く。
 皆はそれぞれ怒った顔、
不快な顔をしてソファーに座る。
 「木太郎をしばったまま、あそこに正座させなさい」
 ヒトミは玄関とは反対側のソファーの隙間を指さし、
永久とタヨウに命令する。
 ぴりぴりした雰囲気の中、
永久とタヨウを木太郎を
その位置までひきづるように連れて行き、
正座させる。
 「木太郎、最後にもう一度だけチャンスをあげます。
何かいいたいことはおあり?」
 ヒトミの威圧するような言葉に、
木太郎は思わず、3人での打ち合わせと異なり、
 「僕は何もやっていません」
と答えてしまった。
 永久とタヨウは、こいつ何を言ってんだ、
ここは謝らなければだめじゃないか、と
各自思ったが顔には出さなかった。
 「ふー、残念だわ。あーた、お終いね」
 ヒトミが木太郎を睨みつけて言う。
 「今、露天風呂で覗き方を確認してきましたよ。
ねえ、みなさま」
 木太郎、タヨウ、永久の3人以外は作戦通り、
みな頷く。
 「ど、どんな方法ですか」
 木太郎は永久とタヨウから
予めそういう可能性を指摘されていたので、
驚くどころか、失望感に襲われ、
青ざめた顔でそういうのが精一杯だった。
 「あら、あら驚かないの?
あーた、覗きの方法知らないのでしょ」
 ヒトミが意地悪く言う。
木太郎の横で永久とタヨウは逆にほっとしていた。
 砂利道が敷いてあるということは
やはりどこかに覗きができる盲点のようなものがあったに違いない、
二人はそう思っていた。
 木太郎は必死に考えていた。
覗く方法はあったんだ。
あんなうるさい砂利道が敷いてあるんだから。
 ここで。知らないと答える。
 そうすると、ババアはその方法を指摘する。
 それでも知らないと答える。
 多分、あの砂利道へ連れて行かれる。
 そして、その方法を確認させられる。
 それでも知らないと言ったら、
その場であのときのように砂利道の上に倒される。
 ヤモリのように、あの姿は醜い。
 あのときは、
エイタとタヨウと永久だけだから、良かったが、
美少女たちの前でこれ以上恥をかくのはイヤだ。
 どっちにしても認めるしかないないのか。
木太郎は追い込まれていた。
(続く)

第11弾「ウイルス開発失敗」

2009-04-04 20:57:27 | 小説
第11弾「ウイルス開発失敗」

 「俺だ、俺の研究所はわかってるな」
 「こんな夜中にどうした?」
 「ウイルス開発に失敗した」
 「何だって、それで」
 「もう、俺も10分持てばいいところだ、
だから残りのメンバーに連絡して
俺の研究所に近寄らないように大至急連絡してくれ」
 「どうした」
 「早く」
 「どういう風に失敗したんだ」
 「はや」
 「答えろ」
 「...」
 「まさか?」
(続く)

改作「3日連続の207号室行きか」

2009-04-04 20:54:26 | 小説
改作「3日連続の207号室行きか」

 もとめは貰ったジュースも飲まずに後悔していた。
今度負けたら最終日も207号室行きよという
姉の言葉に思わず、同意してしまったからだ。
これがいつものずる賢い姉の手なのだが、
つい、ひっかかってしまう。
とにかく、この回だけは勝たないと、
姉への復讐計画もパーになり、
姉の生徒達からの信頼もゼロになる。
とにかく、一巡しないうちに終わらせるような言葉はないか、
考えまくっていた。

 他方、もとこは余裕しゃくしゃくだった。
今回もとめが負ければ面白いが、
もとめが勝ってもまた明日も明後日も楽しめる。
 もとめの焦っている顔だけでも見ても楽しかった。
 もとめが整形デブというのは大嘘だが、
もとこともとめが腹違いの姉妹だというのは本当だった。
 父の後妻がもとめとその妹もとえの母で、
その義母からは結構いじめられたので
もとめが憎たらしくてしょうがないのだ。

