アンカツを応援するブログ

アンカツこと、安藤勝己騎手を応援するブログです。

メジャー JC参戦か

2006-10-31 20:03:52 | 競馬
ダイワメジャー JC参戦か
いきなりびっくりニュースだ。
先生とアンカツの話し合いで、
今ならJCでも行けるんじゃないかという話になった模様。
後はオーナーと相談して、同意が得られれば決定となりそう。

さてこの話だが。

考えてみたが、とても面白い。賛成したい。
ただし一つだけお願いがある。
「エアシェイディをマイルCSに参戦させてください」
ま、この話はあっさりまとまると思うけども。
エアシェイディならば、十分すぎるほどに勝機がある。
何故ならば、ダイワメジャーがいなくなるのだからw


というわけで、この話が出てきた経緯だけども、
そもそもメジャーがマイル路線を進んでいたのは、
「喉なりがあって、長い距離は呼吸がしんどかったから」
という明快すぎる理由がある。
この件について、この秋の2戦で完全に払拭したという感触を得た。
というわけで、
「マイル路線を歩む理由がなくなった」
ということが出来る。
おそらく喉なりに付随する問題だった府中の相性の悪さも同時に解消、
中距離において最強の座を手に入れた現在の立場からして、
さらに上を目指し府中の2400mに挑んでみるのも自然な流れか。
ついでに、JCでアンカツが空いてるのも理由なようだ。
参戦に至る理由は十分に揃ってるな、びっくりしたけど、納得。


実際に2400mを走るとして、過去にどんな走りをしているのか。
2200m以上を走ったのは、たったの3度だけ。
1度目が、もはや伝説になりつつある殺人ダービー。
何頭もの馬が引退や死亡に追い込まれ、
ほとんどの馬がスランプに陥った究極のハイペース戦。
このレースで、暴走気味のバルクを追撃して二番目に動いていったのがメジャー。
最後方待機組が全て上位入線を果たしたレースにおいて、
カメ、ハイアーの次に上位に踏みとどまった。
このレースでバルクを凌いでいる。
俺の仮定だけど少なくともバルクくらいのスタミナはあると思っている。
2度目はオールカマー。この時には喉鳴りが酷くなってきていたようだ。
まったく参考外の一戦。
3度目が今年の宝塚記念。アンカツは騎乗停止で乗ることが出来ず。
このレースは3番手からレースを進め、フェイマスの失速にともなって2番手に浮上、
しかし直線に入るまでバランスオブゲームに並びかけることが出来ず、
持ち味を発揮できないままに終わった。ダラダラと雪崩れ込んだだけ。
それでも、最後はばてているわけではない。
道中、「結果的に2番手に上がっている」がこれは押し出されたもの。
フェイマスの失速にともなって上がっていくのではなく、
この2戦のように「自分から2番手に上がって行く」ような競馬だったら、
バランスに並びかけるところまで行って、もっと戦えただろう。
アンカツもメジャーを掴むのに2戦かかった。
テン乗りの四位ではやむをえないレース。
ここはアンカツが乗っていないので参考外としたい。
とりあえずスタミナ不足には見えない。

この3回、全てのレースでスタミナ不足を証明することが出来ない。
スタミナのあるなしに関わらず短いところを走っていたのだから当然だ。
今こそ、メジャーの真のスタミナを試される一戦。
マイルを圧倒するスピード、中距離を制する総合力、クラシックを制するスタミナ。
全てを示すことが出来るならば、最高じゃないか。
行ってみよう。行ってみてくれ。面白いぞ。燃えてきた。
これだけははっきりと言えるだろう。断言できる。

メジャーの脚質はディープの天敵である

ついに、ディープと正面から戦える実力馬で、ディープと戦うことが出来る。
とても嬉しい。
常に必死に抵抗しながら、唖然とするレースの繰り返しだったクラシック。
菊花賞のクロイツの必死の走りはちょっと泣けるし。
これまで味わわされてきた絶望感を、払拭するときが来た。
やってやろうじゃないか。
俺はもう参戦決定な気持ちだw 大城さん、決断お願いします。



秋天について続き と 今週の2歳馬の予定

2006-10-30 21:11:38 | 競馬
いろいろと新聞を買ったりして読み漁りました。
予想通りですが、絶賛の嵐ですな。
なんとまあ、気持ちの良いものだ。G1勝利は本当に良いねえ。
改めて、アンカツコメントを。
せっかく買った事だし、一番内容が正確であろうブックより。

「流れが合わなかったりして、
最近のG1ではなかなか結果を出せませんでしたが、
もともと力のある馬ですからね。
今日は淡々としたこの馬向きの流れになったので、
4角あたりではなんとかなるかなと思いました。
ラストの追い比べで内から詰め寄られるとまた伸びてくれたように、
とても我慢強い馬。
馬自身が大人になったえ完成期を迎えたようですね。
秋の天皇賞は初めて勝てたので嬉しい限りです」

インタビューでもそうだったが、
いつものように舞い上がったところもなく落ち着いた感想だ。
4角のあたりでなんとかなるかな、って感想、
カメのNHKマイルの時と一緒だな。
直線に入る前に勝てる感触を持つなんてのはよっぽどのこと。
「着差以上の完勝」と、どのスポーツ紙も書いているが、
本当にその言葉が相応しい快勝だった。

とにかく謙遜していたが、この力を引き出したのは紛れもなくアンカツの手腕。
アンカツは最高の相棒を手に入れ、メジャーは最高の鞍上に巡り会った。
自信を持って断言したい。メジャーとアンカツは最高のコンビだ。

上原先生はレース前のコメントで、
「人事は尽くした。後は天命を待つだけ」という言葉を残された。
天命が与えられるのは、本当に人事を尽くした者にのみ。
どのG1レースだって、結果的に勝った馬はみな万全の仕上がりで挑んでいる。
かつて、エアグルーヴが行きがけの駄賃でエリザベスを取りに行って負けたように、
半端な気持ちで挑んでいては、勲章のほうから逃げていくものだ。
今年の秋、メジャーにはマイルCSで昨年の雪辱を期すという大目標があって、
その目標を急遽変更してこの秋天に挑むことになった。
本来なら、この二つのG1を両方仕留める為に(特にマイルCSで大本命のため)
少し余力を残すような形で挑みたくなるところだ。
この場面で、自信を持って「万全を尽くした」とコメントできるような仕上がり。
調教VTRを見て、本当に感服いたしました。
二兎を追うものは一兎をも得ず、という状況になってもおかしくなかった今回の秋天参戦。
上原厩舎のみなさんとアンカツの手によって、猛然と攻めに徹したメジャーには、
きっと二兎目も転がり込んでくることでしょう。




