夜市が続きます。先々週の19日の土曜日は周防大島町久賀(旧久賀町)で、先週の26日の土曜日はさつき園の地元、周防大島町小松(旧大島町)で夜市。今週末の8月2日の土曜日は周防大島町安下庄(旧橘町)で夜市と、今年は3週連続となりました。例年、出店を出しているさつき園。今年は鯛焼きを目玉に参加します。
1ヵ月くらい前から職員は練習に練習を重ね、そのたびに私も何匹か試食させられました。味は園長のひいき目ではなく、美味しく出来ていると思いました。
さて、今年最初の久賀の夜市でのこと。午後6時を過ぎてもまだまだむし暑い中、出店担当の3人の職員が額に汗をにじませて鯛焼きを作っています。心配で様子を見に出かけてきた私もついつい気合が入ってしまい、お客さんの呼び込みを始めました。
「暑い夏に熱い鯛焼きはいかがですかあー」「鯛焼きはいかがですかあー」「熱い鯛焼きはいかがですかあー」と、夜市を楽しみに来た人たちを呼び込みます。
しばらくそうして呼び込みをしていると、ある職員がおもむろに私のそばにやってきて一言、「園長、“熱い鯛焼き”というのはいかがなものでしょうか?言うなら、“美味しい鯛焼き”ではないでしょうか?」
なるほど!暑い夏に熱い鯛焼きをと、暑いと熱いを引っ掛けたつもりだったのですが、そこはやはり職員の言うとおり、“熱い”よりも“美味しい”がいいでしょうね。私は早速「美味しい鯛焼きはいかがでしょうかぁ~」と、セリフを変更した次第です。
その甲斐あって(?)最初にしてはよく売れたと思うほど売り上げがありました。その余勢を駆ったのか、先週の夜市では初回を上回る売り上げがありました。
3連チャンの最後、今週末の安下庄の夜市ではどうでしょうか。職員のやる気に引きずられて、私も3度目の呼び込みに出かけるつもりです。「美味しい鯛焼きはいかがでしょうかぁ~」