園外の事業所に実習として働きに行っている○○さん。そこではたくさん並んだビニールハウスで海外の珍しい花やいちごなどを栽培、育てています。そこでの○○さんの仕事は鉢運びや草引き、水遣りなどです。ズボンのすそについた土から仕事の様子が分かります。
その○○さんが夕方、さつき園に戻って来て書く実習日誌を読むことは私の楽しみの一つになっています。毎日、なかなか味わい深い文章が書かれているのですが、それにしても先日の日誌の感想欄の文章には思わずうなってしまいました。
そこには、『天気が少し悪いですが、雨がふらずにすみました。明日も天気が良くなるといいですが、自然とあわさないと生きていけないと思います』と書いてあったのです。
自然とあわさないと生きていけないと思います……。けだし、名言であります。毎日毎日、大事な花やいちごを育てるために、水遣りや草引きなど自然を相手に仕事をしている○○さんだからこその言葉だと思います。