秋天についてはまた明日もなんか書くとしてw
とりあえず今日は今週騎乗しそうな2歳馬について早々に書いておこう。
面白そうなんで。

土曜日 京都
土曜5R 新馬(父) 芝1600m ギンギラギン
音無厩舎、バブルガムフェロー産駒の牡馬。
容易に想像がつくけども、一応書いておくと小田切さんの馬。
オークス出走も果たしてちょっと話題になった、モットヒカリヲの子供です。
そこからギンギラギンか。相変わらず凄いセンスだなw
兄はNZT2着のイヤダイヤダ。こちらはこちらで走ってるよなあ。
兄に負けないくらいに頑張って欲しいものだ。
一週前はアンカツが乗ってなかなか良い動きを見せてくれている。

土曜2R 未勝利 芝2000m ブライトロジック
日曜4R 未勝利 芝1600m ブライトロジック
松田国厩舎、フサイチペガサス産駒の牡馬。
とにかく気持ちが前に向かう馬なので、抑える教育中。
かなり良い感じで抑えが効くようにはなっているので、
継続して今回も2000mを使うんじゃないかな。
もしここでとりあえず勝っておくなら、1600m使って圧勝だろうけど。

日曜6R 新馬 芝2000m シャトヤンシー
松元茂厩舎、マンハッタンカフェ産駒の牝馬。
先週の坂路で52.8の好時計。走りそうだ。
松元茂師
「初めてビシッと追った後もすぐに息が入った。
育成の段階からうるさかったが、相手に合わせる感じでも最後は離してくるし、
多少強い稽古をやってもケロッとしているほど。
心肺機能は勿論、能力も高いと思う」
先生からは上々の評価を貰っている。
好メンバーが揃いそうだが、この馬も人気の一角になるだろう。期待大。

日曜1R 未勝利 ダート1200m ブループレミアム
坂口大厩舎、バブルガムフェロー産駒の牡馬。
芝の2戦を好スタートから前で戦ったが、
どちらもジリジリとしか粘れずに2,3着に終わった。
回顧でも書いたが、ダートが良いだろうなあと思っていたら、
早速ダートに使ってくれるようだ。
ありえないとは思うが、よほど砂を苦にしない限り、
芝で上位を戦っている馬だしあっさり勝ってくれそうだ。

来週の特別騎乗予定馬

2006-10-29 19:29:57 | 競馬
土曜日 京都
花瀬特別 ダート1800m 未定

宝ヶ池特別 芝1600m エイシンデピュティ
野元厩舎、フレンチデピュティ産駒の4歳牡馬。
春の最後は準OPのレースで中団からまったく伸びず。
ちょっと疲れがあったか、そこから休養してここが復帰戦。
休養していた間に降級したため、1000万からの始動。
1000万では凡走した事はなく、準OPでも実績のある馬、
普通に仕上がっていれば、堂々と本命サイドの馬。
まあ、この馬はあまり人気しないタイプなんだけどね。

カシオペアS 芝1800m ホッコーソレソレー
濱田厩舎、キングヘイロー産駒の4歳牡馬。
前走の勝ちっぷりはちょっと準OP離れしていた。
前走だけ走るだけで、十分にOPでも好勝負だろう。
首の高い変なフォームから繰り出される驚異的な末脚を再び堪能したい。
ここはマヤノグレイシーが登録してるんだけど、出てくるのかなあ?
慎重を期さなければならないのに、使えるレースが少なく、
ちょっと使うレースに困ってる感じだね。相手にしたくないなあ。
その他、マルカシェンクとかロジックとかいて笑えるんですけどw
まあ、ソレソレーの勢いは断然に思えるね。


日曜日
北大路特別 芝2000m フレアリングベスト
本郷厩舎、ホワイトマズル産駒の5歳牡馬。
前走は誰も動かないから自分で動くことになって、
外目をグーンと上がっていって、最後止まるも2着を確保。
このクラスの突破はもう目前、作戦はやはり差しが良い。
今度はあんな超スローにはならないことを祈ろう。
前走と似たようなメンバーに何頭か強いのが加わる感じ。
単勝妙味も十分なレースになりそうだ。

桂川特別 芝1400m キンシャサノキセキ
堀厩舎、フジキセキ産駒の3歳牡馬。
テレビ静岡賞の予定だったはずだが、アンカツに合わせてくれそうだ。感謝。
前走は、返し馬の雰囲気がかなり良かったので前目で競馬しようとしたら、
ごちゃつくところに突っ込んでしまって競馬にならなかった、とのこと。
今度も枠次第だが、アンカツが考えて競馬してくれるだろう。
準OPで2度も負ける馬ではない。G1出走へ向けて再出発。
ここは今週乗るはずだったコスモシンドラーが強敵になるかな。
・・・アンカツ、良い馬に乗ってるなあw

ファンタジーS 芝1400m ローブデコルテ
松元茂厩舎、コジーン産駒の2歳牝馬。
超スローの新馬戦を2番手から楽々と抜け出して快勝、
ペースが上がったコスモス賞を後方待機から鋭伸して2着。
後に札幌2歳を圧勝するナムラマースの2着に食い込んでみせた。
このレースで持ち時計を7秒5も更新する荒技。
あらゆる展開に対応できそうなことを、わずか2戦で示して見せた。
今度の相手はどうか。牝馬の現有勢力がほぼ集まりそうな感じだが、
ナムラマースより強いかといったら、絶対にNO。3馬身差に迫れるかも疑問。
強い相手と戦った経験がきっと生きてくるはず。
ここでこの相手を下せば、阪神JFの本命になるだろう。楽しみ。

秋天と10月の成績

2006-10-29 19:05:50 | 競馬
特別登録の前に、軽く秋天回顧を。
どうせ明日からしばらく舞い上がってこの話ばかりだろうけどもw


秋天についてアンカツコメント
「この馬のペースでレースができたので良かった。
最後は我慢してくれと思いながらの騎乗だったが、
内からスウィフトが来たら、またハミを噛んで、グイッと伸びたので「良し」と思った。
この馬のペースになって、力が発揮出来て良かった」
全てが計画通りに進んだ天皇賞。
我慢してくれというのは、乗っている人の切実な願いだな。
内からスウィフトカレント、外からダンスインザムードの態勢になった地点で、
外から見ている俺はもう勝ったことを確信しながら応援していたけど、
アンカツ的には、ハミを噛んだところで「本気になった」事を感じて、
そこで勝利を確信したんだろうな。
おそらくラスト200あたりのところだろう。

メジャーは皐月賞以来のG1制覇となった。
誰もが知るとおり、長い間喉なりに苦しんできた馬で、
手術をする前の3歳秋、オールかマーと秋天でとんでもない大敗を食らったりもした。
手術をしてやや復調した5歳時は、一線級に復帰。
秋にG1制覇寸前まで行きながら惜敗。
横典が直線の長い新潟の関屋記念2着後に残したコメント、
「まだ少し喉が鳴ってるんだよね、惜しかった」
このコメントが凄い印象に残っている。
真面目に頑張る馬だなあと外から見ながら思っていた。

