昨日、保護者会の新年会が柳井で開かれました。毎年のことですが、今年も副園長と二人ご招待を受け、出席させていただきました。
会食しながらの歓談です。途中、カラオケ、プレゼント交換などがあり、会場にはにぎやかな絶え間ない笑い声と会話が続きます。
なかでも私が感激したのは、○○さんのお母さんがカラオケを歌われたことです。びっくりしました。でも、大変うれしく思いました。毎月の保護者会ではあまり発言もなく、物静かな参加の仕方をされていた方が、マイクを持って恥ずかしそうにそして楽しそうに歌われたのです。
このところ忙しい毎日が続いていたのですが、心の和むひとときでした。○○さんのお母さんがどんな思いでカラオケを歌われたのか、敢えて訊くことはしませんでしたが、そのことは私に、さつき園や保護者会の在りようはまずまずの方向に進んでいるんだろうなぁー、と実感させてくれたのです。
保護者(親や兄弟姉妹)に敬意を払うことから、私たち現場の職員は福祉を語らねばならないと思います。ものを言わぬ保護者相手なら、現場の意向を押し通し、押し付けることが許されると思い上がってはいけません。保護者ほど強く、そして弱い存在はないのです。私たちが保護者から学ぶものはたくさんあります。