73歳になりました

2023年10月18日 | 日記・エッセイ・コラム

  先月、73歳になりました。

 30代、40代の頃にはまったく想像もしなかった年齢です。

 福岡県山門郡(やまとぐん)瀬高町(せたかまち/現 みやま市)で生まれ、山口県玖珂郡(くがぐん)和木村(わきそん/現 和木町 わきまち)で育ち、その後、高校卒業後1年浪人して、東京都世田谷区経堂(きょうどう)、東京都杉並区宮前(みやまえ)、東京都大田区田園調布(でんえんちょうふ)、神奈川県川崎市中原区市ノ坪(いちのつぼ)、神奈川県川崎市中原区木月(きづき)、神奈川県横浜市港北区大倉山(おおくらやま)、山口県岩国市山手町(やまてちょう/現やまてまち)、山口県岩国市今津町(いまづちょう/現 いまづまち)、東京都日野市南平(みなみだいら)、山口県岩国市青木町(おおぎまち)へ、という引っ越しを繰り返してきました。

 卒業、就職、結婚、子どもたちの誕生があり、就職4回、退職4回を経験し、何とか現在に至っています。そのあいだ、早くに父を亡くし、平成に入ってほどなく母を亡くしました。

 引っ越した回数は数えると11回になります。およそ6年半に1回の頻度で引っ越している計算になります。若い時に地方から一旦都会に出て、また地方に戻って来る。しかもそれを2回繰り返すと、このくらいの引っ越し回数になるのでしょうね。よくぞまあーと、我ながら感心します。が、申し訳ないことに、家内や子どもたちには思わぬ苦労をかけてきてしまっているのです。

 そんなこんなで、引っ越し11回の私にはいわゆるふる里といえるような土地や人々を思い浮かべることはできません。

 先日、コロナワクチン7回目を接種してきました。

 病院の待合には私と似たり寄ったりの年代かと思われる高齢の男女が多く、皆さんじっと椅子に座って、診察の順番を呼ばれるのを待っていました。

 私は時折り見回しながら、皆さんの人生の歩みはどうだったんだろうかと、独り、取り留めのない思いを巡らせていたのです。

 

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