6歳になり、初めてアンカツの元に回ってきた。
最初に乗るときに、俺はなんて思っただろうと思って見直していたが、
「えらい馬が回ってきた」なんてことを書いてるな、俺は。
桜花賞を制して最高に気分が良かったとき、
その幸運が倍増して押し寄せてきた感じだったわけだ。
この馬が回ってきたとき「マイルCSは貰った」と書き続けてきたが、
東京は呼吸の問題で厳しいんだろうなあ、と決め付けていた。
それが夏を越して毎日王冠の死闘でおおっと思わせ、
今日の秋天では、もう喉のことなどすっかりと忘れてしまった。

メジャーはこの先どこまで行けるのだろうか?
マイルCSは頂きだろうが、暮れには香港という選択肢もある。
来年も現役を続けるならば(続けるよな?)
3月のドバイや4月の香港あたりも選択肢に入るんじゃなかろうか。
いや、先のことを書きすぎるのはやめておこう。
目の前のレースを一つずつ、堅実に仕留めていこう。
長く苦しかった日々を超えて、
ついに最強馬に返り咲いたメジャーの健闘をただただ称えたい。
そして、この馬をこの状態まで押し上げた上原先生を始めとする厩舎の皆さん、
そして牧場で世話をされている方々、喉のことを見てくださった獣医さん、
その他、メジャーの復活に携わってくれたみなさまに感謝の言葉を捧げたい。

ありがとうございました。


カメ世代最強説を実現するべく頑張る?アンカツもありがとうw
マンボ戴冠に続いて、メジャーも完全復活させた。
さあ、次は誰だ。まだ何かいるだろう。どんとこい5歳馬。
やっぱカメ世代が頑張ってくれると本当に嬉しいんですよ、俺は。



アンカツの10月成績
15-9-7-25
勝率26.7% 連対率42.8% 複勝率55.3%
G1勝利 G2勝利 G3で2着

もう無茶苦茶だなw
勝率から連対率から、あらゆるデータで豊を引きちぎって断然のトップでした。
つーか、今週の4-3-1-7の成績で、勝率と複勝率が落ちてるしwww
そして秋天制覇。10月の活躍を華やかに締めくくりました。
さて、G1シーズンも佳境に入りますけれども、
この調子だと後いくつか頂けないかな?
何度も何度も書いてるけど、マイルCSは絶対負けないと思うので、
それとは別にもう一つ二つ、どっか狙いたいところ。
それを手に入れるべく大事なレースが来週のファンタジーS。
2歳牝馬のエースをはっきりとさせておきたいので、好結果を期待だ。


日曜日の結果 天皇賞制覇!

2006-10-29 16:02:35 | 競馬
やったぞメジャー!ありがとうアンカツ!
最高のレースを見せてくれた。最高に燃えたぞ。
本当に調子良いなあ、10月の成績はさらに向上。
トータルで・・・いや、集計は後回しにするか。
今はただこの勝利の余韻に浸りたい。

そしてちと悔しい件。人気薄だった8枠の2頭は共に超僅差の4着。
アンカツの8枠やっぱ良いなー、と思うと共に、
わずかに敗れて金にならない虚しさも感じていたんだけどw
天皇賞でその些細な悔しさも吹っ飛びました。


2R キングオブロマネ 2着
微妙に立ち遅れているが、最初から引くつもりなので影響なし。
馬に任せて位置をとりに行って、後方6番手から。
昨日もあったが、このレースも前の馬を離して後方集団の先頭、
最も落ち着いて走れる形を早々に作り出した。
じっくりと脚を溜め込んで、直線まで動くことなくゆっくりと大外へ。
直線向いて追い出してから、目を見張る勢いで前を猛追。
あっという間に2番手まで浮上して、さらに先頭のアルコセニョーラを追ったが、
わずかに届かなかったところでゴール。
悔しいなあ、アルコの鞍上強化が見事にはまったというところ。
あちらはちょっと掛かり気味になっていたところを、豊が上手く2番手で脚を溜めていた。
こちらもキングの持てる力を全て引き出したと思うんだけどね、運がなかったかな。
まだ幼いという話だったが、落ち着いていてまったくそんなことはなかった。
今日でこの馬のスタイルがしっかりと出来たと思う。
勝てなかったことを除けば最高のレースだった。次は確勝。

4R ヒシブレーブ 4着
まずまずのスタートからゆっくりと進めて5番手の外目。
折り合って良い感じで追走していると思ったら、
途中からちょっとかかったように4番手に浮上、
さらに行きっぷりが妙によくて4角前に3番手に浮上、
コーナーを回る時は最も良い勢いで回ってきて、
直線入り口では、ほぼ持ったまま馬場の良い所を選びながら先頭に踊り出た。
おいおいと思いながら見てたが、直線に入ってもしっかりとした走り。
内にザサンデー、外にキングリーウイークに並びかけられても、
怯むことなく叩き合いで食い下がり続けた。
最後の150mあたりからちょっと失速した感じで、結局は僅差の4着だったが、
見せ場は十分すぎるほどにあった。もう少し我慢が効いたら2着もあったか。
物凄く楽しかった。買った分以上に、大いに楽しませてもらったよ。
評判も動きも微妙だったので最低人気だったが、これはすぐに勝ち上がるね。
1000万上位の姉を超えるのも楽に成し遂げそうだ。とても良い馬じゃないか。

5R イットーフレンチ 2着
ちょっと微妙に遅れた感じ。
出た後のバランスが悪くてすぐには勢いに乗れなかったが、
とりあえずは後方4番手、馬群の最後方から。
いつも通り、ついたポジションで無理することなく追走、
4コーナーを回るまで目立った行動はなく追走に終始。
直線に入って、大外へ出て行くかと思ったら馬群の中へと進路を向ける。
この進路の取り方、あえて中へ向けたように見えたが気のせいだろうか?
追い出してグングンと伸びてきて、
ラスト250あたりでちょっと前が詰まりそうな雰囲気を察したのか、
スムーズに外目へ進路を変えてさらに猛追。
後方集団からはかなり目立つ勢いで追い上げて、最後に2着を確保した。
タイセイハニーを標的に出来ればよかったんだけど、
今日のスタートでは、今のレースが万全の競馬だったね。文句なし。
やはりこのクラスのダートでは実力上位を証明することが出来た。
次でさっさと勝ち上がるだろう。それにしても人気がなくて笑えた。
ちょっと異常なレベルで人気がなかった。盲点と言うにはあまりにも。
この2頭で馬連37倍ってなんだよw

7R ナスノハツカゼ 4着
まずまずのスタートからスッと引いて後方待機。
後方5番手の外目から前を見る形。
ちょっと遅めのペースで流れていたんだけど、
それを察したかすぐにポジションを上げにかかってるね。
1000mの地点で前から9番手くらい、4角では外目5番手あたりまで浮上。
未勝利戦を勝ち抜けたときと同じような進出の仕方で直線へ。
外に出て内外の各馬と叩き合い、ラスト200mあたりで一旦置かれそうな感じも、
アンカツの鞭に応えてもう一度闘志を取り戻したかのように伸びたが、
わずかに3着争いに敗れて4着だった。無念だ。
今日はもう、休み明けが全てだろう、1回使ってりゃ多分勝ってた。
師の言われるように、このクラスにいる馬ではない。次は確勝か。
勝つことが出来なかった以外は、このレースも完璧だった。