 「じゃあ、そろそろ再開しましょう。
いいわね、そこまでバカだとは思わないけど、
もとめ、念を押すけど、
今回負けたら最終日も207号室行きだからね」と
もとこが言うと、
 「2度あることは3度あるってさ、あはは」と
木太郎が股間を掻きながら笑うと、
 「やめろよ。そんなこと言ってると、
オタクがそうなるぞ」と
おちたが木太郎の頭をはたくと、
 「俺には三度はありません」と木太郎が笑って、
今度は鼻をほじる。
 「もうその辺にしなさい。
それより、いい、もとめ、
生徒にバカにされてるんだから、
悔しいと思って今回くらいは勝ちなさいよ」
 もとこはプレッシャーを賭けるような言い方をした。
(続く)

4月1日企画「結果発表」

2009-04-04 18:32:58 | 小説
4月1日企画「結果発表」

 えー
 4月1日企画の結果はホウセイ流でいこうかと思ったが。
 では、
 票が入った投稿作のみ発表。
 まず、
 マイナス票は無効ですが
 一応、「憧れのレイジー様」ファンタ女学院生のカス。
 残りは6票ですが、一人は投票がないので後、5票。
 えーと、意外、カミサン伝説「山手線編」真面目なカミサン屋さん、
 あと4票。
 次もカミサン伝説「山手線編」ボッタクリ時計屋さん、
 あと3票、
 「今日だけのバーゲン、逆サクラあおむ」龍之介さん、
 なんかのらないけど、あと2票。
 えー、なんとカミサン伝説「山手線編」椅子クソ兄さん
 さあ、最後の1票は。
 ふー、「今日だけのバーゲン、逆サクラあおむ」龍之介の野郎です。
 ですが、2万円の人は申告がなかったので例の物だけです。
 
で、実HNはデルホイだった。
 
この詐欺野郎!
 
それに、投票したバカ者の公表はやーめた。
 それより、特別に今回は椅子クソ兄さんに特別賞あげるので、
こっそりとメールくださいな。
 はー。
             ブエナビスタ
 

カミサン伝説「これまでのまとめ」

2009-04-04 18:26:01 | 小説
カミサン伝説「これまでのまとめ」

カミサン伝説1「アヤメ編」

カミサン伝説2「ユリ編」

カミサン伝説3「チウメ編」像

カミサン伝説4「松波編」像

カミサン伝説5「ひさめ編」

カミサン伝説6「13日の金曜日編」像
カミサン伝説7「バレンタイデー編」

カミサン伝説8「もとめはまた死ぬ編」
カミサン伝説9「ひょうきんな仮面編」
カミサン伝説10「雛祭り編」

カミサン伝説11「あほーあほーあほー編」像

カミサン伝説12「13日は金曜日編2」像

カミサン伝説13「勘違編」

カミサン伝説14「ホワイトデー編」

カミサン伝説15「山手線編」選抜中

カミサン伝説16「ニタロウ編」 

(続く)

第三弾「もとめと真カミサン伝説10」

2009-04-04 17:52:08 | 小説
第三弾「もとめと真カミサン伝説10」
 
「あの先生いいですか」
たまおが手を挙げている。
 「どうぞ」
 「もうオチがわかったんですが」
 「私も」
 「俺も」
 ケンタ以外はみな頷く。
 「なんで、わかったんだよ。
さては、この話し知ってたな」
ケンタは周りを見て言う。
 「ケンタくん、違うわよ。
ねえ、たまおくん、先生の代わりに話してみてよ」と
キミカが言うともとめは黙って頷く。
 「じゃあ、僕が話しますよ。えー、
「ニタロウがネネを殺したと思っているんじゃなあ」と
言った後からいきます。
 すると、母親は黙って頷きました。
老人は母親に
 「ニタロウが憎いか、ニタロウを殺したいか」と
訊きました。
母親はまた黙って頷きました。
 老人は「よし、それじゃ、
本当のことを話してやろう。
ニタロウがネネを殺したがっていたことは
おぬしの思っているとおりじゃ。
だから、わしが、ニタロウに自分の手を汚さずに
ネネを殺す方法を教えてやったのじゃ」と
笑いながら言ったのです。
 母親は
 「あなた様が、黒幕だったんですか」と
老人の方を怖そうな目で見て言うと、
 「違う、わしはその方法を教えてやっただけじゃ」と
老人は答えました。
 母親はすぐ
「じゃあ、私にも教えてください」と言いました、と、
先生、これであってますよね」と
自慢げにたまおが言うと、
もとめは黙って頷いた。
(続く)

