CINEMAとMOVIE?

英語&米語

映画大好き、ごきげんな毎日・・・そして、やってきた猫の話

「エール!」

2016-04-15 11:34:15 | 映画・洋画
熊本の大きな地震、大きな被害が出なければいいですね、
祈ります、


LA FAMILLE BELIER/THE BELIER FAMILY  2014年  BD



≪ストーリー≫
フランスの片田舎に住むベリエ家族は、長女のポーラ以外は聴覚障害者、
父、母、弟の4人暮らし、酪農で生計を立てている、
健常者のポーラは外部の人とのコミュニケーションツールとして、交渉時はなくてはならない存在、

ある日高校の授業で好きな男の子がいるコーラス部に入り、そこで教師から才能を見出され、パリの音楽学校のオーディションを受けてみないかと勧められる、
なんとなく言いそびれているポーラはかくれてレッスンを受けるようになる、

また、村長に立候補した父親のもとにテレビ局からインタビューが入り、レッスンに行けなくなって、
決断を迫られる・・・

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

まずジャケットを見て、お涙頂戴のハンディキャップ、家族愛の物語?と、
いやいや、そこは立派に自立した家族のむしろコメディ風、

お父ちゃんは、村長候補の公約を聞いて「こりゃあだめだ、自分が立つ!」とアクティブな人、
口やかましい?お母ちゃんもそんな父ちゃんが大好き、
思春期の弟は素直ながらもそれなりに、

家族がっちりまとまった中でのポーラの決断なんですけど、
母親は「耳の聞こえない家族に歌手になるって」と嘆かれます、
今まで家族団結で暮らしてきた彼女を都会に出すことに同意できません、
でも、彼女は自分の道を試したくなったんですね、

みずみずしい映画でした、歌も良かったし、
それにカントリー風の色使いがとっても良い、好きなコーディネートです

家族に乾杯!ですね
音楽の先生が何気に良い

「ミケランジェロ・プロジェクト」

2016-04-14 11:41:36 | 映画・洋画
THE MONUMENTS MEN  2014年  BD



≪ストーリー≫
1943年ナチスドイツの猛攻がピークを迎え、ヨーロッパ各国にある美術品等が略奪されたり、破壊されたりするなか、
アメリカのハーバード美術館館長スタークス(ジョージ・クルーニー、監督も)が保護プロジェクトを提案、チームが編成される・・・

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

「オーシャンズ11」の美術品版ですね、
ただそこは戦地、犠牲になる者もいる、

ケイト・ブランシェット演じる隠れレジスタンスの秘書には気骨を感じるし、
7人のチームワークにはそつがない、

ただただ、アメリカサイドの強きをくじき正義の味方物語に仕上がってるのが美談過ぎて、
「新・映像の世紀」とかで見てる何でドイツはこうなったか、
何でアメリカは参戦したか、
何で共産国ソ連はここにきて連合軍に与したか、
等々、頭に入れながら見てるとちょっぴりしらけましたけどね、

出演者は多彩だし、力(リキ)も入ってるんだけど、何かいま一歩盛り上がらない興奮しない、
対象が漠然とし過ぎてて、なかなかターゲットが絞れない、

黄金のアデーレ」はシンプルストーリーだけど、感情移入はできました、
また、「ミケランジェロの暗号」もハラハラ感があってよくできてたと思います、

決して悪くはなかったんですけど、ちょっと残念
ミケランジェロの「聖母子像」の奪還シーンはちょっと感動、

余談ですが、
過日見た「パディントン」でビル・マーレイと見誤ったドナルド役のヒュー・ボネヴィルと二人そろって出演してて面白かった、
マット・デイモンは出過ぎずさすが、ケイトと良い感じでした

「ワールド・ウォーZ」

2016-04-13 11:30:21 | 映画・洋画
WORLD WAR Z  2013年  地上波



得体のしれないウィルスがが世界中を駆け巡り、ゾンビ化した人間が次々と襲う・・

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ブラッド・ピッドを見るには良いかも、
しかしながら、残念な仕上がりでした