8R トウカイシグナル 7着
成島厩舎、ブラックホーク産駒の2歳牡馬。
小林の負傷で回ってきた馬だが、
デビュー戦を逃げて快勝、カンナSは見せ場なく惨敗。
まだ分からないところばかりの2歳馬だ。
好スタートからスッと出て行って2番手、だったんだが、
外からミルクトーレルがガンガン競りかけてくる感じでまったく息が入らず。
まったく余力のない走りで2番手を走っていたが、
4角のところではもう勢いが無くなって失速気味。
直線に入ってもまったく盛り返せないままに沈んでいった。
途中からは追ってもいない。
ちょっと能力的に足りないようだ。クラス慣れしてから。

9R ユーワハリケーン 7着
武藤厩舎、マウトリヴァーモア産駒の3歳牡馬。
藤田の負傷で乗り代わり。今週はやたらと負傷が続くな・・・怖い。
2歳時に今回と同条件のプラタナス賞を大楽勝したが、その後は善戦どまり。
放牧に出て立て直し、プラス10キロでの登場となった。
スタートは微妙に立ち遅れた気がするが、追っつけて前に行く構え。
行こうとしているが、どうにも他の馬の速さについていけずに、
結局8番手からの競馬になる。ペースが速くて折り合ってはいるが。
4コーナーにかけて外に出て上がってくるときの感じはまずまずだが、
いざ追い出してみると案外なほどに伸びてこない。雪崩れ込んだだけ。
休み明けの影響なのか、追って案外な馬なのか。
ちょっと判別がつかないが、一応は休み明けの影響だと思っておいたほうが良いか。

10R レオニダス 11着
プラス10キロ、ちょっと余裕があるか?
まずまずのスタートから馬なりで中団後ろ、インでじっくりと。
ひたすらにインコースを回って、コーナーもラチ沿いぴったり。
内のほうの馬場は間違いなく荒れているようで、みんな外へ出て行くので、
本当にガラガラのところを回って直線まで向いた。
アンカツも直線はちょっと外に出したそうだったけど、
どうにも出るスペースがなくてそのまま内のほうへ飛び込んでいった。
前の集団には程遠いけれども、追ってしっかりと伸びている。
今日のところは完敗だが、馬場の影響も大きい。
次はちょっと面白いんじゃないかな。左回りが駄目とは感じない。

11R ダイワメジャー 1着
来た来た来た来た。完璧だ!
展開も完全無欠の予想通り。これで負けりゃあどうするよって感じだ。
好スタートを決めて楽々と先行策。
インティライミが予想通りの逃げ、58.8の若干速めのペース、
それを単騎で2番手について余裕綽々の追走。
4コーナーを回るところで、馬場の良い外目へスーッと持ち出していき、
直線向いて持ったままで先頭に踊り出る、この地点でも手応え十分。
追い出しても堂々と真っ直ぐに伸びている。
ラスト250mあたりから内からスウィフトカレントが追ってきたが、
はっきり言って寄せ付けることなく、セーフティーリードを保って楽々ゴール。
完全勝利。もう言うことないよ。絶叫で燃え尽きた。
ちょっとゆっくり勝利の余韻に浸ろう。
次は超確勝レースのマイルCS。のんびり休んでくれや。
お疲れ様、メジャー。ありがとうアンカツ。完璧でした。

日曜日の騎乗馬と予想

2006-10-28 22:24:14 | 競馬
2R キングオブロマネ ◎
本郷助手
「前走良い伸び脚を見せてくれたが、まだ幼い面がある。
上手く折り合って競馬が出来れば」
アルコセニョーラ、新馬で2着のドリームウイン、サンワードブル、
この3頭と人気を分け合うような感じになりそうだ。
これらとのレース内容を見比べてみたが、
警戒すべきはアルコセニョーラの「序盤の速さ」だけ。
こちらが後方で戸惑ったりしない限りは、あっさり勝てそう。
まだ子供だというのは、先行の鬼の中舘の意思に逆らっている前走で分かるw
最初から静かに後方待機ができるアンカツならば、スムーズに持ってくるだろう。
ここは期待大。

4R ヒシブレーブ ×
国枝師
「素直な気性でゲートも普通に出てくれる。
水準くらいの動きを見せるので善戦を期待」
うーん、印象は普通って感じかw
どっかでは勝ちあがれそうな気はするけど、初戦はどうかねえ。
兄弟はみんな走っていて、特に1000万の上位常連のヒシシンエイがいるので、
まずはこの姉を超えることを目標に出発して欲しい。
こうは書きつつ、アンカツの8枠を買おうといった手前、
ちょっと厚めに買ってみたいw

5R イットーフレンチ ◎
清水助手
「前走は完調には一息だったし、道中も不利があったからね。
コース変わりで前進を期待」
ここは先行して安定しているタイセイハニーと、
追い込み堅実なトーホウカウンターの一騎打ちムードか。
その後に、リンクスクインなどと3番手集団の1頭になる。
というわけで、ちょっと舐められた評価になるわけだが、
現在の微妙な評価は、新味を求めて芝を使ってきたことが原因だ。
芝でもそこそこ走るのがまた微妙なところなんだけども、
昇級戦の敗退にめげずにダートを使っていたら、すぐに突破してたんじゃないかと思う。
休養明け2戦目、ダートでアンカツ。昨年の未勝利脱出の走りを思い出せば、
この程度の相手など一蹴できて良い。
タイセイハニーを目標にレースを進められたらチャンス。

7R ナスノハツカゼ ▲
平井師
「久々は割引だが、500万にいる馬ではないからね。
東京ならば1800も何ら問題ない」
レース参戦の過程上は、どう見ても単穴なので▲にしてみたが、
限りなく本命に近い気持ちでいる。
ここでは力が上位だという師の力強い言葉を信じよう。
メンバー的にもかなり弱めなので、なんとかなるんじゃないか。
8枠で完全な追い込み馬。アンカツ得意の条件で大外一気が炸裂するか。
期待している。

10R レオニダス △
小島良助手
「以前よりはマシになりましたが、左回りはもたれるのでそのあたりがカギ。
ただ、ハンデは軽いし通用するだけの能力は秘めています」
左回りはもたれる、という話だけど、
前走を見て、左回りは良いんじゃないかなあと期待してたんだけどw
前走はコーナーリングがボロボロだったわけだが、
前々走で勝ち上がったときは、絶妙のコーナーリングで抜けてきた。
今回は3枠からスタートなので、中団のインでこっそり競馬を進めることだろう。
極力ロスをなくしていけば、OPを酷い競馬で0.5差に留まった能力でなんとか。

