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映画大好き、ごきげんな毎日・・・そして、やってきた猫の話

「ミケランジェロの暗号」

2012-06-14 12:01:13 | 映画・洋画
MEIN BESTER FEIND/MY BEST ENEMY  2010年  オーストリア  DVD



≪ストーリー≫
1938年、
画商を営むユダヤ人・カウフマン家は、豊富な美術品を持っている

ある日、息子のヴィクトルの元へしばらくぶりに親友のルディが現れる
ルディはカウフマン家の使用人の息子だったが
幼いころから共に育ち、ヴィクトルは友として見ていた

懐かしくもあり、家に招いたヴィクトルはカウフマン家の秘蔵の「ミケランジェロ」の絵を見せてしまいます

実は、ルディはナチスの一員でまさにその絵を探りに来ていたのでした

その後、戦況が厳しくなり、カウフマン家は国外へ逃亡しようとしますが
ナチス側の策略で彼らは収容所送りとなります

イタリア・ムッソリーニと同盟を結び、取引に「ミケランジェロの絵」を使いたいナチスはヴィクトルに尋問を加えようとベルリンへ輸送することに

その途中、飛行機はパルチザンによって撃ち落とされ、ヴィクトルは助かり、
また、瀕死ながらルディも助かります


パルチザンの襲撃を恐れたルディに、ヴィクトルはナチスの制服を脱ぐように言います
ところが、やってきたのは彼等を助けに来たナチスでした
あわてて、ルディの制服を着るヴィクトル、ルディは収容所の縞の服


~ここからは二人の立場の逆転が始まり、
ヴィクトルは制服の魅力を語る場面もあったり~


ルディは自分が本物のルディだとさんざん主張しますが、
最後には、二人を知る女性レナを連れてきて



昔からの知り合いのレナは、ヴィクトルとは恋人同士でした
ところが、彼が去っていくと、ルディと婚約します

その彼女が証言したのは・・・

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

ヴィクトルの家族に対する思いがひしひしと伝わります
父親は収容所で亡くなり、残された母親の保護だけを気にかけて

とってもドラマティックで、ナチスもののワリには暗くないし
サスペンスタッチで、ところどころじゃクスクス・・

ヒトラーの贋作」のスタッフが作ったらしくって
なるへそ(=「ガマの油」の隠語)、って

「絵」のありかは視聴者には早くから推理できますが
それがちょいとハラハラするんですよね
ラストはやったあ~~的な

秀作です、大好き


ところで、ヴィクトルを演じてたのが「ソウル・キッチン」にムショ帰りの兄役で出てたらしくって
でも、よく覚えてねェ




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