今週の月曜日・火曜日・水曜日と、今年も周防大島高校福祉科の1年生31人が3班に分かれて、それぞれ一日ずつさつき園に付き合ってくれました。午前と午後で異なる作業班に入って、利用者と一緒に作業に取り組みました。
三日間とも、「せっかくの機会ですから、利用者とたくさん話をして下さい。名前を言ったり、名前を聞いたり、『暑いですね』とか『家はどこですか』とか、きっかけは何でもいいですからどんどん話をして下さい」と、最初に園長からお願いしました。
その、さつき園での施設実習の感想文が今日、周防大島高校から届きました。
それを読むと、実習前、彼らは障害者に対して、暗い、怖い、などの先入観をもっていたようでした。でも、短かったけれど今回の実習で利用者と同じ時間と空間を共有する中で、彼らは「利用者の方が話しかけて下さってうれしかった」「話ができて楽しかった」など、一生懸命に利用者と話をしようと努力し、会話を楽しんでくれていました。
感想文には「さつき園の利用者の方は集中力がすごい。明るい。元気がいい。人一倍頑張っている」などの感想が異口同音に書かれていました。そして、その中には「僕はこの実習で知的障害者のイメージが変わったような気がします」と書いた人もいました。
その3日間が過ぎて、利用者の○○さんが言います。「今度はいつ来るんかねぇー」
利用者も楽しかったようです。
高校生諸君、是非、また来てください! みんなが待ってます!