11R ダイワメジャー ◎
上原師
「追い切りの動きも絶好で、大一番に向けて順調。
前走同様、出来れば外目の枠が欲しかったので、14番枠は良かった。
安藤勝騎手も癖を掴んでいるし、
この馬の力を出せば結果はついてくると思う」
インティライミはやはり逃げてくれそうな感じ。
行くと決めたらハイペースにしてしまうのが佐藤哲なので、
安心してレースを見ることが出来そうだ。
後は、前走同様に早めに出て行って、最後まで頑張り通すだけの話。
「本気で走らせることが出来れば」
これにかかっている。
出来れば、バルクが直線半ばで並びかけてきてくれると嬉しい。
一瞬でビュンと来る馬じゃないので、叩き合いで互いに伸びれそうだから。
ダンスインザムードも歓迎。
この馬とメジャーがいつも競り合ってるのは偶然でもなんでもない。
メジャーがやられるとしたら、一瞬で決着をつけに来る馬だろう。
そしてこのメンバーで最も強いのはスイープトウショウだろうが、
この馬の瞬発力を削ぐような重馬場になるのなら、それも歓迎。

土曜日の結果

2006-10-28 22:02:25 | 競馬
3勝ですか。計画通り、ってことだろうかね。
相手もある事だし、まあこんなもんでしょう。
美味しいと思っていたカタマチボタンは本当に美味しかったし、
(まあ、印からはもっとつきそうだったんだけどなあ・・・)
サヨウナラは勝てて良かったな。
サカラートは残念だった。こんな馬じゃないと思うんだけどね。
まあ次走での巻き返しに期待だ。

これで98勝。超ハイペースで進行中。
天皇賞で100勝くらいにならんか?
楽しみだな。


1R カタマチボタン 1着
ボチボチのスタートから出たなりに後方。
10番手のインくらいをちょっとかかり気味なくらいで追走、
うちにいたので身動きが取れない形で、
競馬を覚えさせる上で絶好の展開となった。
ずっと平均やや速めのペースで流れたレースで、馬群も一かたまり。
4角を回りながら一気に外目へ持ち出して行って直線に入ると、
前があくまでじっと我慢、なかなか開かなかったが、
外のリサイトアチャームが失速するとすぐに外へ進路を向けて追撃開始。
追い出して一気に伸びる感じで先頭を行く2頭に迫り、
最後まで力強く伸びて余裕十分に差しきった。
完勝、力が一枚上。さらに良い勉強になったと思う。良いレースだった。

アンカツコメント
「スタートについてはカッカしていたので、
それほど出して行かなかっただけで、決して下手ではないですよ。
道中も余裕がありましたし、追ってからしっかりしている馬ですね。
乗りやすい馬ですし、距離は伸びても大丈夫です」
うん、余裕を感じたね。力が違った。
距離は確かに伸びても良いんじゃないかと思う。
時計もなかなかのものだし、これは前途有望じゃないかな。

6R トーセンブレイク 2着
ロケットスタート。
あまりに良すぎてハナに立ってしまいそうだったが、
メジロパーシバルなどが行ってくれて4番手でばっちり折り合った。
序盤は速かったが4ハロン目から一気にペースが落ちるレースで、
圧倒的な手応えで4角を外に出て回ってくると、
直線に入って少し気合いを入れただけで一気に先頭。
そのまま独走態勢・・・に入ったのもつかの間、
ユノナゲットが大外から並ぶ間もなく突き抜けていった。
最後はちょっと苦しくなったが、なんとか2着は死守。
なんとまあ順当すぎる結果。あれには勝てません。
次は普通の500万のメンバーと戦って勝てるだろう。

8R コスモプロデュース 1着
まあまあのスタートから、すぐに下げて後方待機。
前に行った2頭が引くに引けない形になって暴走。
3番手集団が平均遅めのペースで推移する変則的なレース。
後方集団のペースが遅いことはなんとなく感じていただろうし、
手応えも良かったんだろう、1000m通過したあたりからジリジリ動き出す。
1300m過ぎたところで、はっきり意思表明するように一気に馬群から飛び出した。
失速気味の前2頭を一気に飲み込んでいくと4角先頭、
コスモの仕掛けに便乗してきた全馬を引き連れて最後の直線に入るが、
ついてきた馬たちは急速な流れの変化についていけなかったかバテバテ。
唯一ついてこれたブラックアルタイルもラスト200で力尽きた。
まさに圧勝。力が違ったし、力の違いがモロに出るレースだった。
スタートで致命傷を負った岩田のメジロスカイレイ(3着)を助けることにもなったな。

9R サヨウナラ 1着
スタートはそこそこ、この馬としては上々。
本当にまともなスタートを切れるようになったねえ。
ちょっと気合いを入れて先団に接近していって6番手の馬群の中から。
ちょっと行きたがったがすぐ落ち着いて、いつでも外に出れる万全のポジション。
4角前にいきなりスペースウーマンがまくっていく変な競馬をしたが、
こちらとしてはそれには反応せず、
4角を回りきってからそれを目標に仕掛ける形を作り出した。
抜群の手応えで先頭を行く2頭の2馬身差に迫ると、
ラスト300あたりで鞭を入れて追い込み開始。
一気に捕まえるかと思ったら、前もしぶとくかなりの抵抗を受ける。
ラスト100あたりまで前が粘りそうな感じがあったが、
最後にモリトヴィーナスが失速したところをぐいっと出てなんとか捕まえた。
ちょっと使ってきた疲労が溜まる頃かもしれないね。

10R ジャッキーテースト 6着
まずまずのスタート、馬に任せて自然と下がっていく。
前と離した位置でじっくりと脚を溜めていく形。
この形は凄く良かったと思うんだけど、
差を詰めていくタイミングがちょっとずれちゃったね。
12.0-12.2で流れた6ハロン目、7ハロン目で動いてるんだけど、
その一つ前の12.5のところで差を詰めていれば、かなり楽だったと思う。
序盤は間違いなく速めのラップで進んでいたので、離れていても問題なし、
5ハロン目のところで差を詰められなかったのが敗因だと思う。
直線、大外に出てきて手応えは一番良いくらいだったが、
道中少し脚を使ったのが最後に響いてしまったんだろう、ラスト1ハロンで伸びきれず。
最後の1ハロンは全馬がばてて12.1になっているので、
タイミングさえあってれば全馬なで切ってたと思う。残念。

11R サカラート 12着
半馬身ちょっと立ち遅れ、前走芝の部分で遅れたという話があるからか、
慌てて追っつけて行き脚をつけようとする。
行き脚がついたらこれがかなり速くて、一気に3番手まで浮上しそうな勢い、
ここで斜め前にフサイチリシャールがいたからか、
ちょっと窮屈そうになって7番手のインのところで待機することになった。
速めのペースでレースが推移していたので位置はばっちりだったが、
直線に向いて、もう脚が残っていなかった。
伸びるスペースは十分にあったんだけど、まったく反応せず。
ダラダラとゴールまで走って雪崩れ込んだだけ。
レースは前崩れとなったので、あそこからなら伸びても良さそうだったが、
序盤に急かしたのがいけなかったんじゃないかなあ。
完全に前崩れで後方集団は全部上位に来ているので、
のんびり後ろで待ってたら頭まであったんじゃないかと思うと残念。