テレビ用にカットされ、吹き替え版で見てるとどうも乗りません、
なんや、「ブレイクアウト」とか「ゾンビ」やったらもうええで、と言いながら一応最後まで、
ちょっと他の録画「バンクーバーの朝日」もチラ見したんやけど、これも面白うない、途中で寝てしもうたし、ギブ・・

そう言えば「バイオハザード」はやっぱり面白かったですね、

テレビ放映するのんて、どんな気分で選ぶんでしょうね、
視聴者向けにもっと他にも良い映画(特に洋画ですけど)あるやろっていつも思いますね、
カットされてるから、なんともええ加減な作りになってるし、もうサイアク

レンタルしに行く場合その日の気分でチョイスしますが、
録画の分だけで見ようとすると、ついつい姿勢もぬるくなっちゃう感じです

「超高速!参勤交代」

2016-04-11 10:51:53 | 映画・邦画
2014年  CS



吉宗の時代、東北の小藩・湯長谷藩は参勤交代でやっと国元へ戻ったとこ、
旅装のの片付けも終わらぬうちに、江戸表から急きょ5日間で再び呼び出しを食らう、
なんでも、金山を見つけたにもかかわらず、隠しているとの情報があるとやらで、
老中(陣内孝則)の陰謀にはめられそうになるも、
家老(西村雅彦)の知恵で何とかミッションを乗り切る知恵を絞る・・

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

佐々木蔵之介が良い殿様です、
民を思い、権力におぼれることなく、めっちゃ優しい首長さんですね、
また家臣たちも良いわ、~誰かと大違いです~

日頃の優しさで、人間関係が円滑、
本家の大名(甲本雅裕)、水戸の若君(前田旺志郎)等々、

家老側からいっぱい刺客を放たれるんですけど、けっこうみんな強い、
殿さまなんぞ抜刀術の使い手でカコイイ、

閉所恐怖症の殿さんで、籠が嫌い、籠の中身はサル、

このお猿さん窮地で真剣白刃取りして助けるし、~ちなみにサル係は柄本時生、

最もウケたのは、
西村雅彦が、井戸に落ちて、落ち武者姿に変身、ここは可笑しくって、

終始、笑ってました、
お気楽、お気軽ムービーでした、

今年「~リターンズ」があるらしいね、

出演者は他に、伊坂剛、深田恭子、上地雄輔、寺脇康文、六角精児さん等々、

前田旺史郎クン最近よく見ますね、「海街diary」とかにも、


それと、参勤交代のマニュアルは「一路」を読んでてよく理解できてたし、
なかなか面白かったですね

「海街diary」

2016-04-07 11:50:30 | 映画・邦画
2015年  CS



≪ストーリー≫
鎌倉に住む幸(綾瀬はるか)佳乃(長澤まさみ)千佳(夏那)の3姉妹、
15年前に不倫で家を出た父親の葬儀の知らせが届き、山形の田舎へ出かける、

そこには、母を亡くし、義理の母と弟と暮らす異母妹のすず(千葉すず)がいた、
父親のことが大好きだったすずに居場所がなく、
幸は鎌倉で暮らさないか?と持ちかける・・・