本編リメイク「露店風呂の覗き方発見?」

2009-04-04 16:40:27 | 小説
本編リメイク「露店風呂の覗き方発見?」

 「あのー、みんな遅いですね」
 木太郎が小声で二人に話しかける。
 「声を出すな」
っていっただろう。
 タヨウが小声で睨みつける。
 「あのー、もしかして、
覗き方法が見つかったってことはないでしょうか」
 木太郎が小声で疑問を投げかける。
 「そんなはずはないんだけど、
親父からは聞いてないから」
 永久は自信がないので小声で答える。
 「オタク、確認してないの?」
 タヨウの質問に
 「僕、そういう趣味ないですから」
 永久は小声で答える。
 「木太郎、悪いが、
もし、覗く方法が見つかったら、あきらめてくれ」
 タヨウがにやりと笑いながら小声でささやく。
 「そういうことなら
僕も万引き犯にならないですむわけですね」
 永久は小声で嬉しそうに言う。
 「まあ、その確率はかなり低そうだけどな」
 タヨウはどちらでも言いといった様子でつぶやく。
 タヨウのつぶやきに木太郎はほっとし、
永久はがっかりした。
(続く)

改作「もとめまたまたバカを晒す」

2009-04-04 15:06:32 | 小説
改作「もとめまたまたバカを晒す」

 「あんたね。完全に生徒にバカにされてるわよ。
笑いもでなくなちゃったじゃないの。
どうふざけてもそれはないでしょう」
 もとこが怒ったように言うが目は笑っている。
 「あのー、動揺しちゃって」
 もとめは言い訳する。
 「じゃあ、ここでおバカのために休憩しましょう」
 もとこが言うと、
 「何か飲み物持ってきます」と
レイカが言うと、
 「俺、コーラ」と
 木太郎が鼻をほじりながら偉そうに言うと、
 「僕も」と
おちたが言う。
 「コーラ以外の人」と
レイカが言うと、他は全員手を挙げる。
 「私、ジュース」
ヒトメが言うと、
 「俺も」と
くそたが言う。
 「他は」
 「ジュースでいいわよ」と
もとこが言うと、
 「じゃあ、コーラ二つと他はジュースね」と
アスカが言って、レイカと二人でキッチンへ行く。
 「こういう時にオオシマがいるといいのにねえ。
どこいっちゃたのかしら」ともとこが言うと、
 「落とし穴に落ちているじゃないですか」と
 アユメが言う。
 「もとめと違って、そんなバカじゃないでしょう。
暇だと思ったのか、
何か忘れ物でもして一回帰ったのかしら、
それにしても変ね。
そこで何かあったのかしら明日も来なかったら、
電話してみましょうかしら」
 やっと、もとこもオオシマの心配をしだした。
 「もとめ、何ぼさっとしてるの。
チャンスをあげたんだから、
今のうちに、考えておきなさいよ、
もし、次負けたら、今日、明日だけじゃなく、
最終日も207号室行きよ、
いい、1回くらいは勝ちなさいよ」
 「はい」
 もとめは自信なさそうに小声で答える。
(続く)