12R シンボリプレオ 3着
まずまずのスタートを決めて、馬なりで位置を決めに行く。
中団後ろ、先団を離れた位置で見る後方集団の先頭に。
かなりハイペースで進んでいたので、最高の位置取り、
きっちりと脚を溜めて、直線で堂々と大外へ。
追い出してすぐには反応しなかったが、
徐々にエンジンがかかってくると内の各馬を一気に交わして先頭に迫るが、
最後の1ハロンで失速して前と脚色が一緒になってしまった。
うーん、途中までは捕まえる勢いにあったんだけどなあ。
レースは万全だったと思う。欲を言えばもっと仕掛けを待っても良かったか。
まあ、ちょっと相手が強かったかもしれない。

土曜日の騎乗馬と予想

2006-10-27 20:50:49 | 競馬
あー、明日は全鞍勝てそうだなあw
という時は大体3勝くらいだろうか。
どうしても頑張って欲しいレース、
それから勝ってくれると美味しいレースがある。
明日も良いレースが沢山ありますように。
ちょっと野暮用で出かけますが、気持ちよく回顧が出来ることを祈る。


1R カタマチボタン ◎
加藤征師
「初戦は挟まれて後方からだったが、それでも際どかった。
グンと良化して好勝負に」
14頭中8頭が前走で2,3着という実に珍しい未勝利戦。
そのおかげか、妙味を求めて奇を衒った印を打つ記者が沢山いるようなので、
オッズ的にはかなり割れそうな雰囲気がある。
1番人気か2番人気ではあるだろうが、
かなり割れて少なくとも5倍くらいつくかな?
ありがたく単勝で儲けさせてもらいたい。普通に回ってこれば圧勝まで。
ゲートだけスッと出れば何もないでしょ。前走の内容が違うよ。

6R トーセンブレイク ○
萩原師
「力で何とかなると思った前走だが、久々で息切れしてしまった。
今回は大丈夫だろう。脚をタメるレースで改めて」
うわー、ユノナゲットがいるよ・・・。
なんか芝で遊んだりしてるけど、ダートだと1000万上位クラスの実力馬。
ただ脚質が追い込み一手なのが救いかな。
好位から、かなり長くいい脚を使えば凌げるかも。
メジロパーシバルがそこそこ速いペースを作りそうなので、
ちょっと離れた位置、2~5番手辺りでじっくりと脚を溜めて、
スムーズに直線に向いて、持てる力を全て発揮出来れば行けるんじゃないか。
それで差されたら仕方ない。相手にはそれだけの力がある。
逆にこちらはキャリアの浅い馬なので、
相当の力を秘めている可能性もあるんだけどね、そっちにも期待している。

8R コスモプロデュース ◎
栗田師
「前走はスタートが悪くて後手後手に。
血統的な背景からスタミナは十分。距離延長は歓迎だと思うよ」
10頭立てではあるが、トピアリー以外は勝ち負けできそうなメンバー。
はっきりとした逃げ馬は不在だが、
サインオブゴッドとランナーズハイはそこそこ出て行きそう。
後はほぼ追い込み馬みたいな感じなので、
どの馬がどこになるかというのは想像しづらい。
コスモとしては、出遅れさえしなければ前目に出て行くのもありなのかな。
ま、こういう馬はアンカツがいつものように出てから考えるだろうから、
それをここで考えても仕方ないか。
大事なのは、直線までじっくりと脚を溜めていくこと。
追い比べになれば、最も優れた末脚を持っているはずのコスモの勝機。

9R サヨウナラ ◎
濱田助手
「攻めが強過ぎると走らない傾向にあるので、
オーバーワークにならないように上がり重点で。
元気がいいし、1600mの方がレースはしやすいと思う。
限定戦もプラス」
フロムアップランドがちょこっとだけ人気を吸ってくれる。
春に同条件でまったく相手にしなかった馬だ。
再度粉砕するのみ。丁度良い目標になってくれそうだ。

10R ジャッキーテースト ◎
堀師
「軽いスクミで取り消したが、翌日から普通に乗っているので大丈夫。
前走はハンデがきつく、定量戦の今回はなんとかしたい」
状態についてはまったく心配はいるまい。
前々走時よりもむしろ良い動きをしている。
スローペースになるだろうが、まったく関係ない。
道中は団子だろうから、後方に待機して末脚爆発させるだけ。
定量戦になるのは先生の仰るとおりに物凄い有利な条件。
先に動くであろうピサノパテックを目標に、追い比べを制すれば勝利だ。
3歳のマイネルキッツ・・・はまだ敵じゃないだろう。
これが人気するならありがたいんだが、そんなことはあるのか?

11R サカラート ◎
杉山助手
「前走時と同様、攻め気配は良好。
中1週ですが、体調面は心配ありません。
当日に落ち着きさえあれば、力は出せるでしょう」
レースはサンライズキングの逃げでかなりのペースになるだろう。
シーキングザベスト、トーセンブライトに、人気のフサイチリシャール。
このあたりが早めの競馬をすることが間違いないので、
展開的にはかなり前傾的なものになるように思われる。
アンカツは「前に行こうと思えば行けそうだし乗りやすそう」
云々ということを言っていたようだが、
わざわざハイラップに飛び込んでいく必要はあるまい。
前走同様、後ろからで良いんじゃないかなあと思う。
まあどんな競馬も出来るから、ゲートを出てから決めればいいと思うけど。
どんな作戦を取ろうとも、実力上位なのは明らか。
フェブラリーS出走組として、この相手に負けて欲しくはないねえ。

12R シンボリプレオ ◎
池上助手
「久々で一息だった前走でも頑張っていた。
叩いて型通りに良くなったし、今回は期待できるだろう」
池上師
「前走は久々のうえ、強引な競馬。それを考えれば頑張っている。
叩いてよくなった今回は期待しているが、左回りに実績がない点がどうなのか。
クリアできれば」
忘れていたw これも勝てそうなレースなのに申し訳なし。
調教の状態はとても良さそうで、良化は確実。
いわゆるポカがない限りは、能力通りに走ってくるだろう。
前に行く脚はあるけど、今度は少しゆっくり行かせるだろうね。
東京のマイル、直線半ばまで待っても良いくらいだ。
左回りに良積が無いのは確かなんだが、何度か4着には来ているわけだし、
なんとかなるんじゃないかと希望的観測。
別に手前を替えられないとか、もたれ癖があるとか、そんな話じゃないよな?