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

このお父さん3回も結婚してるんですよね、
優しいんだか何だか知らんけど、アカンやろ、とまず、

で、3姉妹がすずを受け入れていくんだけど、そんな気持ちになれるか?って、
すずも針の筵ですよね、

でもね、みんな素直なんですよ、優しいんですね、
鎌倉の古びた家でおばあちゃんが作った年代物の梅酒、引き継いで3人が毎年作ってたり、

近所の食堂のおばちゃん(風吹ジュン)やおじちゃん(リリー・フランキー)、
千佳のバイト先の店長も、み~んな優しくて、

この前見た「顔」のどろどろしたエゴと、この作品、
あれも人間これも人間、と対比がすごいです、

穏やかで優しそうにしてるけど、3姉妹の母親(大竹しのぶ)の登場で幸は本音をぶちまけるんですね、

みんな母親に対する愛情、父親に対する愛情はずっと持ってるわけで、
だけど、これを言っちゃあお終いよ、ってところがあったり、

何だか人間って良いなあ、と思わされました、
静かな、ゆっくりした構成でしたけど、それぞれの俳優さんたちが良かったですね
それと背景も緑が多くて、

最近コミックの映像化が多いですね、
是枝監督


「顔」

2016-04-05 11:44:32 | 映画・邦画
土曜、急激な花粉襲来に尋常じゃないくらいの鼻水くしゃみ連発、
ことしはずいぶんとましやな、と思ってたのに、
夜中から熱が出て、ン?
花粉症って熱出るか?

異物侵入に体が反応して熱出るんだと、ネットに出てた、
日曜、礼拝に出てその後「家の教会」、
治まってきたかなと思いきや、またまた夜中発熱してる、

月曜クリニックへ行って薬もらって、やっと熱は引いて、
ほんま、免疫力の低下には嫌になってきますw
花粉症熱出ますよ


藤山直美主演「顔」  2010年


父親が亡くなって母親(渡辺美佐子)が切り盛りするクリーニング店、
そこの二階で引きこもり、ひたすらミシン仕事をする正子(藤山直美)、
たまにくるホステスをしている妹(牧瀬里穂)から、姉のために恥ずかしい思いをしてる、といつも蔑まれ、

急死した母親の通夜の晩、いつものように罵られ、カッとなった正子は妹を殺してしまう、
香典をバッグに詰め込んでそこから正子の逃避行が始まる・・・、

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

整形を繰り返し逃げていた福田和子の事件がモチーフとなった作品、

公開当時話題になってましたね、



キャラクターも立って、
豪華な役者さんたちなんだけど、正子のキャラが特殊なのか、
切なくてとっても良かったです

妹に言う「許してもらわんでもええよ」のなかに「自分は自分で生きていくから」という思いですかね、
愛を知らなかったわけでもないけど、
常に劣等感に苛まれ、外に出たくなくて、歪んでいく、

逃避行が始まって、外の世界と交わるようになり正子は少しづつ変わっていきます、
この辺りは「八日目の蝉」を思い出しました、

藤山直美さん、さすがの女優さんです

監督は「どついたるねん(赤井英和主演)」「大鹿村騒動記」の阪本順二さんでした

「マイ・インターン」

2016-04-02 11:32:42 | 映画・洋画
THE INTERN  2015年  BD



≪ストーリー≫
70歳のベン、妻を亡くしひとり暮らしながら今日も太極拳で健康を維持し、世界旅行にも出かけるが、
ある日、シニアの募集に応募する、

そこはジュールズが18か月前に起業したネットファッション通販会社、
急進歩する会社に、ジュールズの仕事量は増えるばかり、
スタッフからはCEOを置くことを提案される、・・・

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

このシニア、ベンはかつて大物だったんですね、
人の使い方、アシストの仕方、もうすべてなんでもお見通しなわけで、
で、出しゃばらず、謙虚、
まったくパーフェクトなわけでして、
だんだんと、スタッフからも信頼される、
ジュールズもはじめは敬遠してるんだけど、
さすが伊達に歳を取っちゃあいない、何もかも承知してる、
ジュールズの仕事に対する想いもとっても理解できてるわけで、応援する気持ちなんですね、

人生経験豊富なシニアって、時には必要なこともありますよね、
なかなか後味の良い作品でしたね、

まあ、すべてうまく行き過ぎて、ンなわけないやろ的なこともあったりですけど、
ロバート・デ・ニーロとアン・ハサウェイ良いコンビネーションでした、

久しぶりにレネ・ルッソも見れたし、ハッピーになれる映画でした
監督が「恋愛適齢期」「ホリディ」「恋するベーカリー」のナンシー・マイヤーズ、
ファッションや住宅インテリアとかもナイスでした