本編リメイク「タヨウの案」

2009-04-04 12:34:23 | 小説
本編リメイク「タヨウの案」

 「じゃあ、はっきり言って、
二人とも犯罪者になってもらうよ」
 タヨウは笑いながら言う。
 「えっ、そんな」
 二人は声をそろえていう。
 「だって、悪いことをしたことは
木太郎は認めているからね。
何もやっていなかったではすまないだろう」
 二人は頷く。
 「それで、どうすればいいんですか」
 永久が訊く。
 「永久、オタクは秋葉で○○のフィギュアを万引きした。
店から呼び出しをくらったのが顧問の俺だ。
それを目撃したのが木太郎だ。
それで、木太郎が責任を取らされるのを恐れた俺と、
永久を脅し、10万づつ、金を巻き上げた。
これしかない。
野郎の秘密はともかく女子を誘うのに
一人10万の報酬を片方が支払い、
片方が得たというよりは全然ましだろう。
フィギュアだったら
買うのが恥ずかしかったですむだろうしな」
 タヨウは言う。
 永久と木太郎は考え込む。
 「たしかに、それなら、僕はいいです」
永久は答える。
 「僕の方は恐喝ですか?」
 木太郎が納得しない顔でいると、
 「でも、そのくらいの罪じゃないと
逃走する理由にはならないぞ、
それに、金でファン女を誘うように頼んだということがバレたら、
あのチウメちゃんでもさすがに見放すぞ。」
 タヨウが説得する。
 「じゃあ、せめて、1万いや2万にしてください」
 木太郎がせこく言う。
 「オタクねえ。人から70万円もふんだくっておいて、
その言いぐさはないんじゃないか」と
 タヨウがすごむと
 「いえ、あのお金は永久と二人で返します。
なあ、永久」
 永久はしぶしぶ頷く。
 「ですから、2万ということでお願いします。
永久も頭を下げろ」
 木太郎は何故か偉そうに永久に言う。
 永久は仕方なく頭を下げる。
 「よし、わかった、じゃあ、
ついでに1万の恐喝ということにしてやろう。
その代わりこれからは俺様に刃向かうんじゃないぞ。
いいな。」
 タヨウの言葉に
 「はい、ありがとうございます」と
二人は頭を下げる。
 「そろそろ、みんな戻ってくるかもしれないからな、
これからは一切会話は禁止だぞ」
 タヨウの言葉に二人は頷く。
(続く)

改作「2順目の試練」

2009-04-04 10:33:29 | 小説
改作「2順目の試練」

 もとめは禁止用語を「る」に自分で設定し、
ショウリと言った後に
このゲームの落とし穴に気づいた。
 この逆しりとりは最初の言葉がずっと続くことに。
 シのつく言葉は非常に多いので、
あっという間にもとこの番に回ってきてしまった。
 「しりとりか、じゃあ、しまね」
ともとこが言うと、
 「しまって誰か言わなかったでした?」と
もとめが言うと、
 「島根県のシマネですよ」と
ヒトミがバカにしたように笑っていう。
 「7,6,5,4,3」
またもとこが数を数えだす。
 焦ったもとめは慌てて、
 「えー、しけん」と言ってしまった。
 「ブー」
 生徒達は大笑いした。
もとめは真っ赤な顔になる。
 「あんたよく考えなさいよ」
 もとこにおでこを指ではじかれる。
 「先生、最初なんだから、
最初の文字が少ない言葉に、それに「ん」か
その言葉から連想できる言葉の中の1文字を
禁止用語にすればいいんですよ」と
ホウセイが簡単に言うが、
それがかえって
もとめにプレッシャーを与えたのだった。
 もとめは他の文字を考えていたのだが、
 「早く」と
もとこにせかされてやってしまった。
 「では、りから始めます」
 「おー」
 「禁止用語はごです」
 「ふーん」
 「行きます。りんご」
 「...」
(続く) 
 

第?弾「眠るもとめ」

2009-04-04 09:19:21 | 小説
第?弾「眠るもとめ」

 棺の顔に当たる部分は透明の硝子でできていて、
そこから見えるのはまるで眠っているような美女だった。
 「あのー」
 驚いたサヤが何かいいかけると、
 「姉さん、いずれ助けてあげるからね」
 もとえはそう呟くと、
 「姉のもとめです。
ある事件のせいで脳死状態みたいなものなの。
でも、科学が進歩すれば助かるわ」
 「点滴とかないみたいですけど」
 「冬眠のようなものよ」
 もとえは笑っているが、
サヤは背筋がぞっとした。
 「1日一回は声をかけてあげてね。
姉さんきっと喜ぶわ」
もとこは真面目な顔で言う。
 「姉さんまたね。
じゃあ、リビングに戻りましょう」

 もとえはリビングに戻ると、
 「テーブルの上にあるのが宿題よ。
机は寝室にもあるから、どこでもいいから自由に勉強して、
キッチンの冷蔵庫と食料庫に
いろいろ食べ物と飲み物があるから自由にしてね。
食器はあるのを使って、自分で洗って頂戴、
洗濯機も乾燥機もあるけどそれは今回不要ね」
 「あのーもし、体調が悪くなったら」
 「一応風邪薬、胃の薬、消毒薬、
おなかの薬がひととおり、救急箱に入ってるわよ」
 「それでも」
 「大丈夫よ」
 「えー」
 「もし、どうしても具合悪かったら、
姉のもとめに声をだして助けをもとめなさい」
 もとめはそう言って、ウインクをすると
 「じゃあ、がんばってね」
 と言って、不安一杯のサヤを置いて、
やすおの方へ行ってしまった。
 サヤは考えた。
今のウインクは何を意味するのだろうかと。
(続く)