今週の騎乗馬

2006-10-26 21:43:52 | 競馬
土曜 東京
1R 2歳未勝利 カタマチボタン
加藤征厩舎、ダンスインザダーク産駒の2歳牝馬。
前走2、3着馬が山ほど揃った一戦。
一見するとびっくりするけれども、
よくよく見るとほとんどが牝馬限定からの参戦。
一通りレースを見直してみたが、ボタンほどのレースをしている馬はいない。
牡馬相手に見せ場を作ってみせたボタンの1番人気は間違い無いだろう。
状態も良さそうだし、普通に出ればすんなり勝てるんじゃないかな。

6R 3歳以上500万 トーセンブレイク
萩原厩舎、フレンチデピュティ産駒の3歳牡馬。
デビューから5戦連続で1番人気を背負っている超人気馬。
勝ててはいないが、人気を背負うだけのレースはしている。
前走は2番手追走も失速して惨敗したが、休み明けということだろう。
調教の動きは素晴らしいの一言で、一変を期待したい。
・・・これは書いておいたほうがいいのだろうか、
アンカツが今年相性最悪な調教師は萩原師。10戦して全着外。
逆に言うと、そろそろ来るだろ。

8R 3歳以上500万 芝2300m コスモプロデュース
栗田厩舎、ペンタイア産駒の4歳牡馬。
2戦連続で出遅れて最後方から、物凄い脚で追い込むも届かずのレース。
今回のもっとゆっくり行けそうな距離延長は歓迎だろう。
10頭立てでもあり、かなりスローになると思うが、
とりあえず馬群のちょっと後ろくらいを、無理せずのんびりとついて行ければ。
勝春、北村であれだけの脚を繰り出すんだから、
アンカツならもっと凄い勢いで追い込んでくるだろ。
メンバーのレベルはかなり拮抗していると思う。面白そう。

9R 河口湖特別 ダート1600m サヨウナラ
谷厩舎、ブライアンズタイム産駒の5歳牝馬。
予定通り牝馬限定戦へ。確勝。

10R 精進湖特別 芝2000m ジャッキーテースト
堀厩舎、カーネギー産駒の5歳牝馬。
11頭立て、完全に一騎打ちのレース。標的はピサノパテックただ1頭。
溜めに溜めて、一気に交わしさってくれ。
定量になって斤量はこちらが有利。
不利を受ける心配も非常に少なく、期待大の一戦。

11R 武蔵野S ダート1600m サカラート
石坂厩舎、アフリート産駒の6歳牡馬。
実績断然でドンクールと並んで58キロを背負うが、
それだけのもの積み上げてきた馬だ。
近走の走りも決して悪いものではない。
いつもくらい走れば結果はついてくるはず。
陣営のコメントからすると、前走同様追い込む競馬になりそうな感じ。

12R 3歳以上500万 芝1600m シンボリプレオ
池上厩舎、サクラチトセオー産駒の5歳牡馬。
素晴らしい500万実績を持っている馬。人気するのは確実。
アンカツが乗った休養前の前々走では、
早めの競馬も先行勢に展開がきつく、追い込み勢にわずかに及ばない4着。
休養明けの前走は・・・後藤らしいというかなんと言うかw
後方にいたのに凄い勢いでまくっていって4角先頭の勢いから、
最後は当然のように失速して4着まで後退というレース。
叩き2戦目、アンカツに戻って前進必至だが、
中団あたりで落ち着いた競馬をしたいところだろうね。


日曜 東京
2R 2歳未勝利 芝1400m キングオブロマネ
本郷厩舎、ダンスインザダーク産駒の2歳牡馬。
ここは・・・18頭立てではあるが、強敵はいないように見えるが。
相手は、スプリント戦から転戦してくるアルコセニョーラだろうか?
10倍弱くらいを見込んでいたんだけど、なんか人気しそうだな。
まあ人気は関係ないんだが。関係あるのは展開、
そこそこ行く馬はいそうなので、スローって事はないだろう。
じっくり行って末脚爆発、期待大。

4R 2歳新馬 芝1600m ヒシブレーブ
国枝厩舎、アドマイヤベガ産駒の2歳牡馬。
評判馬数頭を含めて9頭立ての一戦。
人気しそうもないので、気楽な一戦だろう。
どんな馬なのか、今後を見定める一戦だろうか。
陣営のコメントを見てから考えたい。

5R 3歳以上500万(牝) ダート1400m イットーフレンチ
清水美厩舎、フレンチデピュティ産駒の4歳牝馬。
2走ぶりにコンビ結成。
芝でも走る馬だが、やはり未勝利脱出時のダートでの圧勝が忘れられない。
印象も時計的にも、500万で止まる馬には思えなかったんだが。
休養明けの前走では、道中に不利を受けてレースにならず。
叩いて2戦目、調教は素晴らしい。激変が期待される。

7R 3歳以上500万 芝1800m ナスノハツカゼ
平井厩舎、ダンスインザダーク産駒の3歳牡馬。
平井厩舎・・・初めての依頼になるな。ほとんど印象にないんだけど、
サクラスターオーを管理されていた方か・・・競馬始める寸前の話だなあ。
前走で未勝利を脱出。その後骨折し、ここが休養明けになる。
デビューから3戦、全てを後方から競馬し、最速の脚を披露。
勝ち上がった前走は、早めに外を動いていきながら最後まで止まらなかった。
休養明けなので大きな期待は出来ないだろうけども、
勝ち上がったレースの内容からすると、500万ならあっさりがあっても。

10R 白秋S 芝1400m レオニダス
小島太厩舎、サンデーサイレンス産駒の6歳牡馬。
2走前に2度目の1000万勝利を果たし、前走はOPに挑戦。
後方から外々を結構な勢いで浮上していったが、
その勢いが凄くて無駄に外まで吹っ飛んでいってしまったw
その後も諦めずに先団に食らいついていたのは好感が持てるね。
自分の条件に戻って巻き返しの一戦。結構やれそうだ。

コスモシンドラーはアンカツが乗った調教で動きがバタバタ、
1週前で全然に見えたが、やはり状態が戻りきっていないようで回避。

11R 天皇賞・秋 芝2000m ダイワメジャー
上原厩舎、サンデーサイレンス産駒の5歳牡馬。
アンカツ手記・木曜日より抜粋
ダイワメジャーの追い切りはいつもの美浦南Wコース。
準OPのフェリシアを大きく先行させて、直線で追いつき追い越したとのこと。
 63.7-48.7-36.0-12.6
3ヵ月半ぶりの毎日王冠では、いくらかブランクを感じさせた(調教)。
一叩きされての進境を期待していたが、
順当に上向いてきたことが、調教時計や内容から感じられる。
少なくとも前走から落ちているということはないだろう。

状態が整ったとあらば、後はレースで結果を出すのが自分の仕事。
何とか前哨戦の毎日王冠のように決めたい。
できれば前走と同じように外枠を願っている。
その方が、包まれることなくスムーズに先行できるから。
後は、極端に速くなく、かといって落ち着きすぎない平均ペースで流れて欲しい。
出来るだけ馬群の前々でレースを進め、後は仕掛けのタイミング。
後続が来るのを待って追うのではなく、
先手を取る形で抜け出すのが勝ちパターンだと考えている。
ただ、天皇賞ともなれば追撃してくるライバルも楽ではない。
毎日王冠に出走していないメンバーにも、鋭い決め手を持った馬が何頭かいて、
そんなに楽な戦いは望めないと思っている。

メジャーは520キロを越す立派な馬格で、
ストライドの大きさが最大の武器。
皐月賞馬のタイトルに恥じないレースを約束する。


というわけで、希望を二つ書いている。
一つは外枠。
来ましたよ外枠が。絶好の14番。
ちょうど一昨日に、7枠は不利だよなんて書いたばっかりであれだけどw
府中の2000m限定で言うならば、明らかに大外が不利なコース。
多少でも内の方が絶対に良いだろう。
というか、ダイワメジャーにとって本当に大事なことは外枠ではなく、
「自分より前に行く馬が外枠にいないこと」
であると断言できる。
自由に身動き取れない状態になることが問題なわけで、
極端な話、3番か4番くらいでも、逃げ馬が全部内に入れば問題はない。
それはさておき、
メジャーの周りには全て差し馬というこの14番。
気持ちよく、とても気持ちよく先行できることが確定した。

後は平均ペースになってくれるかどうかであるが。
こちらは大問題が発生。バランスオブゲームが引退してしまった・・・マジかよ。
バランスが平均ペースを作ってくれると信じてたのに。
さて、逃げる可能性がある馬は・・・。
・ローエングリンは完全に差し馬に転向、
さらに鞍上が善臣では暴走の可能性はほぼ皆無だろう。
・コスモバルクは・・・信頼はおけないだろうけど、
いろいろ苦労してなんとか抑えが効くようになった感じだが。
こいつが行ってくれるならこんな有り難い話はないが、
希望的観測は持たないほうが良いだろう。
・一番可能性が高いのはインティライミ。
佐藤哲がタップダンスシチーのレースの印象で挑むというようなことを言っている。
性格的にも、行くと決めたらかなり無茶なレースをしてくる人、
純粋な逃げ馬がまったく不在のこのメンバーを見て、
逃げることを決断しているのではないかと思う。
こちらは十分に根拠のある推測なので、期待が持てる。

後は・・・うは、先行馬すらいねえよw
なんなんだろうな、このメンバーは。
もし誰も行かないとしたら、メジャーが自ら行くことになるんだが、
それはもう非常事態というか、おそらく負けるだろう。
そんなことになった日には、バランスを恨むしかないw



来週はファンタジーSでローブデコルテに騎乗予定だが、
同日の芝2000mの新馬は同厩舎のシャトヤンシーに騎乗する予定。
日本にも遠征しにきたシャンクシーの子供で、
最近乗っているピクシーダストの妹になる。
マンハッタンカフェの子供で、こちらは長い距離で走ってきそうな馬。
クラシックへ向けてかなりの好条件なので、
他にも素質馬が集まってきそうだが、どれだけ走るか楽しみだ。

今週の2歳馬の予定 と いろいろ

2006-10-25 23:12:02 | 競馬
今日は疲労困憊ですので、2歳馬の予定と、注目すべき話だけを軽く。
なんか面白そうな話が一杯あるようだが・・・軽く。
POG PRESIDENT様のサイトより2歳馬の予定。

土曜 東京
未勝利(牝) 芝1600m カタマチボタン
加藤征厩舎、ダンスインザダーク産駒の牝馬。
デビュー戦は出遅れてしまったが、
外目をスルスルと浮上していって、
4角持ったままで先頭に並びかけるまで、凄い勢いだった。
そのままぶっちぎりそうな感じまであったんだが、
最後は脚色が一緒になってしまって3着に敗れたが、
まともなら次は楽勝だろうと思ったものだ。
牝馬限定戦ということで、よほどの相手にあたらない限りは楽勝じゃないかな。

日曜 東京
新馬 ダート1600m マイネルガンツ
中村厩舎、ブライアンズタイム産駒の牡馬。
厩舎所属の長谷川が付きっ切りで調教をつけているようだ。
今週の調教はそこそこ程度の動きなようだが、
その前の馬なりで出している坂路の時計からすると、
かなり走りそうな印象を受ける。坂路で良けりゃダートは良いだろう。
相手は良く分からないが、調教からすると好勝負になるんじゃないか?

新馬 芝1600m ヒシブレーブ
国枝厩舎、アドマイヤベガ産駒の牡馬。
ザサンデーフサイチがデビューするので注目の一戦。
相手の話であれだが、この馬は走りそうな印象を受けるねえ。
それはさておきこちらだけど、調教の動きは水準程度かなあ。
どの程度の期待を受けているのかが良く分からないので、なんとも。
早くコメントを見てみたい。とりあえず好勝負を期待している。

未勝利 芝1400m キングオブロマネ
本郷厩舎、ダンスインザダーク産駒の牡馬。
前走を見たが、この馬は良いねえ。
スタートで立ち上がるようなフォームで出てさらにダッシュつかず。
中舘であれでは、現状は前に行くのは不可能な感じかw
序盤は追っつけているが、首を上げて嫌がってる感じ。
鞍上が諦めたか、後方2番手で折り合って走り出し、直線で大外へ。
追い出しても頭が高いんだが、ちょっと際立つ勢いで大外から猛追。
かなりふらつきながらの追い込みなので届くことは無かったが、
ちょっとした末脚を持っていることは明らかだった。
中舘には申し訳ないが、彼はどう考えても追って良い騎手ではないので、
アンカツに手替わりして激変必至だと思う。
フォームはホッコーソレソレーに近い感じを受けた。アンカツなら走らせる。
多少は美味しいオッズにならないだろうか?期待大。

未勝利 ダート1600m キングタキオン
本郷厩舎、アグネスタキオン産駒の牡馬。
過去4走はあまり見所がないが、前走は一応良くなっている。
出遅れた後、早めに動く集団と一緒に動いていって、
乱ペースに巻き込まれたように失速した。
じっと後ろで待っていれば、勝ち負けまで持ち込めたかもしれないね。
まあ、あんまり強気になれる成績を残していないことは確か。
新味を出すことが仕事になるだろう。最後方一気が良いかな。


その他、関わりのある馬などの動向。
エアサバスはJCダート当日のウェルカムSへ
是非とも乗りに行きたい。
サカラートさんお願いします。

エアシェイディはジャパンカップ当日のキャピタルSへ
是非とも乗りに行きたい。
どの馬かなんでも良いのでお願いしますw

ホッコーソレソレーは11月4日のカシオペアSへ
京都競馬場、OPの芝1800m。
この条件だとなんか他に乗る馬がいるような気がしないでもないが、
あれだけの勢いを見せられたらこの馬を選びたいよな。

JBCクラシックはレマーズガールの模様
すっかり立ち直った、我らが宿敵レマーズガール。
なんとこれに乗ることになったようだ。
いやあ・・・びっくり。
立ち直ってからは、牡馬に歯が立たなかった過去を乗り越えたようで、
普通に牡馬と対等以上に戦えるようになっている。
今年のメンツはかなり大したことがないので、一発あるかもしれんねえ。
かなり楽しみかもしんない。