レイジー編「ガーン、僕じゃなかったのか、それともスブタの意地悪か」

2009-04-04 09:00:36 | 小説
レイジー編「ガーン、僕じゃなかったのか、それともスブタの意地悪か」

あおむ「僕は申告しただすのに」
オハラハン「僕はまだ。というよりあきらめていた」
あおむ「スブタの意地悪だといいだすなあ」
オハラハン「50%の確率であるでしょう」
あおむ「駄目もとで申告するだすよ、
スブタのことだから、
また、催告くるかもしれないだすよ」
オハラハン「多分、無理、それに実は」
あおむ「1作でもいいじゃないだすか」
オハラハン「そうだね。
そういえば、
ブックマークしてくれた
アサヒさんの
ブログランキング入りしましたよ」
あおむ「知ってるだすよ。凄いだすなあ!」
オハラハン「IPみたら、
うちも結構近いところまで行ってるんですよ。
アクセス数は上回ってるし」
あおむ「こちらは記事だけは多いだすから、
アクセス数が多いのは当然だすよ。
質がまだ伴ってないだすよ。
まだ小説にもなってないだすよ」
オハラハン「たしかに、100IP越えはきついなあ」
あおむ「何言ってるだすか。常時80でもきついだすよ」
オハラハン「たしかに...
それより、アサヒさんのノベルゲーム完成が近いということなので、
スブタにメールしてブックマークのコメント書き換えよう」
あおむ「完成後の方がいいだすよ」
オハラハン「いや、完成したら、
また変えればいいんじゃない」
あおむ「その辺任せただす」
(続く)

「投稿者本当のHN自己申告ください」

2009-04-04 07:48:06 | 小説
「投稿者本当のHN自己申告ください」

 4月1日企画の本当のHNの自己申告の締め切り
決めていませんでしたので、

本日午後9時までとします。

 ということはですね。

 優勝者がいるということです。

 あきらめていた方も自己申告してください。
 
 後、2万円贈呈すると言っていた方も自己申告してください。
 
 もちろん、メールで。
                       ブエナビスタ

本編リメイク「残された3人」

2009-04-04 06:52:01 | 小説
本編リメイク「残された3人」

 他方、
食堂に残された木太郎、タヨウ、永久の3人は、
皆が玄関を出て実験に出かけるほっとしていた。
 「ふー、助かった。この3人が残されて」
 木太郎がため息をつく。
 「何故、この3人で良かったんだい」
 タヨウが聞く。
 「実は、先生の60万円は、永久に渡したんです」
 木太郎の発言に永久が
 「えっ、70万円あったけど、
それ、タヨウ先生のお金なのか。」
 永久が驚いて聞く。
 「60万円のはずだけど」
 木太郎が首を傾げると、
タヨウが木太郎を指さし、
 「わざと70万円おいたんだよ。
オタクがどこまで汚い奴かを試すために」と笑う。
 「すいません。でも、そこまで汚くはありません」
 木太郎は頭を下げる。
 「まあ、そういうことだな。
この中で一番薄汚いのは永久オタクだな」と
 永久を指さす。
 そして、
「このことが発覚されたらいくらイケメンでもお終いだな」
 タヨウはまた笑う。
 「すいません。本当にどうかこのことは勘弁してください」
 永久は頭を下げる。
 「どうする?木太郎くん」
 タヨウはわざと木太郎の意見を聞く。
 「先生、本当に謝ります。何かいい方法を教えてください。
先生の恐ろしさ、いえ、失礼しました。
先生の偉大さはここに来て充分わかりました。
どうか、助けてください。
覗きが出来ないということがわかるとなると、
僕が悪事を白状させられるのは時間の問題です。
でも、これがバレたら、お終いです。
どうかいいお知恵を貸してください。」
 木太郎と一緒に永久も頭を下げる。
(続く)